角掛拓未のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アジャイルの要点を理解し、それが自身の携わる業務に適しているかどうかを考えることができるようになる本。
・相対サイズで見積もり、チームがどれくらいの速度で仕事を進められるかを計測する(ストーリーポイントとベロシティ)。
・プロジェクトに先立つ概算見積もりは当てずっぽうである。これは不確実性コーンとして示されている。
・プロジェクトの開始時点では、ベロシティは推測であり、実際にやってみないと分からない。
・想定より進みが遅い場合、最初に立てた計画にはこだわらず、スコープを調整して対処する。※そのためには、取り繕わず、隠し立てせず、プロジェクトの計画や進捗を顧客と常に共有して、情報の非対称性を -
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Posted by ブクログ
「毎週、価値ある成果を届けられているか?」何度も繰り返されているが、アジャイルかどうかはこれに尽きると思う。
インセプションデッキ、イテレーションが〜のような難しそうなワードを聞くたびにアジャイルから避けて来てたが、これらはあくまで手段。チームによって必要なものを取り入れていけばいい。
開発者であれば12章〜の内容は基本スキル。
以下は引用
P22 これから2週間で課題を解決すると宣言。
P25 お客さんを目の前にしてデモをする。
P64 今回は気にしない。→今回がプロジェクトを指してるのか、スプリントなのか不明。
P68 助けを求めたくなる前から知り合いになっておくんだ -
Posted by ブクログ
陽気な達人プログラマーに教えてもらった気分だった。
めっちゃいいです!
いきなりページを開くと(厳密には数ページだけど)
1. 君は学ぶことが心から好きだ。
2. 君はソフトウェアのことを大切に思っている
めちゃくちゃ歓迎ムードである笑
いろいろ面白い内容が盛り沢山だったけど印象的なところだけ上げておく(なるべくソフトウェア開発以外にも通ずるような部分を、、、)
1. チームメンバーを探すコツ
・ゼネラリスト
→なんでもそつなくこなせる人。器用貧乏⁈)
・曖昧な状況に抵抗がない人
→どっしりと構えてくれる、臨機応変
・我をはらないチームプレイヤー
→ありのままの -
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Posted by ブクログ
アジャイルサムライ――達人開発者への道
Jonathan Rasmusson氏の著書です。
アジャイル開発の入門書になります。
アジャイル開発とは何かから、計画~実践までの全体的な流れが解説されています。
【本書で学べること・考えること】
- アジャイル開発とは
- アジャイルなチーム
- インセプションデッキ
- ユーザーストーリー
- 概算見積り
- アジャイルな計画作り
- イテレーション運営
- アジャイルなプログラミング
読んでみての感想です。
アジャイルの全体像を掴む入門書としては、とても平易な内容でわかりやすいです。
まず、これを入口にアジャイルの全体像を掴み、自分の役 -
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Posted by ブクログ
仕事でアジャイル開発に取り組むことになり、2周目を読み終えました。
圧倒的に2周目の方が噛みごたえがあり、サムライが登場したり、キャッチーな語り口といったいわゆるハードルを下げる工夫と骨太な本質が両立していて、内容も網羅的な名著。
「インセプションデッキ」「マスターストーリーリスト」「ユーザー計画ミーティング」などオリジナルの概念も紹介され、これは「どのように開発するかは自分次第だ」という著者の思想を体現しているように思える。
それにしても、後書きを読んで気づいたのだが、文章のところどころに挟まれたアジャイル開発の原則が、アジャイルソフトウェア開発の12の原則そのまんまだったなんて!素晴らし