山本昌作のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大志があっても、それが実行できなければ意味がない。
だから大志が壮大なものであればあるほど、現実との乖離が出てしまう。
その辺のバランスが非常に絶妙だったのだろう。
一瞬「その理想は理解できるけど、俺には無理だ」と思わせても、この副社長は実際にやってみせる。
当然、副社長には勝算があって行っていることだ。
そして少しずつでも実績として結果が見えてくると、従業員の中で共感者が現れてくる。
この共感者を一人でも増やしていくことがものすごく重要だ。
次のムーンショットを掲げた際には、これらの共感者が率先して「共犯者」になってくれる可能性があるからだ。
ゆえに、共感者を集めない限り、共犯関係は構築でき -
Posted by ブクログ
町工場を、製造のイメージをくつがえす鉄工所(会社)へ進化させた著者。本著はビジネス書として成功した経営ノウハウを学ぶこともてきるが、なによりこんな製造業の在り方もあるのかーとひたすら面白かった。
製造業→製造サービス業へ変わるべきという意見にはまったく心から同意。過去に電子部品製造メーカーに勤めた経験があるけど、おそらく私のいた会社や中小企業が変わるヒントが本著で紹介されてるヒルトップにはたくさんある。
以下心に残った点メモ。
・判断基準は楽しいか、成長できるかどうか(NOT儲かるか、大変か)
・人間性とは思考すること。思考を必要とする仕事をすべき。ルーティンにおけるジャマくさいことは取り