山高昭のレビュー一覧

  • 2061年宇宙の旅
    SF。冒険。シリーズ3作目。
    前作の直接の続篇ではない、とのことですが、自分はハッキリと続篇だと思って読みました。
    場面が転々とし、登場人物も多いため、少し分かりにくさを感じる。
    エウロパの生物の描写が一番印象的でした。
    スケール感は流石。続篇が気になる終わり方。
  • グランド・バンクスの幻影
    安心して読める面白さがあるが算数は要らない
    表紙   6点浅田 隆
    展開   6点1990年著作
    文章   6点
    内容 618点
    合計 636点
  • 宇宙への序曲
    キャンベル「月は地獄だ」の前編みたいな感じ
    表紙   6点長谷川 正治
    展開   5点1951年著作
    文章   6点
    内容 550点
    合計 567点
  • 創世記機械
    タイトルからすると、新しい世界をつくる機械、新しい世の中を作る機械、という感じがするので機械が主人公なのかと思った。
    ところがそうではなく、未来の地球での科学者のお話である。

    K理論という、わたしには理解もつかない難しい理論をうちたてた科学者と、それを実現化する装置を完成させた科学者は、その当時...続きを読む
  • 楽園の泉
    SF小説は、読み慣れていないので、読むのに苦労しました。が、総じて面白かったです。
    宇宙への軌道エレベーター。本当にそれが完成する日がくるのだろうか。もし、完成したとしたら乗ってみたい。
  • 楽園の泉
    SFファンとして必修であるところのアーサー・C・クラークの代表作。
    …まぁこの人代表作ばっかりですが。

    本作は特に、元祖軌道エレベータとしての誉れが高いですね。
    後世に与えた影響の大きい事大きい事。色々大体こいつのせい。
  • 2061年宇宙の旅
    2061年、それはハレー彗星が地球に最接近する年。医学の進歩により100歳を過ぎてなお矍鑠としたヘイウッド・フロイド博士は、ハレー彗星に着陸調査する宇宙船に賓客として招待され、未知の世界を楽しんでいた。しかし、そんな楽しい旅の途中で彼が接したのは、孫に当たるフロイド宇宙飛行士が搭乗する宇宙船が「禁断...続きを読む
  • 遥かなる地球の歌
    設定がすんなり頭に入ってこず、少し読み進めるのに苦労してしまった。個人的には幼年期の終わりの方がずっと好み。しかし人間へのどこか温かなまなざしを感じる、美しいお話だった。
  • グランド・バンクスの幻影
     「神の鉄槌」では幻滅したが、こっちは良かったなぁ。1990年の作品だが、とても良かった。

     筋書きは、タイタニック号を引き揚げるという近未来のSF。もちろん、これにまつわるさまざまなドラマが展開される。私には無駄と思える登場人物も沢山いるが、それはそれなりにクラークがいいたいことを代弁させる役割...続きを読む
  • 2061年宇宙の旅
     良かった。これこそ、クラーク作品だと思う。実はこれを読むのは2回目なんだけれど、それでも良かった。2001年宇宙の旅、2010年宇宙の旅と続いているシリーズもののような作品群なんだが、3つの中では特に2061年がよい。

     クラークが好きであるところの、人類より高い知性を持った異星人がテーマとなっ...続きを読む
  • 未来の二つの顔
    人工知能がテーマの傑作

     2028年。人工知能がどこまで進化するのかを確かめるため、隔離された環境である宇宙ステーションでの実験が実行に移された。

     自分を守るという命題を与えられ、人を攻撃することを強いられる人工知能。やがてその攻撃は実験の想定範囲を超えてしまう。

     あわやというとき、人工知...続きを読む
  • 宇宙への序曲
    副題:PRELUDE TO SPACE
    著者:アーサー・C・クラーク/山高昭訳
    出版:早川書房
    価格:480
    初版:1992-3-31

     クラークの近未来小説。月への人類初の旅について語る処女長編。1947年に書かれた作品。

     歴史学者であるダークの目からみた、はじめての月旅行までの道のりが...続きを読む
  • 2061年宇宙の旅
    ハレー彗星と共に、着陸を禁じられた衛星・エウロパについて焦点が当てられています。
    第二の太陽となった木星の光のもとで発展した生物たちの描写は面白いですが、前作・前々作に比べると盛り上がりに欠け、散漫な印象を受けました。
    また、続編の3001年へと続く幕引きとなりますが、そちらまで読んでみると、このラ...続きを読む
  • 未来の二つの顔
    機械が思考し進化する過程を楽しむことはできるが
    登場人物のキャラクターがあまり印象に残らない。
    1979年の作品で2028年の世界を描いているそうだが
    現実はどこまで迫りまたは追い抜いているのだろう。
  • 創世記機械
    多少極端だしSFっていうよりなんか科学者を主人公にしたドラマっぽいのだけれど、
    かっちりした感じが『星を継ぐ者』的で良いです。
    最近読んだホーガン二作がどうも、だったので期待しなかったんだけど
    面白かった。
    「創世記機会」という名称はどうかと思わなくもないけれど。

    主人公が気が狂って終わるなんて平...続きを読む
  • 2061年宇宙の旅
    なんだかSFばかり読んでいたんだなあ
    簿記ばかりしていたから現実逃避したかったんだろうか

    それはともかく古本屋で2010年が見つからないので先に読んでしまう
    金額は不明


    2001年の時も感じたけどこの人も発想力が命なのかなあ
    文章が下手なわけではないけどこの一言凄いなあとかは特になか...続きを読む
  • 2061年宇宙の旅
    ぱらぱらとページがめくれてしまう、不思議。
    2001も、2010も、2061も、
    全部ちがう小説だと思えるけれど、
    2001年以降は読者サービスだよね。
  • 2061年宇宙の旅
    2001年宇宙の旅、2010年宇宙の旅につづくシリーズ3作目。前2冊はどっかにいってしまってコレだけ残ってるのはなぜだろう。正統派の宇宙モノであるが、そこはクラーク、ちょっと哲学入ってるわけで。単体で読んでもオッケーだが、やはりシリーズを通して読むのが面白い。