ル・ボンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
幾つかの本を読む前に、ル・ボンの「群衆心理」を読みたいと思ったが、時間の帳尻が合わなくて手にとつてみました。
もととなったル・ボンの「群衆心理」はEテレの100分で名著でもとりあげられていて、それなりにどんな本というイメージはあるのですが、なかなか、読めない。
なんというか、たぶん読んだら群衆では居られなくなるような圧迫感をこの本には感じるのですね。
逆に、個人はそんなに強いのか? とも。
それにしても、そんなに偉い群衆でない視点とは何かを知るには原本を読まざるを得ないのだろう。
群衆上等!でやっていくには、世の中が複雑になりすぎています。
漫画版の「群衆心理」ではこの群衆心理に翻弄された清 -
Posted by ブクログ
「群集心理」の原著を解説するのではなく、その基本を押さえた上で「フランス革命」をロベスピエールを軸にして回顧する漫画。
世界史の授業で触れていただろうけど全然憶えていなかったので、期待した方向とは違ったけど漫画として面白かった。「フランス革命」の頃ってこんなに映画のようなディストピアな時代だったのか。
ルイ16世とマリー・アントワネットらだけが"悪いやつ"というイメージだったけど、それは革命の一面にしか過ぎなかったんだな。
『1 群衆は衝動的で、動揺しやすく、興奮しやすい』
『2 群衆は暗示を受けやすく、物事を軽々しく信ずる』
『3 群衆は感情が誇張的で単純である』
『断