大野多加志のレビュー一覧

  • レ・ミゼラブル(上)
    子どもの頃抄訳で読んだら、抄訳だけでなく「この続きは大人になって読んでくださいね」と途中で終わっている話だった。「偕成社文庫』3分冊の「上」は1部、ファンチーヌの死まで。ぐいぐい読ませる。面白い!
  • レ・ミゼラブル(下)
    この巻でクライマックスを迎えます。
    登場人物がそれぞれ考え悩み苦しみます。死んでしまう登場人物もいるので、読んでいてけっこうショックでした。
    バリケードでの戦闘シーン(銃撃戦)はあまり得意ではないのですが、登場人物の心の動きなども多く語られていて重要なシーンでした。

    ジャン・ヴァルジャンはバリケー...続きを読む
  • レ・ミゼラブル(中)
    上巻に比べて、この巻ではドキドキハラハラする部分が多かった。
    ジャンブァル・ジャンはコゼットを見つけ出し、テナルディエ夫婦から引き取ることができた。ここでのコゼットの生活はひどいものだった。
    ジャンブァル・ジャンはコゼットとのかかわりも、自分が何者かも告げないので、彼がコゼットにやさしくするところや...続きを読む
  • レ・ミゼラブル(中)
    「偕成社文庫』3分冊の「中」は第2部・第3部。ジャン・バルジャンがテナルディエからコゼットを救い出す。成長したコゼットはマリユスと出会い、恋をする。ジャン・バルジャンを追い続ける警官・ジャベール、悪漢・テナルディエがいく先々でジャン・バルジャンを苦しめる。まだまだ面白い展開!
  • レ・ミゼラブル(上)
    ミュージカルで感動して読んでみました。偕成社(ほか)から出ているわりに、子供向けではなくて大人向けの話だと思いますが…。あ、でも世界名作劇場でアニメ化するらしいですね、コゼットをメインに。過去の行いを償うように生きるジャンの半生の物語、といった感じ。
  • レ・ミゼラブル(中)
    この巻でコゼットが出てくるのかな?ジャンは身寄りのない少女コゼットを引き取り、自分の娘のように育てていきますが、彼自身にも危険が迫っていて・・・。
  • レ・ミゼラブル(下)
    コゼットと青年(名前忘れた)の恋と、ジャンの人生の終焉、そしてフランス革命と、さまざまな人の思いと出来事が交錯して物語は終わりに向かいます。
  • レ・ミゼラブル(下)
    結末に向けてだんだん面白くなくなる長編。3分冊の「下」の大筋はマリユスとコゼットのバカップルっぽさと、娘が親離れすることを恐れ、今までの聖人君子らしい振る舞いはどこへやらのジャン・バルジャン。長編を貫く軸はジャベールとジャン・バルジャンの、「一度犯した罪は許されないのか」という対立であったが、軽率な...続きを読む
  • レ・ミゼラブル(下)
    レ・ミゼラブルの原作に挫折し、これを読んだ。
    ミュージカルにも使われた挿絵がポイント高。
    原作の中で、ストーリーから脱線している部分をスッパリ切っているのでサクサク読める。
    ストーリーを追うだけならこれで十分。
    ただし、「感動度」は途中まで読んでた原作のほうが高いかも。