トム・ハンクスのレビュー一覧

  • 変わったタイプ
    タイプライターはちょろっと触ったことがあるくらいだが、打鍵音愛好者なので、カタカタカタと脳内に響かせながら読んだ。チーン!
  • 変わったタイプ
    トム・ハンクスらしいさりげなくも味わいのある短編集。間に入るコラムっぽいのもまた良い。俳優としての経験がいいように熟成されたような感じで、次作も期待したい。
  • 変わったタイプ
    面白かったです。
    SFチックなお話もあったりバラエティーに富んでいましたが、古き良きアメリカを感じました。
    お話は「アラン・ビーン、ほか四名」と「心の中で思うこと」が好きでした。
    地球の出のBGMが生命の輪とか笑いました。想像出来ました。
    「心の中で思うこと」はしみじみと良かったです。生活の中で使う...続きを読む
  • 変わったタイプ
    「変わったタイプ」
    初の小説集。


    トム・ハンクスという名前を見た時、同姓同名だと思ったら、調べてみたら本当にあのトム・ハンクスだった。とひと驚き。日本でもよくある作家デビューなのかと期待半分疑い半分でいたら、ちゃんと小説を保った文章と表現、人物描写やストーリー性を感じる。と言うか、アメリカらし...続きを読む
  • 変わったタイプ
    かの名優トム・ハンクスの小説家デビュー作短編集。
    各所で絶賛されているとのことだが、確かに古き良きアメリカの伝統を受け継いだ、ハートウォーミングでどこか切ない作風が清々しい余韻を残してくれる。

    13篇が収められているが、うち3編(「へとへとの三週間」「アラン・ビーン、ほか四名」「スティーヴ・ウォン...続きを読む
  • 変わったタイプ
    トム・ハンクスによって書かれた短編集。どんな世界が待っているのか、興味津々で読んだ。
    今も昔も良きアメリカ、時にユニークで、時に温かく、時に破天荒な。。。あらゆるアメリカが描かれている。映画俳優としてこれまで様々な人物を演じてきたトムだからこそ描けたんだろうなぁ。
    特に、新作映画のキャンペーンで世界...続きを読む
  • 変わったタイプ
    正統派のアメリカの短編集。
    正統派の、というのは大学の創作科出身的でない、ということ。
    そんな言い方したら失礼かな。
    出版のきっかけになったという、「アラン・ビーン、ほか4名」が特に好き。
  • 変わったタイプ
    タイプライターをキーワードにした短編集。ノスタルジックな雰囲気を持つ。
    時代も背景も様々だけれど、ちょっとほっこりする。
    トム・ハンクスの名に恥じない(??)なあ。

    期待以上でした。
  • 変わったタイプ
    もう各方面で絶賛されていて、わたしの感想も同じだからいまさら書くことないなあ、って思うんだけど、とにかくよかった!
    今の話もあり、昔の話もあり、タイムマシンが出てくるSFあり、脚本あり、新聞記事の体裁もあり、映画業界の話あり、戦争の話あり、移民の話あり、ロマコメ映画にできそうな話あり、本当にバラエテ...続きを読む
  • 変わったタイプ
    意外にも(失礼!)、ちゃんと小説だった。それも小気味のよい短編小説。タイプライター繋がりという趣向も趣味がよい。

    『アポロ13』『プライベート・ライアン』『ターミナル』などのトム・ハンクス出演映画を彷彿とさせられるような作品も何点かあって、それもうまく味付けされ生かされている。

    中でも『過去は大...続きを読む
  • 変わったタイプ
    「小説家 トム・ハンクス」のデビュー作は短編集。各所で彼の俳優経験も活きており、全体的に優しい風合い。普段はハッピーエンドより考えさせられる話を選びがちだが、たまには甘いものも食べたくなる。まぁその中にはほろ苦さもあったのだが。。

    全17篇をレビューするのは自分にとって至難の業なので、幾つか気に入...続きを読む
  • 変わったタイプ
    面白くないわけがない。

    俳優としてあれだけの役をこなした上、監督や制作でも才能を見せつけて、足りないのは「時間」だけ。
    有名であるが為、最初から高いハードルがある。何もしなくても既に名声を得ており、その分やや損しているにもかかわらず…。

    とにかく、読み進めていくと登場人物がどんどん映像化されてい...続きを読む
  • 変わったタイプ
    こういう短編すごく好き。Oヘンリーと似てるという紹介文を見かけたけど、私はそうとは思わなかったな。audibleは本人の声みたいなので、音声でも読んでみたい。
  • 変わったタイプ
    あのトム・ハンクスが書いた小説、という事で読んでみた。450ページの中に17篇のショートストーリーが盛り込まれている。読み始めは、ごくごくありきたりな日常の風景に退屈に思ったが、読み進めるうち、いつの間にか夢中になっていた。恋愛、SF、ノスタルジックなものまで、作風も様々。登場人物も生き生きと描かれ...続きを読む
  • 変わったタイプ
    あの名優トム・ハンクスの小説デビュー作。トム・ハンクスが小説を書いたというだけで、ファンとしては「ワオ!」なのだけど、17の短編がそれぞれ中々に味わいのある仕上がりになっている。心のどこかに残り続けて、何かの折に「そういえばあんな小説読んだな」と思い出されるたぐいの小説だと思う。
  • 変わったタイプ
    あのトムハンクスの小説だと思って、興味があったが、外国の小説に多い情景描写は今ひとつ。トムハンクスだからこそのものとは何だったのかはよくわからなかった。
  • 変わったタイプ
    ひと癖ある主人公はどれもトム・ハンクスが演じる役のように感じられ、頭に浮かぶのはユーモアたっぷりのセリフとニヤッとした笑顔ばかり。時にはしんみりとさせる場面もあり飽きさせません。
  • 変わったタイプ
    トム・ハンクスが書いた小説。脚本形式や新聞コラム形式を交えた短編集。青春もの家族ものSFなど内容も様々。面白い作品もあるが、今後好んで読むタイプの作品ではないかな。タイプライターが随所に出てくるので、そういえば彼はコレクターだったな、と思いながら読んだ。
  • 変わったタイプ
    小説家トム・ハンクスのデヴュー作は、17篇の作品を收めた450ページもの作品集となった。

    初めての作品集というわりにはずいぶんと書きためたものだ。どれもおもしろい。これぞ短編小説の醍醐味。筋を追いながら、先へ先へと気持ちを走らせながら読んだ。

    「クリスマス・イヴ、1953年」「過去は大事なもの」...続きを読む
  • 変わったタイプ
    トム・ハンクスが小説を書いたと聞いて驚いた。読んでもう一度驚いた。
    知名度に寄りかかって奇をてらうではない、正統派の短編小説である。
    しかし、驚くことではないのかもしれない。
    脚本も手掛け、監督もこなしたことがある。その才は演じることだけに留まってはいないのだ。
    真面目で温かく、ユーモアもあり、ちょ...続きを読む