アンドレ・アンドニアンのレビュー一覧

  • マッキンゼーが読み解く食と農の未来

    Posted by ブクログ

    全体的にバリューチェーン全体に関する説明がグラフや表を多用しながらされており、わかりやすかった。
    全体像やこれからの農業を創造するための一つの読み物として面白かった。

    前半は結構かたく、難しめな内容だったが後半に行くに従って易しい内容になっていった。

    0
    2025年09月07日
  • マッキンゼーが読み解く食と農の未来

    Posted by ブクログ

    マクロエコノミクスの変化や政策・規制の変化が農業に及ぼす影響という、グローバルな、ある意味他律的な変化が日本の農業に与える影響は勉強になった。コストカーブの考察から、他の産業と比較し農業は、災害、補助金などの影響を受けやすいということが理解できた。技術革新については、いち農業経営体でどこまでコントロールできるのか疑問に思った。湛水などは地域一帯で管理されていると聞いたことがある。複数の経営体と共同でないと実現しないものもあり、難しさがあると感じた。

    0
    2024年11月02日
  • マッキンゼー ホッケースティック戦略―成長戦略の策定と実行

    Posted by ブクログ

    山口周氏が「インパクトがあった」と書かれていたのを目にしたのがきっかけ。
    大胆な分配で取捨選択される側にいるので、自分ごととして捉えると、仮に捨てられたとして、拾ってもらえる職能を個人として身につけておきたいものだと思いました(勤めている会社でも少し前に、複数の選択がなされていたので余計に)

    0
    2024年05月19日
  • マッキンゼーが読み解く食と農の未来

    Posted by ブクログ

    本書は、世界的なコンサルティング企業マッキンゼーが、グローバルな視点と他業界で培った視点で、日本農業の未来戦略を立てたもの。食と農のトレンドを8パートに分けて紹介し、日本農業への影響と対処方法を提言。

    0
    2024年02月27日
  • マッキンゼーが読み解く食と農の未来

    Posted by ブクログ

    農業をビジネスとして見て、需要傾向、技術動向、企業動向を主にグローバル視点で分析している本。

    前半は現在までと近い未来での食と農業にまつわるグローバルデータの提示とその分析で、後半は日本農業の今後を提案している。

    前半のグローバルデータでは食材の消費動向や、農作物のグローバル価格がどのように決まるかが詳細に分析されており、読み物として読むだけでも面白い。

    ただ、このデータを見ると日本で主要穀物(小麦、大豆など)を育てるのは無謀に思えてくる。

    しかし後半は少々、最先端動向のみにスポットライトが当たりすぎているように感じた。
    特に日本長年の課題である食物自給率の低迷と就農者不足にもう少し踏

    0
    2023年02月18日
  • マッキンゼーが読み解く食と農の未来

    Posted by ブクログ

    ちょっと農業について勉強しておかないといけないことになって、
    簡単にマクロ情報を得られそうな本をチョイス。

    さすがナンバーワンのコンサルティング会社だけあって、
    とてもよくまとまっています。
    世界の食に関する課題をマクロな視点から勉強することで、
    全体感を持った視点を獲得することができそうです。

    この本が出たタイミングでは、まだロシアのウクライナ侵攻は始まっていなくて、
    ウクライナ問題の影響によりこの本の主張もさらに変わりそうです。
    意外に?ウクライナやロシアが小麦生産の重要なポジションを占めているようですが、
    今後、日本も含めた西側諸国はロシアからの小麦を頼れなさそうですし。。

    食につ

    0
    2022年04月11日
  • マッキンゼーが読み解く食と農の未来

    Posted by ブクログ

    農業についてもっとよく知ろうと軽い気持ちで手を出したは良いものの予想以上に細かい内容で骨太だった。
    これまでの農業のモデルと農業大国でのモデル、これから新規参入をしたい人・企業が多いに参考にできるものなのではないかと素人目には思える。


    一点電子書籍での購入はお薦めしない。見にくいことこの上なし。。!

    0
    2022年03月16日
  • マッキンゼーが読み解く食と農の未来

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    農業という未知の業界を知るために購入。コンサルらしく、業界の俯瞰的な分析と数多くの事例が記載されており、初学でも理解し易かった。一方で具体性の乏しい(ネットや記事からの表面的な情報)事例もあったので、本書で業界の概観を把握し、興味ある具体事例を深掘りすると良いと思った。

    ①農業の需要と世界のトレンド(人口増と需要の相関、気候変動による輸出国の変化)
    ②業界を革新させるアグテック(データ取得、水分と栄養の管理、作業の効率化、データによる意思決定、サプライチェーンのデジタル化)
    ③政策によって生じるダイナミクス(輸出入大国の政策転換)
    ④食生活の変化(世界的なカロリー過剰、培養肉)
    ⑤肥料、農薬

    0
    2021年10月22日
  • マッキンゼーが読み解く食と農の未来

    Posted by ブクログ

    なんでこの本を手に取ったのか忘れてしまったが、ざっと読んでみた。5Fとかのフレームワークを使って現状分析、その後、大量の事例、提言と流れていく感じ。
    対象読者は
    農林水産省の役人と政治家?あと、一部の投資家といったところかな??
    その筋の人向けのレポートと言った仕立て。圧倒的なデータ量を料理している感じは、コンサル志望の学生とかも読むと良いのかな。

    分析されている中で、より細かい数値まで落とし込んでいるのが凄いなと、総論だと提言とかありきたりになりがちだけど、具体的な議論に落とし込んだ時に細かい数字は力持つから。

    とりあえず、ニュートラルな評価。

    0
    2021年08月09日
  • マッキンゼーが読み解く食と農の未来

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     さすが、マッキンゼー&カンパニーと言うべきか、食・農分野ではすでに当たり前に進められている構造改革についてしっかりと伝えてくれている。世界でSDGs(Sastainable Development Goals)の取組が進められると食・農の構造が大きく変化するという。
     これからは第一次産業が第二次産業化してくるというかすでに変革がはじまっているということだ。
     ただ、日本の農林水産業がどこまで変革できるのか、生産のパラダイムシフトが必要であることを認識した。それがどこまで進んでいるのだろうか。
    以下、覚書
     ①生産側で温室効果ガスの排出を抑制する、②需要側の変化(フードロスの低減、肉の消費量

    0
    2021年04月09日
  • マッキンゼーが読み解く食と農の未来

    Posted by ブクログ

    農業を取り巻く世界的な情勢が、わかりやすく紹介された。経済、技術などの視点から網羅的に示されており面白い。

    洋書のような読みにくさもなく、わかりやすい。

    オーケストレーターという農業のサプライチェーンを統括する役割が必要、との提言であった。枠組みが大きくなるほどに、利害関係の調整の難易度が高まっていく、苦労の多そうな役回りだと感じた。

    0
    2020年11月18日