大原通郎のレビュー一覧

  • ネットフリックス vs. ディズニー ストリーミングで変わるメディア勢力図

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    【アメリカメディアのダイナミズムには驚かされるばかりだ。その新旧メディアの競争の中から、新しいコンテンツやメディアビジネスの方程式が生まれてくる。そして瞬く間に、世界を制覇してしまうのだ】(文中より引用)

    ストリーミングという大波に乗り、瞬く間にメディア界の王者となったネットフリックス。それに対抗する巨人・ディズニーなどの動きを追いながら、世界のメディア業界に起こっている変化に迫った作品です。著者は、NHKやTBSでの勤務経験もある大原通郎。

    ここ5年間の進展が手際よくまとめられているのですが、「わずか5年の間にここまでの変化があったのか!」と改めて驚かされる一冊。誰もが触れるメディアのあ

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    2021年11月09日
  • ネットフリックス vs. ディズニー ストリーミングで変わるメディア勢力図

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    世界に遅れた日本が分かる

     日本でも動画配信サービスを手掛けているネットフリックスとディズニーを軸に、アメリカメディアの最新事情が描かれている。両社が発展してきたプロセスも面白いが、何より驚かされるのはアメリカではメディアの再編が進むとともに、サービスが充実してきていることだ。今になってテレビの放送をインターネットでも見られる同時配信で騒いでいる日本がいかに遅れているかが分かる。アメリカはおろか、韓国にもエンターテインメントで後れを取っている日本のエンタメ界の未来を考えるためには必見の書といえる。

    #タメになる

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    2022年02月19日
  • ネットフリックス vs. ディズニー ストリーミングで変わるメディア勢力図

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    内容はわかりやすくて面白かった。米国のメディアの旧勢力について知れたのは良かった。TBS出身のせいか、めちゃめちゃ反トランプで、トランプを批判することが多い。その点賛否あるかも

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    2021年07月22日
  • ネットフリックス vs. ディズニー ストリーミングで変わるメディア勢力図

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    タイトルには「メディア」とあるが内容的にはいわゆるマスコミ(ニュース)よりもエンタメ(映画)が中心。特に映画が好きな人は新型コロナで大きく変わった業界勢力図を知る上で基礎をひと通り押さえられると思う。今後の映画鑑賞体験にも深く関わってくる動向を知れる一冊。ニュース方面の章ではローカルニュースが生き残りの道になっているという話も興味深い。

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    2021年05月03日
  • テレビ最終戦争 世界のメディア界で何が起こっているか

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    最近20年くらい?のメディアの変遷がよく整理されている。BS全盛期に若かった者としては、その環境変化に驚くばかりだ。最後の方でアジアとの競争、協力が言われているが、倉本聰がいっているように、日本のテレビ界は人を育ててきたのだろうか、という問いがこれから重くのしかかってくるような気がする。

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    2018年11月11日
  • テレビ最終戦争 世界のメディア界で何が起こっているか

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    人間ドックの結果報告書のような2018年夏現在の「メディアの健康診断」レポートです。たぶんクオータリー、マンスリー、いやデイリーに症状というか、状態は変化していくのだと思います。だから、今、読まなくちゃどんどん古くなっていく本です。しかし、これからの変化のベクトルはハッキリクッキリ。そのキーワードは動画で、現在のキープレイヤーはネットフリックス。日本でチコちゃん的「ボーっと生きてんじゃねぇよ!」なテレビ視聴態度だとまだまだ存在感を感じない企業ですが、ケーブルテレビや衛星放送をなぎ倒し、三大ネットワークを飲み込み、GAFAを巻き込み、勢力を拡大しているメディア台風であることがよくわかります。これ

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    2018年09月22日
  • テレビ最終戦争 世界のメディア界で何が起こっているか

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    2018年の本。2023年現在では、いろんなことが変わってしまってコロナ前夜の歴史本として楽しめた。

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    2023年11月04日
  • テレビ最終戦争 世界のメディア界で何が起こっているか

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    電通が出すデータを見れば2020年に至る前にインターネットメディアの市場規模が、テレビをはじめとしたメディアの市場規模を超えています。

    その少し前の時代、ネットフリックスやアマプラが躍進してきている状態と旧態依然としたメディアの対立構造がよく理解できますし、ビジネス戦略も学べます。

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    2023年10月03日
  • ネットフリックス vs. ディズニー ストリーミングで変わるメディア勢力図

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    著者はニューヨーク特派員など海外ニュース記者を務めた経歴の持ち主で、TBS退職後は海外のメディア動向の調査・執筆を続けているそうです。

    一昨年まではメディア関連の会合にも出席していて、トランプからみは反トランプが強すぎな感もありましたが、わかりやすくアメリカメディアの勢力図などがわかりやすく書かれてたと思います。

    TVerを巻き返し策の1つとして上げていますが、個人的にテレビ広告収入が下がった分を補填できるかというと、youtubeや他動画サイトより広告費用が高いと成り立つはずもなく、結構厳しいものがあるのではないかと思いました。

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    2022年02月23日
  • テレビ最終戦争 世界のメディア界で何が起こっているか

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    サブタイトルに「世界のメディア界で何が起こっているか」とあるように、日本のテレビ業界だけでなく世界各国のメディア事業者による猛烈なビジネスの様子を伝えている。

    本書の大半が、欧米のメディア、ネット企業による買収合戦の話だ。額の巨大さと、新興企業が短期間に世界中で影響力を行使する展開の速さが凄まじい。

    日本に限らず、どこの国でも既存メディアを守る規制と、新興勢力への反発がある。しかし消費者の強力な支持の下、色んな問題が発生してもなお拡大していくトップランナー達のエネルギーは大したものだ。

    日本のテレビはどうか。同じようなネタ、同じような番組構成で、ただ放送枠を埋めるための惰性で番組を作って

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    2021年11月05日
  • ネットフリックス vs. ディズニー ストリーミングで変わるメディア勢力図

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    コロナ禍の映像ストリーミング、エンタメコンテンツの現在地図を描いた一冊。とんでもないスケールの金額での投資・買収が動く米国市場にビビり、全然知らなかったアジア圏の動き、国際市場でまったく無い日本の存在感などなど、まるっと総括されていて良かった。何のコンテツを出すか、とんなサービスを提供するか?が戦略上かなり重要なファクターだと思うけど、この勢力図の変遷をみると「誰と作るか」もかなり大事なんだなと思ったりも。保身に走らず、未来にチャレンジをする判断をできる長がいないのか、それとも投資家や金融機関が阻害してるのか?いろいろ考え込んでしまうのだった。

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    2021年05月16日
  • テレビ最終戦争 世界のメディア界で何が起こっているか

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    比較的に初心者向けを意識して書いたのだろう。分かりやすく、概略を知るには充分だ。
    結局「世界」と言いつつ、メディアはアメリカを中心に回っている。
    そして、アメリカで起こっていることは、確実に日本でも起こる。(というか、すでに起こっている)
    その状況をどう分析し、把握するかだ。
    もうすでにインターネットが世界のメディアになっている。
    そう、インターネットは、決して世界に開かれたフラットなテクノロジーではない。
    つまりメディアはすでにGAFAに牛耳られているのだ。
    (もちろんメディアだけでなく、富も、個人情報すらもGAFA独占だ)
    この状況で、さぁ日本はどうするか?
    完全に出遅れたこの国で再起はあ

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    2020年06月20日