増村岳史のレビュー一覧
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日本の美術の授業では、とにかくまずエモーショナルに描くという行為から始まるが、海外ではそうではなく、まず美術を鑑賞してから始めて実践に入る。そして、また実践後は鑑賞と同じサイクルを回しながら教育する。感性や感覚を一切除外し、モチーフを模写するスキルから教えることもある。
東京芸大では数学が得意な人...続きを読むPosted by ブクログ -
紹介される事例が面白い。<ハイパフォーマー 7つの思考・行動様式>①「なんとかなる」と思ってやってみる②柔軟に方向転換する③自分とは異なる価値観や文化を認め、受けいれる④仕事を「プレイ」する⑤「新たに学ぶこと」から逃げない⑥人との縁を大切にする⑦物事を斜めから見るPosted by ブクログ
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企業や業界ごとに異なるハイパフォーマーのエッセンスを抽出する、ハイパフォーマー分析がこの本のキモだけど、でもそれって個人でやるにはなかなか大変だよねという感想Posted by ブクログ
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ハイパフォーマーを調査し、そこに通ずるbehaviorを言語化した点は有用だが、まあそうだよね、という感もある。Posted by ブクログ
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自分がいかに自分の人生を選び、掴み取っていくのか、
誰かに与えられたもので毎日を生きるのではない。
毎日を自分らしく、もっともっと豊かに出来るはずと、考え直すきっかけになりました。
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さまざまな本のエッセンスを抽出したような内容。参照が多く、どこかで読んだことあるようなポイントが列挙されてるが、サクッと読むには良くまとまっていて良い。Posted by ブクログ
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著者はビジネスパーソン向けに、デッサンを通して創造性を刺激するプログラムを提供する会社の社長。
アメリカでは最近、MBAよりもMFA(美術学修士)を持っている人材のほうが重宝されるという潮流がある。MFAホルダーは、右脳と左脳を統合してバランスよくものごとを考えることができ、魅力的な商品やサービスを...続きを読むPosted by ブクログ -
あんまりかな…という感覚で読み進めると、急にハッとしたことが書かれていて勉強になった。
・スキルや知識よりも、思考様式と行動様式が重要。どう考えてどう行動するか。
・時代によって価値観が変わるので、スキルは陳腐化する。思考行動様式は陳腐化しない。
・プロジェクトOxygenの「最高のマネジャーが持...続きを読むPosted by ブクログ -
「天下の電通」を強調し過ぎて、胡散臭さすら感じたが内容としては参考にしたいと思う部分が多かった。
とりあえずやさやってみる、ということの大切さは痛感している。Posted by ブクログ -
思考をOSと捉えて、知識スキルよりもこの思考が大事であることが分かった。
何とかやり、その都度方向転換して、異なる価値観を認める。
仕事をプレイするように楽しむ。常に学び続ける。縁を大事にする。物事を斜めから見る。
色んな本を見ても、とにかく動けということが書いている。慎重に考えてしまうが、未来の自...続きを読むPosted by ブクログ -
「知的体力」という概念を認識できたことが収穫だった。この手の本にありがちな、ハイパフォーマーインタビューに終始する事も無かった。
解説部分において、インタビューの事象を抽象化しつつも、コアになる部分はきちんと残されていて、ハイパフォーマーに特徴的な行動様式が理解しやすかった。Posted by ブクログ -
2023.03.13 1日で読み終えてしまった。手軽にアート思考がわかる。著者の別の本で読んだ内容とも重なる部分があったので早く読めたのだとも思う。Posted by ブクログ
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ハイパフォーマーの特性の抽出し適切な言語化をした本
冒頭にあるように優秀な定義は変わる。時代によって価値観が変わりスキルが陳腐化するため。時代によって数字を上げれる分野、そのために必要なものが変わる。
そうだとすすると抽出された7つも変わる前提かな。
1 何とかなると思ってやってみる
2柔軟に方向転...続きを読むPosted by ブクログ -
ダメだな、最後まで読んでも、思考の重層化という言葉の具体的なイメージが湧かなかった。
読み物としては面白いし、藝大生やそのOBの人たちの実話も面白いのだが、じゃあどうしてその人たちが、どういう思考をどのような場面でどうやって行なっているのか、表象はわかっても深部がわからないというか、「感じて、みよう...続きを読むPosted by ブクログ -
いわゆる美大といえば、美術系に特化した職しかなく、狭き門な故、苦労されている方が多いイメージでしたが、そんな時代ではないようです。
今では観察力に優れ、解のない問題に対してどう取り組み、自分なりの回答を導くのか、非認知能力の高さなどなどあらゆる業界で重宝される人材のようです。
昨今、縦割りだった学問...続きを読むPosted by ブクログ -
日本における芸術系の最高学府、東京藝大出身者の思考について、入試から大学での学び、卒業生のインタビューを通して解説&解明した本。
進学校にいながら勉強が得意ではなかった私が選んだ進路は美大だった。
当時は共通一次を全科目受験しなきゃいけなかったのも苦痛だったし、デッサンが苦手だったので受かるわけが...続きを読むPosted by ブクログ -
私が美大で学んだことを客観的に再認識できたらいいな、それから他の美大にはない芸大生ならではの思考についても知れたらいいなと思って読んだけど、美大や芸大のことをよく知らない人向けの本だったので期待したほどの発見は得られなかった。活躍している在校生や卒業生へのインタビューが中心で具体例ばかりだったから、...続きを読むPosted by ブクログ
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アート思考
ゼロからイチを創るアーティストの考え方や方法を実践する思考法
アートとデザインの違い
・アート :問題提起(自分の内側から表現したいと思うことを表現する)
・デザイン:問題解決(クライアントの問題を解決する)
アート思考を身につける方法
・見るのではなく 「観る」 。「観る」は、対象...続きを読むPosted by ブクログ -
ビジネスへのアプローチをロジックやサイエンスからではなく、アートから発想する大事さを説く。その一方で、藝大生に数学が得意な学生が多いことや、デッサンはロジックであるとの記述もあり、両者は対極にあるのではなく、実は根っこで通じているものだとも感じた。アートに対して、取っ付きにくさを感じていたが、やや近...続きを読むPosted by ブクログ