アーリック・ボーザーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
学びのフレームワークを示してくれる良書。
ちょっと読むのが大変だが、一読の価値はある。
(特に)義務教育においては、学ぶ意義が生徒も先生も親も曖昧になりがち。
それをちゃんと第1ステップから考えてくれているので、
目の前の講義コンテンツにだけ集中してしまっている多くの先生や勉強の意義が見出せない生徒には良い本のように感じる。
ただし、この本では「これから何を学ぶべきなのか?」については書いてくれていない。
やや既存の教育(いわゆるお勉強)を念頭に置いている感も少しばかし感じる。
学ぶべきコンテンツが間違っていれば、
どんなに効率よく学んでも意味がない(時間の無駄)ので、
その点まで言及して -
Posted by ブクログ
自分の仕事柄か特に新しい学びはなかった。
でも、この本に書いてあることは何かを学ぼうとする人、学んでいる人、誰かの学びをサポートしている人、学びの質を高めるための仕組みやコンテンツを考えている人には必須の知識。
新たに学んだ点はなかったが、繰り返し確認しないといけないと思う本でもある。
自分にとって今ないしこれからの学ぼうとしているものの意味や意義は何か、学びを通じて達成したい目標は何か、学ぶための具体的な方法やプロセスはどうするか、FBをくれる人はいるか、他の知識や過去の学びと関連させるとどうなるか、繰り返しアウトプットし振り返りをしているか。
常に意識していきたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『Learn Better』要点まとめ
学習とは、理解のプロセス、メソッド、体系なのである。
学習とは、一つのことへの集中と計画性と内省を伴う活動であり、学習の方法がわかれば習得の度合いと効果は大きく上がる
また、学習の目的は、ある事実や概念についての考え方を変化させることであり、学習にあたって目指すのは思考の体系を学ぶことなのだ。
本書は、学習を通じて価値あるスキルを習熟するためには
以下にまとめた「体系的なアプローチ」が効果的であると書かれている。
①価値を見出す
スキルを習得する上でモチベーションは最初の一歩である。「意味」があると思えないことを学ぶのは難しい。
また、「意味」が