訳もわからず異世界に放り出された現代人が、料理の腕で大活躍、ってもうそんな設定見飽きたわっ。(^^;
ただ、当事者の視点と後世の歴史家の視点が両方語られるってのは、良い工夫だと思いました。
なんといっても、しあわせな結末が約束されているのは、読んでいく上での安心感が違います。(^^
当事者視点も更に料理をつくる側と振る舞われる側の視点で語られていて、最初はくどいなぁと思いましたが、重層的ところが効果的で好印象です。
魔法関係の設定も、割と独自色が出ていました。
類書と比べてテクニックで一歩ぬきんでている感じ。
続きが楽しみ。