川澄浩平のレビュー一覧

  • 探偵は教室にいない

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    ミステリーは定番としては探偵が関係者を集めて謎解きしてビシッと犯人をあげるパターンだと思うけれど、このお話は少し違います。
    この独特の余韻に気がつくと病みつきになってると思います。探偵役の歩くんのキャラがいいです。変わり者だけど憎めないキャラ。

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    2021年10月26日
  • 探偵は教室にいない

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     文章が上手いな、と思った。中学生の瑞々しい心情をうまく掬いとっている。第一話が簡単なので、「推理部分は楽勝でした」と書けるかと思ったけど、二話以降侮れなかった。なかなかミステリー部分も悪くないです。

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    2021年10月25日
  • 探偵は教室にいない

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    主人公も探偵役も中学生なので、そう派手な事件が起こるべくもなく。主人公の周りで立ち上がる些細な違和感を、探偵役がイヤそうに解く。そんな連作短編集です。
    舞台は北海道ですが、最終4話目などは北海道ならではですね。

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    2021年09月29日
  • 探偵は教室にいない

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    日常のなんてことのない、でも本人にとっては需要な謎を解いてもらうちょっとしたミステリー。友情ものの青春が大好きなわたしはかなり好きだった。あと会話文がくすってきておもしろい。石のくだりは笑った。
    最初の話がすごい好き。わりとオチはすぐに読めるんだけど、煌めく眩しさと切なさにグッと来た。
    それからも普通に登場するからどうなったんだろうと思ったけど、そんな野暮なことは聞きません。

    爆発的には売れなさそうだけど(笑)わたしは買い続けるぜ。続編も楽しみ。

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    2021年09月29日
  • 探偵は教室にいない

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    学生生活での日常の謎ミステリー系

    甘味をインセンティブに、解決は安楽椅子探偵よろしくねの展開で、他の方のコメントにもあるように、アニメ資金をインセンティブとした裏染天馬みたいなクセ強めな性格、もちろんタイトルどおり不登校♫

    最後には探偵様が自ら動いた挙句に、2本分の缶コーヒーを買うシーンにはクスッと笑ってしまった

    複雑さはなく、さっくり読みすすめられた一方で、
    謎の内容に物足りない印象、、

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    2026年02月22日
  • 探偵は教室にいない

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    ネタバレ

     誰も死なない、中学が舞台のほのぼの系ミステリー。主人公の活発なバスケ女子“ウミ”と、変人だけど頭のキレる“歩”。性格が正反対の幼馴染コンビが、身の回りの事件を推理していく様が面白かった。

     全4話構成で、各話ごとに扱う事件が違う。
     1話はラブレターの差出人さがし。2話は合唱コン練習での指揮者と伴走者の衝突。3話はモテ男の浮気調査。4話は父と喧嘩し家出したウミの場所を、歩むたたちが突き止める。どの話もオチはホッコリできて後味がいい。
     とくに印象的だったのは下記3つの話だ。

    *第一話 Love letter from...
     ウミの机にだれがラブレターを入れたのか?
     先入観により男だと思ってたけど、ウナの親友で同じバスケ部の“エナ”が犯人だったのは驚く。ウミに好意を寄せる男子がいる、というミスリードにやられた。
     恋愛感情ではなく、同じ部員としての憧れが動悸。ウミの綺麗なシュートフォームに憧れてたのね。たしかに面と向かって言うのは照れそう。

    *第二話 ピアニストは蚊帳の外
     合唱コンクールでのいざこざ。入賞に向けて、練習に熱が入るクラスが舞台。
     1人の音痴生徒をキツく責めて追い出した指揮者と、それにブチ切れた伴走者が対立。声でかい音痴がうざいのは分かる。とはいえ、みんなの前で罵倒を浴びせるのはやり過ぎで不快で、伴走者が「降りる」というほどブチ切れるのも無理ない。
     入賞に関して“指揮や伴奏のうまさ”や“音痴具合”は、評価に関係ないというのは意外だった。合唱コンってあくまで、技術うんぬんじゃなくて、クラス全体の一体感みたいなのを評価してるのかな。

    *第四話 家出少女
     父と喧嘩して家出したウミ。彼女の居場所を突き止めるべく、歩と友人たちが奮闘する。
     夜のパーキングエリアで1人でいるウミからは、冬の冷たさと孤独さが伝わってきた。そんな中、彼女を見つけてくれた歩たちと再会するシーンは暖かい。
     「歩を侮辱したから」ウミが激昂し父を許せなかった理由がやさしい。この一言から歩への深い友情を感じれる。

    総評
     いつも人が死ぬミステリーばかり読んでるから、死人が出ない推理小説は新鮮だった。たまにはこのような日常系ミステリーもいいかもしれない。

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    2025年10月28日
  • 探偵は友人ではない

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    ロール・プレイ
    小学四年生の歩が先生と友人を一遍に失った訳とは

    正解にはほど遠い
    真史はクリスマス企画のクイズに答えてお菓子の家をゲットできるか?

    作者不詳
    美術の先生は何を隠していたのか

    for you
    歩の矛盾を真史が解く

    面白かったですが前作の方が好みだったなあ。
    二話から登場した彩香に裏がありそうで、信用ならないというかあまり好きになれなかったせいかもしれない。
    帯に第三弾の予告があったけどまだ出てないみたいです。どうしちゃったのかな。

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    2024年05月11日
  • 探偵は友人ではない

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    前作でも思ったが話し方や考えが皆大人びていて、時々高校生だっけ?と錯覚してしまう。
    彩香は純粋に真史のファンなのか、それとも歩に近づくために真史を攻略したいのかと疑問を抱いてしまうのは私が汚れた大人だから?
    Xは今後誰だかわかるのだろうか?

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    2023年11月30日
  • 探偵は友人ではない

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    シリーズ2作目
    今回は見取り図や写真の簡略図などもあって、謎に工夫が見られる
    でも、その辺は小手先でいじっているようであまり好みではない
    謎解きの説明も煩雑になりますしね

    あと、謎の真相というかは人の悪意を若干感じる

    今回も全4話だけど、前作と違って真史と歩の関係に重点が置かれている

    第一話 ロール・プレイ
    第二話 正解にはほど遠い
    第三話 作者不詳
    第四話 for you

    真史の学校の教師で、以前は塾の講師として歩に教えていた水野先生
    歩は小学生のとき、塾で一緒だった鹿取一樹と水野先生の一人芝居の演劇を見に行った
    しかし、水野先生がした舞台の失敗について二人の意見が割れた事で先生と友人を失う
    先生は何を意図していたのか?

    バスケ部の先輩の鹿取一樹の妹の彩花
    真史は人懐っこい彼女から、実家の洋菓子店のクリスマス企画のクイズを出題される
    答えを当てたらお菓子の家をくれるという
    その暗号の答え、そして歩への伝言の意味

    美術準備室に飾られた、真史の手に似たデッサン
    後日、美術室を訪れた際にはそのデッサンは無くなっていた
    美術の先生の隠し事とは?

    相談する謎がないのに歩に会いたいときはどうすればいいのか
    渡米していた鳥飼歩からのお土産
    そんな二人の関係性の変化


    歩の非凡さや恵まれた環境が前作にも増して描かれている
    冒頭の描写、囲碁をそれだけのために覚えて、尚且つ勝ったのか?

    まぁ、そんな事より二人の関係性についてかな
    彩花からの問いを a/0 と返したのは、受け手に判断を返すという理系らしい答えで好き
    答えはいくらでもあるのか、定義されていないか

    そして最終話で、真史の謎解き
    というか、二人とも似たような事を考えているあたりがなんとも微笑ましい

    是非とも続編を読みたいシリーズですね

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    2023年03月09日
  • 探偵は教室にいない

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    読みやすい文体なので小説が苦手な方にはオススメ。
    読書好きな方には、どこかで読んだようなキャラ設定で、ストーリー展開に多少無理やりな点があり、もの足りなさを感じると思います。
    ミステリーとしては、個人的には可もなく不可もなくといったところでしょうか。

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    2023年02月13日
  • 探偵は友人ではない

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    ネタバレ

    相変わらず絶妙な距離感の真央と歩。
    でも少しずつ二人の関係が変化していってる感じ。
    そもそも日常の謎なんてそんな滅多にあるものじゃないけど、お互いに会う口実を作るために自ら巻き込まれに行ってる感じ。八雲シリーズの幼い版みたいだなー

    あ、あとミステリー部分としては相変わらず、普段物騒な殺人事件の本ばっか読んでる私としてはほっこり可愛い謎満載
    歩が小学生のときに友人を失った理由。
    お菓子のお家をゲットするためのクイズ。
    美術教師の嘘。
    歩の旅行などなど。
    シリーズとして進んでほしいなー

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    2023年01月16日
  • 探偵は教室にいない

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    端から見れば些細な日常の謎。
    だけど中学生の真史達にとっては、ちょっとした事件のように思えてしまう。
    この10代ならではの感性と青臭さが微笑ましくも瑞々しい連作短編集。
    やはり気になるのは探偵役の鳥飼歩。
    頭は切れるが変人で甘いもの好きな少年。
    そんな彼にも何やら謎が隠されていそう。

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    2022年12月31日
  • 探偵は教室にいない

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    中学生の大人になりきれない発展途上の心情をうまく表現していて、大人だったら流してしまう日常を事件にすることが青春なんだよなって、思い出させてくれる物語。
    妙に大人びている鳥飼歩は、自分のことを1番よくわかっているし、まわりのことを冷静にみている。
    歩のように生きられたら、きっと生きやすいだろうなと思った。

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    2022年02月10日
  • 探偵は教室にいない

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    普段あまり推理小説は読まないのですが、タイトルに惹かれて読んでみました。

    この作品は一般的な推理小説にあるような、事件が起き、その犯人を突き止めるという内容ではなく、日常で起こった些細なことや、ちょっと不可思議な出来事を紐解いていくという内容でした。

    物語自体は、主な登場人物4人(5人?)にスポットが当てられており、それぞれの物語が1冊にまとまっているような感じだったので、非常に読みやすかったと思います。

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    2021年11月09日
  • 探偵は教室にいない

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    おじさんには眩しいくらいで。
    バスケ。告白。家出。
    こんな若葉の季節を過ごせていればもうちょいマシな大人になっていたかも。
    爽やかな読後感でしたー。

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    2021年10月11日
  • 探偵は教室にいない

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    日常の謎系ミステリー。そんなこと謎解きしてどうするんだ、本人に聞こうよ!って感じの謎とき依頼をしてくる真史とわずかな手がかりから憎たらしくもそれを解いてしまう鳥飼歩。若いときはこういうことで悩んだこともあったなーと、青春を感じた。

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    2021年09月13日