渋谷一郎のレビュー一覧

  • STAP細胞はなぜ潰されたのか

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    痛快である。はじめにのところに、
    STAP細胞は存在する。
    「あの日」に書かれていることは本当のことだ。
    小保方晴子氏のSTAP細胞の発見は事実だ。
    これが本書の結論である。
    と書いてある。
    本当にそう思う。

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    2016年06月04日
  • STAP細胞はなぜ潰されたのか

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    STAP細胞はなぜ潰されたのか
    小保方晴子「あの日」の真実
    渋谷一郎

    誤謬か、それとも、故意か、焦点はそこだとおもっています
    そして、組織としての肚のくくり方だとおもいます

    山一の最後の社長が、ぶざまに泣きながら社員をかばって、その最後を全うした
    かたや、部下を見殺しにして、その責に耐えきれず、自殺して、事を放り出した
    どちらが、組織の長として正しい道なのであろうか

    戦前から、日本の科学行政を司ってきた、天下の理研のやることではない

    京大IPS細胞vs理研STAP細胞、その熾烈な戦い

    論文発表の過程での再現性のチェックをどこまでやったのか
    そして、問題になったあとに、再びその再現性を

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    2024年12月20日
  • STAP細胞はなぜ潰されたのか

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    小保方晴子著「あの日」をベースに、STAP細胞騒動の初めから終わりまでを解説した本。著者はSTAP細胞存在派。「あの日」の内容をより細かく解説しているのでわかりやすいが、イラストや図等があれば、より深い理解の助けになったと思う。
    「あの日」と本書を読む限りでは、STAP細胞は実際に存在するが、いろいろな利害関係者の思惑、STAPとは直接関係ない勢力争い等々のさまざまな力が複雑に絡み合い、大騒ぎするほどでもないSTAP作成側のミスにつけ込まれ、また、再現実験が難しいSTAP細胞の性質も相まって闇に葬られた、との印象を得た。
    ただ、日本ではSTAPは既にねつ造ということで一件落着となったので、海外

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    2017年03月18日
  • STAP細胞はなぜ潰されたのか

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    文字通り、一連のSTAP細胞騒動と『あの日』を検証する一冊。

    冒頭で著者は「STAP細胞はある」と断定してから進めるこの本、小保方氏及び彼女の著作『あの日』についてかなり肯定的。
    『あの日』ではわかりにくい個所について丹念に説明している。

    安易な陰謀論には組しないけど、これを読むとやっぱり内部の人間やマスコミに潰されたのだと思わざるを得ない。
    特に旗色が悪いと分かった途端に豹変する若山氏が酷い。

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    2016年07月24日
  • STAP細胞はなぜ潰されたのか

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    著者は「STAP細胞の真実を追求する会」の渋谷一郎氏で、本書のプロフィールによれば、科学ライター、編集者。(ネットで見たところ、過去の著作等はない模様)
    STAP細胞については、2014年1月28日の電撃的な発表記者会見以降、目まぐるしい展開を見せ、その真偽を巡っては、当事者である理化学研究所の調査をはじめ、様々な報道がなされてきた。その中で、出版物を大きな拠り所とする人間のひとりとして、私には、毎日新聞社記者の須田桃子氏の著書『捏造の科学者』が、大宅壮一ノンフィクション賞(2015年)を受賞したことは、ひとつの結論に近いものと思えたし、本年1月に出版された小保方晴子氏本人による『あの日』につ

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    2016年05月04日
  • STAP細胞はなぜ潰されたのか

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    小保方氏の著書『あの日』を小保方氏の立場から解説している本です。
    『あの日』からの引用が多いので、「じゃ『あの日』読めばよくね?」とも思うのですが、『あの日』を読んでいないのでなんとも言えないです。

    本書の主張としては、STAP細胞は存在しているというということ。「STAP様細胞塊」は小保方氏により実験に成功しているが、確認できなかったのは「STAP幹細胞」や「キメラマウス」などであり、これは若山氏の実験パートであるということらしい。その他の理由も紹介されてあります。

    若山氏の裏切りや保身行為、ずさんな管理状態なども細かく言及されており、「きちんと調べればわかるはずのこと」が調べたり検証さ

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    2024年03月07日
  • STAP細胞はなぜ潰されたのか

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    報道の暴力性や、それに煽動される大衆の危うさが不気味。誤りや不正を徹底して許さず、首を絞め合う社会性も辛い。法治国家は、その罪を法律に基づき裁くのであって、数や報道による私刑を許せば、それはノイジーな奴らの手ごころ次第。
    パトロンのような大企業は叩かれにくいし、使い捨ての芸能人は潰しやすい。二毛作、三毛作とはまさに、マスコミの遣り口。コンプライアンス違反を徹底して叩く、その叩く側の暴力=リンチを取り締まらぬのが民主主義なのだろうか。私人逮捕とか自粛警察とか、炎上とか精神の逮捕権、刑罰権の濫用である。

    正義漢を気取るつもりはないが、やり過ぎだ。シャーデンフロイデの下卑た涎が週刊誌に滲む。私自身

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    2024年02月12日
  • STAP細胞はなぜ潰されたのか

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    STAP細胞あった派の本。
    小保方さんの「あの日」の専門用語などわかりにくかった部分を引用してわかりやすく説明してある。
    この本と小保方さんの本を読んだ時点では本当にSTAP細胞があったかどうかは疑わしいままだったし、特に最後の一行にはとても同意できない。

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    2022年03月17日