秋風羽織のレビュー一覧
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今まで、NHK朝の連ドラを余りみたことがなかった。
そう言えば「ちゅらさん」をよく見てたときがあったかな。
岐阜県が舞台となるドラマ。岐阜県人はみるしかないでしょう。
しかもドラマをみると、主人公の鈴愛は私と同じ1971年生まれ。律は大学受験に失敗して都の西北大学へ。ウチの長男も、この年に都の西北大学に進んだ。『半分、青い。』には共感することがたくさんありました。
そんな物語で強烈な個性を発して登場した秋風先生。
印象的な言葉をたくさん残してくれました。
この本を読んで、それを思い返させてくれますね。
わたしは、この言葉が好きでした。
人生は希望と絶望の繰り返しです。
人には想像力があります。 -
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朝ドラ 「半分、青い」のなかでひときわ魅力的だったのが、主人公の師匠である漫画家・秋風羽織。豊川悦司さんが実にイキイキと、それはそれは楽しそうに演じていらっしゃいました。この役、豊川さんでなければこんなにオモシロクならなかったと思う。佐藤健さんも「カッコよくて面白い。最高です」と言っていたほど。
秋風羽織の名セリフと写真を一冊にまとめた本です。
「地を這う蟻になるな!天をかける龍になれ!」
「勝ちを急ぎましたね」
「作品は、生き物だ。いかようにでも育つ。」などなど。
秋風が、激しく温かく、ユーモアたっぷりに弟子たちを励まし指導する場面は、ずうっといつまでも彼らを見ていたくなるくらい、楽しか -
Posted by ブクログ
朝ドラ『半分、青い。』に登場した巨匠・秋風羽織先生の名場面、名言とその解説などをまとめた所謂「キャラクター本」。あの朝ドラの、特に「芸術活動と家庭生活は両立できない」かのような線引きや、広いけどどこかシニカルな上に雑駁な登場人物への目配り、そして終盤の震災絡みの展開にはあまり納得行っていないのですが、秋風先生は中の人の名演もあって朝ドラ史で10位以内に入る良き師匠であったと思います。真正面から秋風羽織という人物に向き合い真面目に作られた本だという印象ですが、欲を言えば中の人であるトヨエツさんのコメントにはもう少しページが割かれていても良かったように感じました。