【感想・ネタバレ】白山さんと黒い鞄3のレビュー

あらすじ

夏休み。『図書館部』の面々は海へと繰り出すことになった。インドア派の遠咲先輩が言い出した旅行をいぶかしみながらも、結局みんな大はしゃぎ。特に海初体験の九衛は尋常ではなく、いつもの数倍のテンションで白山さんと衡を振り回す! しかし、そこに『嚢界』のことを知っているらしい少女が現れ、楽しいはずの旅行はだんだんと雲行きがあやしくなっていき──。 少しずつ明らかになる白山さんの鞄の秘密とは? そして、それを知った衡は──!? 不思議系学園ラブコメ第三弾!

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Posted by ブクログ

なんというか、こういう“想い”のある物語は、大好きだ。

シリーズ三作目。いろんな人のいろんな想いが明らかになっていく。
白山さんの鞄に対する想い
九衛の白山さんの言動に対する恐れ、衛に対する信頼
汐の姐さんの対する想いと夢
その姐さん(流姐)の汐に対する想い
そして、あの遠咲先輩の両親に対する想いまで、
もちろん、主人公衛の白山さんや九衛や汐に対する想いも

それらが、どれもすごく自然で、切なくて、
どうしようもないほど切実で、そして強い、———想い。
そんな想いのぶつかり合いがこの物語を動かしていく。
いいなあ、こういうの。
今回は敵である流姐さえ、かっこいい。
読んで、よかった。

ラストの白山さんの言葉は、ある意味、お約束だけど、にやにやが止まらない(笑)

さて、物語はこの先何処へ向かっていくのだろうか?
期待したい。

0
2010年12月02日

Posted by ブクログ

最後の破壊力は反則級ですよ、白山さん。九衛に嫉妬しちゃうあたりもグッドです。その九衛も今回は可愛くなったなぁ。そういえば衡くん不幸体質だったなぁと。二巻ではあまり記憶になかったのでその設定を忘れてました。やっぱり物語の肝だったんですね。

0
2010年03月18日

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