秦新二のレビュー一覧

  • フェルメール最後の真実

    購入済み

    アート大好き

    フェルメールの隠された貴重な事実が知れて良かったです。何度も繰り返し読みたい本です。
    地方に住んでいるので、実物を見ることがなかなか出来ないのですが、写真を見るだけで嬉しいです😃

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    2018年10月18日
  • フェルメール最後の真実

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    世界中に37点しかないといわれるフェルメール作品を一度にある程度まとまった数、集めて展覧会を開催するシンジケートと呼ばれる人々の話。
    動かす人間がいなければフェルメールはやって来ない。財力も必要だろうが、それだけでは実現しない展覧会開催に向けた様々な駆け引き。金儲け目的だけでは理解できない情熱? フェルメールが並んだ壁を作りたいという思いが一展に数点のフェルメールを集めているのだろうか。
    編集者が悪いのか、雑誌の見出しの如き書名はいただけない。

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    2024年05月15日
  • フェルメール最後の真実

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    日本のフェルメールシンジケートなる人物、秦新ニ氏による、フェルメール解剖本。

    フェルメールは謎が多い。知られた作品は37作品ほどで、その人物像も多くは語られていない。そして、日本にもファンが多い。
    私もフェルメール、好きです。

    フェルメールの作品もカラーで大きく一枚ずつ紹介されており、ビジュアルも楽しめる。
    フェルメールの作品をめぐる歴史や、作者自身がどうやってフェルメールの世界に足を踏み入れたか、世界に散らばるフェルメール作品を、いかに交渉して借り、日本に運び展示することができたか、その過程も知ることができる。
    また、フェルメール研究の世界的権威の人物の話や、今現在、フェルメールの絵を旅

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    2022年06月05日
  • フェルメール最後の真実

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    フェルメールの作品が、
    画像と簡単な解説付きでたくさん紹介されているから、どうやって鑑賞したら良いのか、
    ちょーっとだけ分かった気がする。
    それも面白かったけど、なによりも、
    美術展開催の裏の人間ドラマが本当に面白かった!

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    2022年04月01日
  • フェルメール最後の真実

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    先日、東京都美術館で開催されている「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」に行った際にミュージアムショップに平積みされていたので、興味を持ち、読んでみた。タイトルからするとフェルメールの謎に包まれた生涯や贋作、盗難についての謎解きなのかと思ったが、少々違った。
    フェルメールがどのように注目される画家となっていったのか、フェルメールの絵画が国外にトラベリングすることがどれほど大変なことなのか、がキュレーターというものがいまいちまだよく分かっていない私のような者にでも分かりやすい筆致で書かれていた。
    フェルメールシンジケート、そんなものがあるんだ、と思ったが、確かに価値を分かってない人間に易々と貸

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    2022年02月22日
  • フェルメール最後の真実

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    作者がフェルメールシンジケートと呼んでいるフェルメール作品の所蔵館や権威ある研究者に種銭を渡し、仲良くなって多額の企画料をマスコミから得るというビジネスモデルを紹介した本です。ハイリスクハイリターンで数十年生き残ったしたたかさには脱帽です。
    この人、昔はハリウッドにも顔がきいており、バックトゥザフューチャーのデロリアンを持ってきたり、京都国立博物館でスター・ウォーズ展をかいさいするなど暴れまわっていたことも思い出します。

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    2021年10月19日
  • フェルメール最後の真実

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    面白い。

    学術書と言うより、ひとり(実際には二人だけど)のフェルメールマフィアの日本人の、フェルメールへの思いの丈を語ったと言う感じです。

    ですが、今のフェルメールブームに至るまでの背景などが丁寧に記されていて勉強になります。

    実は今日、国立西洋美術館で『聖女プラクセデス』を見てきたんですが、わたしにはやっぱりフェルメールには見えないんですよねぇ。他の作品と違いすぎる気がして・・・。でも、専門家が鑑定しているんで、そうなんですよね?

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    2019年06月14日
  • フェルメール最後の真実

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    フェルメール巡礼者としてははずせない1冊。初めて聞くフェルメール・シンジゲートは興味深く、今回は勿論、今まで訪れたフェルメール展の裏側が除けて面白かったです。

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    2019年02月02日
  • フェルメール最後の真実

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    筆者のフェルメール愛を熱く感じられる一冊でした。

    週末に見に行こうと思ってるフェルメール展の予習のために読み始めたのだけど、さらに楽しみになったな。読んでおいて良かった!

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    2019年01月25日
  • フェルメール最後の真実

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    美術展の裏側を垣間見る。
    躍動感がある。
    フェルメール・シンジケートの存在。
    信用価値と貨幣価値はどこにあっても同じだな。

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    2019年01月08日
  • フェルメール最後の真実

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    2018.10.23 上野の森美術館、フェルメール展で購入。
    取り持ち女は観られなかったけど、フェルメール作品9点と、17世紀オランダ絵画を一挙に見られて興奮冷めやらず。

    フェルメール全作品が載っていて、初めて知ったフェルメールシンジケートなる人々の情熱奮闘が興味深く良本だった。
    やはりフェルメールは奥が深い!

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    2018年12月04日
  • フェルメール最後の真実

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    2018年11月末時点で、フェルメールの作品だと認められているのは僅か37作しかない。そう考えると、現在、東京の上野の森美術館で開催されているフェルメール展では、そのうち8作品が展示されており、これがかなりの希少性を持つということは瞬時に理解できる。その大変さを、フェルミーメールの作品の貸し出しに多大なる影響力を持つ”フェルメール・シンジケート”たちとのやり取りをベースに描き出す本作は、我々がただ楽しむだけの美術展がいかにその背後で関係者の苦労によって成り立っているかを知れる点で極めて貴重。

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    2018年11月26日
  • フェルメール最後の真実

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    ネタバレ

    読書前は「俺たちゃフェルメールシンジケートの一員なんだぜへへへ」という自慢本かと思っていたのだが、読み進めるとそのステロタイプは(幸いなことに)裏切られた。
    各章はそれぞれ、フェルメールの人生、著者がフェルメールに携わるようになった経緯、シンジケートメンバーそしてその間の関係、そして日本での(担当した)フェルメール展におけるシンジケートの戦略とその結果などの裏話。これらが(著者の人生の物語が加わるため、筋が若干入り乱れながらも)意外にしっかりと著述されている。
    またフェルメール好きなら聞いたことがある研究者三人(ウィーロックJr.、リトケ、サットン)のこと(特に性格)について知ることが出来るの

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    2018年10月07日
  • フェルメール最後の真実

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    タイトルとは些か異なる内容か。
    2018年のフェルメール展を前にフェルメール・シンジゲートニコラス中で企画に奔走する著者がその内幕と作品の来歴などを記したもの。
    シンジゲートと呼ばれるメンバーの人柄や美術館それぞれの事情が伺える。
    全点踏破の旅への案内や来日歴も。

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    2022年01月08日
  • フェルメール最後の真実

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    「フェルメール展」に訪れた際に購入。

    ヨハネス・フェルメールの展覧会の開催や作品の裏舞台を綴ってくれています。フェルメールの作品を牛耳る「シンジケート」の存在に、オーソリティーへの色々な交渉や機嫌どり、大変そうです。
    また、フェルメールの絵をカラー写真付きで1枚1枚、簡潔明瞭に紹介していて、これが意外とよかったです。

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    2019年02月09日