ここのかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこのシリーズは今楽しみに追いかけているシリーズの内の一つ。
今回シリーズ第4巻は王道ラブコメ回。
すごく綺麗にまとまっていて、なんなら、この巻で最終回でもよかったんではないか、と言うぐらいのすばらしい出来だった。
いわゆる恋敵(ライバル)の登場で、二人がそれぞれの気持ちを確認しあうという、よくある展開。
でも、そういうの大好き!(笑)
押さえきれない、隠しきれない、心情を、いろんな葛藤を乗り越えて、覚悟の上で放たれる言葉。
やっぱり、いい!
最終的に二人はお互いの気持ちをちゃんと伝えあうわけで……
わー、告白だあ!(照)
ただ恋敵のムール・ミュールがものすごくいい娘なんで、そこはすごく切なかった。
彼女が別の誰かとの間で恋を成就して欲しいとも思う。
そもそもムールミュールの力は『死に至る恋煩い』で、彼女は恋する存在なわけだけど、でも実は彼女の本質は無償の愛だと思う。打算や駆け引きとは無縁なのだ。
それに対して、衡と白山さんの思いは恋だ。
たとえ自分や相手を傷つけることになっても、それでも、一緒にいたいと想う。
それは恋だろう。
そして、そんな恋の前に好きな人のためを思って諦め身を引くのが愛なのだ。
そういう意味で、これは二人の恋がムール・ミュールの愛を押しのけた結末だといえる。
さて、この巻で二人の関係は一つステージがあがって、恋人同士になったわけで、お話的にも、これからはたぶん違うステージに入るのだと思う。
黒い鞄や嚢界のしがらみ、衡に掛けられている呪い、を巡って二人が二人の絆で乗り越えていく展開を期待してしまう。
次巻が待ち遠しい。 -
Posted by ブクログ
今までにも読んでました野梨原先生の、少年レーベルからのシリーズ。
と、言っても結構受けた印象は「ヘブンリー」の焼き直しに近い
印象だったんですが。
今回のほうが断然好きですが。
この先生の作品は他のファンタジー系ラノベに多い「作品OR作者依存用語(勝手に命名)」が
あまり無い代わりに、極端に説明不足。
なのに納得は妙に出来る。
今回だと、もう1人の主人公・フジシロユイカが何者かは
名前からもある程度想像がつきますが、
彼女が(色々な意味で)何でああなのかは
全く解らないし、この巻の時点では説明もされません。
とりあえず、現実世界と逆軸からリンクしてるという設定は
凄くツボですが、次巻以降を読むかは未定です。
最後の3巻まで出てからかなぁ。
とりあえず、凄く普通の子な主人公・カイと、
ヒーローというには完全に他のキャラに負けているジャスラス君が
お気に入りです。 -
Posted by ブクログ
なんというか、こういう“想い”のある物語は、大好きだ。
シリーズ三作目。いろんな人のいろんな想いが明らかになっていく。
白山さんの鞄に対する想い
九衛の白山さんの言動に対する恐れ、衛に対する信頼
汐の姐さんの対する想いと夢
その姐さん(流姐)の汐に対する想い
そして、あの遠咲先輩の両親に対する想いまで、
もちろん、主人公衛の白山さんや九衛や汐に対する想いも
それらが、どれもすごく自然で、切なくて、
どうしようもないほど切実で、そして強い、———想い。
そんな想いのぶつかり合いがこの物語を動かしていく。
いいなあ、こういうの。
今回は敵である流姐さえ、かっこいい。
読んで、よかった。
ラストの白山さんの言葉は、ある意味、お約束だけど、にやにやが止まらない(笑)
さて、物語はこの先何処へ向かっていくのだろうか?
期待したい。 -
Posted by ブクログ
クラスメイトに、不思議な女の子がいる。
いつも、何故か黒い鞄を持っているのだ。
見た目に反して、内容量のでかい鞄。
ある意味、某青色猫型ロボットのポケットと
同じ状態かもしれません。
えらく物騒な住人が住んではいますが。
住人達は、当然こちらの常識が通じない者達。
ルールも違う世界で暮らしていますから。
とはいえ、守る人がこれほどイノシシ型だと
戦闘能力があっても使えなさそうな気が…?
そしてものすごく近寄りがたい副部長。
最後まで読んで行くと、もしやただの
可愛い女の子好き? の認識が膨らんできます。
あ、でもあのファイル内容を
一度熟読してみたいものです。