川澄浩平のレビュー一覧
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あまり本を読んでこなかった自分でもすごく読みやすい小説でした。情景や場面がスっと頭に入ってきて想像出来て、まるで自分の中学生時代に戻ったような感覚になりました。Posted by ブクログ
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一二話は謎が残る(読者が考察でだいたいの答えが導ける)終わり方をしていて、個人的にはよかったと思う。それ以降は良くも悪くも普通だと思いました。そんなに起伏もないので軽い気持ちで読めると思います。Posted by ブクログ
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学校に行かない幼なじみに、学校で起こる謎を相談し、解決する話。
米澤穂信さんの古典部シリーズに少し似た雰囲気。
4つの短編で、よみやすい。
続編も読みたい。Posted by ブクログ -
ミステリー+青春もの。
主役は中2のウミと幼馴染の歩、仲のいいクラスメイトたち。
高校生ほど大人びてはなく子どもっぽくもなく、中学生だからこその心の揺れ方。
爽やかでいいです。
探偵役の歩もウミもキャラが立っていて読みやすかったです。
それにしても歩は甘いものに目がなさすぎる。Posted by ブクログ -
ミステリーは定番としては探偵が関係者を集めて謎解きしてビシッと犯人をあげるパターンだと思うけれど、このお話は少し違います。
この独特の余韻に気がつくと病みつきになってると思います。探偵役の歩くんのキャラがいいです。変わり者だけど憎めないキャラ。Posted by ブクログ -
文章が上手いな、と思った。中学生の瑞々しい心情をうまく掬いとっている。第一話が簡単なので、「推理部分は楽勝でした」と書けるかと思ったけど、二話以降侮れなかった。なかなかミステリー部分も悪くないです。Posted by ブクログ
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主人公も探偵役も中学生なので、そう派手な事件が起こるべくもなく。主人公の周りで立ち上がる些細な違和感を、探偵役がイヤそうに解く。そんな連作短編集です。
舞台は北海道ですが、最終4話目などは北海道ならではですね。Posted by ブクログ -
前作でも思ったが話し方や考えが皆大人びていて、時々高校生だっけ?と錯覚してしまう。
彩香は純粋に真史のファンなのか、それとも歩に近づくために真史を攻略したいのかと疑問を抱いてしまうのは私が汚れた大人だから?
Xは今後誰だかわかるのだろうか?Posted by ブクログ -
読みやすい文体なので小説が苦手な方にはオススメ。
読書好きな方には、どこかで読んだようなキャラ設定で、ストーリー展開に多少無理やりな点があり、もの足りなさを感じると思います。
ミステリーとしては、個人的には可もなく不可もなくといったところでしょうか。Posted by ブクログ