NHK「やまと尼寺精進日記」制作班のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
NHK「やまと尼寺精進日記」の書籍化、3冊目。
奈良の山奥にある尼寺の四季折々の移ろい、生活を綴る。
・ひとり生きる豊穣 ・お寺の暮らし・・・晩夏 秋 冬
・ご住職の知恵 ・レシピ
番組でのカラー画像写真多数。
2021年夏の終わりから2022年の冬の始まりまでの、
日々の記録が中心です。
コロナ禍は小さな尼寺にも影響を与えました。
お参りの方が減り、行事も縮小。そして住職のひとり暮らし。
でも、変わらないのは、たのしく生きること。
昨日と違う今を感じること。住職の笑顔も変わらずステキ。
晩夏・秋・冬に盛り込まれるのは、季節の移ろいの中の暮らし。
お寺を支える人たちや里の人たちとの絆 -
Posted by ブクログ
NHK「やまと尼寺精進日記」の書籍化、2冊目。
奈良の山奥にある尼寺の四季折々の移ろい、生活を綴る。
春・夏・秋・冬毎に盛り込まれるのは、料理とレシピ、行事、
番組担当者との往復書簡、お寺のよろず、お寺の万葉植物。
番組でのカラー画像写真多数。
前回は季節の移ろいと尼寺の生活が中心でしたが、
今回はお寺の行事が載り、そしてレシピがパワーアップ!
まっちゃんのイラストもパワーアップ・・・四コマ漫画まである(^^♪
お寺の三人の笑顔が味付けの料理の数々は、自然と寄り添うもの。
失敗してもあきらめずに試行錯誤の大事さは、シナチクを作り、
ミツバチを飼い、そばを打つことにも反映されていると思います。
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Posted by ブクログ
NHK「やまと尼寺精進日記」を書籍化。
奈良の山奥にある尼寺の四季折々の移ろい、生活を綴る。
番組でのカラー画像写真多数。レシピ有り。
自然に寄り添った尼寺の生活は、季節の恵みにも敏感で、
その移ろいに喜び、食材を得て、味わうという暮らしです。
38歳で廃寺寸前の荒れ放題の寺に住み始め、修復した住職さん。
それを支えた近隣の住民たち。副住職さん。お手伝いのまっちゃん。
それぞれの苦労や努力は計り知れないものがあるだろうけど、
写真の笑顔にはそれらを感じさせない、今の日々の喜びがあります。
四季の移ろいを感じ、恵みを得て、調理し、味わうという、
喜びと愉しさを教えてくれる。それは心の癒しにもなり -
Posted by ブクログ
「今年もまた、去年と違う春が来た」
本書のディレクターさんがサラッと書いていることの言葉、無茶苦茶本質ついてる。
例えば「梅仕事」
毎年梅雨入り前の6月に、梅干しを作ったり梅味噌を作ったりすること。梅仕事は、『やまと尼寺1』でも載っていた。でも梅の量は毎年変わるし、去年作った梅味噌は今年はないけど、梅干しを今年は作る。一緒に梅仕事をする人だって変わっている。そんな変化があるように見える。
梅仕事には
「今年もまた」は変わらないこと。
「去年と違う」は変わっていくこと。
その両方が含まれている。
今年もまた、違う梅仕事が来た。
変わらないまま変わっていくということ。
それって人生も同じ -
Posted by ブクログ
人生は「手間をかけるほど」楽しめる
尼さんたち、とにかく料理に手間暇をかける。
例えば、「たけのこ団子」という料理。
別の料理で柔らかい部分を使って残った、根っこに近い硬い部分。炊いてもガリッと食感が悪いので普通なら捨ててしまうが、、、
尼さんたちはまずアク抜きして、自然薯と一緒にすりおろして、一部はアクセントを出すために賽の目切りにして混ぜ込んで、食べやすい大きさの団子にして、それを180度の油できつね色になるまで揚げて食べている。
この手間と時間の費やしよう。なんて贅沢。
高級素材なんか、ほんとにご飯を楽しむためにはいらない。必要なのは手間暇というスパイス。
それは人生でも同じだ