寿たらこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
やっぱりここまでの作品を描ききったという事も評価。
BLの枠を超えたSF漫画です。どこか風刺的。想像力と解釈力がいる。
同収録されたDoglaMaglaはかなりのもの。聖書や宗教の
基本知識いるかも。カトリックはPro-life派なのでIVFやクローン等は
道徳上の問題として取り扱っています。なのでこういうのは
皮肉的で面白い。またイエスに子供が居たという
仮説もありますが、カトリックではタブー的主観かと。確かに
付き添ってた女性はイエスが死んで復活するまでも見届けた
聖書学上重要な人間ですが子を成したかどうかは、それぞれの解釈で
いいと思います。
しかしキリストのクローンと言われたキャラが同性愛にのめりこむのも
また新しくて皮肉的で面白い。 -
Posted by ブクログ
連載再開記念にレビュー書きます。
BL界ではけっこう有名な作品だと思いますが、こちらは複数のカップルのお話が同時に進行していく形式となっています。
「男性同士、女性同士の結婚が認められていて、子どもを産むことも可能」という美味しい設定を見事に生かし、親世代の恋愛模様まで描いているところが素晴らしい。
あと忘れてはならない設定に「斑類」というものがあるのですが、説明が難しく…要は動物と人間の中間みたいな種類を斑類と呼ぶのです。1巻からその説明が順を追ってなされていき、また主人公の一人であるノリ夫も斑類のことが全く分からない状態からスタートするので一緒に学んでいけますのでご安心ください(笑)
私個人としては一番オススメしたいBLコミックスです。
あらすじ
円谷ノリ夫(つぶらやのりお)はごく普通の高校生活を送る16歳の少年だったが、原付事故をきっかけに周囲の人間が動物に見えるようになってしまう。また事故以降男女問わず「猛烈に愛される存在」になってしまい困惑する中、同校の斑目国政(まだらめくにまさ)の出現により、人間には実は2種類の種族「人類(=猿人)」と「斑類」に分かれているという事実を知らされる。ノリ夫の目に見えている動物達は猿人の本来の姿(猿)と斑類の本来の姿(猿以外の動物)だったのである。
ノリ夫が急に周囲に好かれるようになった理由は、ノリ夫が先天的・潜在的に持っていた「先祖返り」という性質が、事故をきっかけに発現した為だという。ノリ夫のような「先祖返り」は猿人・斑類双方の特長を持ち合わせる為、通常の猿人・斑類に対して多大なセックスアピール(フェロモンに近い)を発する「超プレミア種」であり、斑類がこぞって手に入れようとする逸材である。国政はノリ夫に自分の子を必ず孕ませると宣言する。わけのわからないまま国政に惹かれるノリ夫、国政やその家族などを交えながらストーリーは展開する。 -
Posted by ブクログ
ボーイズラブです。
設定が凝っていて、人類の亜種?というか猿から進化した以外の特性を持った人類を
斑類といって、(人類全体の3割程度という設定)
その間の恋愛のお話。
猿(普通の人のことをこの漫画で表現すると猿らしい)とくらべて
斑類は繁殖能力に劣るため子孫を残すために積極的にパートナーを探す傾向にあって
それがとても動物的です。
ただそれが動物であれば自然なことだけれど人間でもあるから
フェロモンでめろめろにされたり、子供を残すためだけに求められているのかといったことに
反発があって、そこに切なさや、心のすれ違いがあります。
とてもきゅんきゅんな漫画です(笑