にゅむのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
従姉妹との恋物語の完結編。帯に書かれているように、まさに「修羅場に次ぐ修羅場」な第3巻でした。前巻終盤から次回は荒れるだろうなと思っていましたが、ここまでとは。まず冒頭から凪夏によって調教されている幹隆の姿に滑稽を通り越して悲哀を感じ、でも振り返ると幹隆を繋ぎ止めようと凪夏も必死だったのだろう。そう思うとこちらにも悲哀を感じてしまいます。絢音の行動によって恋愛観が歪められてしまった幹隆には同情を禁じ得ませんが、そんな彼が、その後真っ当に『従姉妹との恋』を成就できたことには、一読者としても救われた思いがしました。心が大いに揺さぶられた名作です。
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Posted by ブクログ
控えめに言って神。僕、こういう話大好きなんですよ。あらすじを見て、直感でこれは面白いと思ったんですが、見事に自分の好みにはまりました。挿絵もストーリーの邪魔をせず、むしろそっと引き立てている感じが素晴らしかったです。ほっこり良かったと思える読後感なので、ぜひ読んでみてほしいです。
それと、この本は帯も素晴らしい。帯は読んでるときに邪魔なのですぐ捨てちゃうんですけど、デザインといい、キャッチコピーといい、世界観に非常にマッチしていて素晴らしかったです。個人的には本当に褒めるところしかない。たまにこういう本に巡り合えるから、ライトノベル、小説はやめられないんだよなぁ。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ前回は恋愛要素が薄く、主人公の幹隆と、初恋の従姉・絢音と距離の近い従妹・伊緒と眞耶、気になる同級生の凪夏が織りなす青春映画のような物語と思いましたが、二人の従妹が新たに登場したことに端を発して物語はギアチェンジして急加速。一気に幹隆を中心とした多角関係的なラブストーリーへと変貌しました。幹隆に対する積極性が増したヒロインたちの行動、特に凪夏の激烈な感情の発露が情緒を大いに揺さぶってきました。一方、絢音の真意は未だ明らかにされておらず、そのことが今後の物語の展開にどう影響してくるのか大いに気になりますね。続編を楽しみにしています。
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Posted by ブクログ
ネタバレニュートンがTSF(性転換するフィクションジャンルのこと)して異世界転生し、偽物エルフとして異世界の人間領地で経済無双する物語シリーズの1巻である。
基本設計をまとめただけでだいぶ濃い感もあるが、内容もまた大変濃厚な作品である。
基本的にコメディで展開するこの物語だが、モチーフとなるアイザック・ニュートンの生涯を紹介する意味で、この作品は非常に濃い。
彼がイギリスの造幣局で長官をしていたという事実からして知らない身からすると、生身のニュートンの姿は実に刺激的だった。
まずプロローグの最初の一文、彼の幼少期の日記からの引用からして痺れる。
ここでグッと物語に引き込む腕前には、率直に -
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購入済み
あったかい…
いやあ、ほっこりします。
だんだんと心を開いていく様子が、1巻からノインちゃんの行動と言葉に現れてきて、安心できている様子が行間から読み取れます。
それがめぐりめぐって京介君の安心や幸せに繋がっているっていう、幸せスパイラル。
冒険譚のように大きな起承転結はないけれども、だからこそ日常の一コマを繊細に書かれているなあ…と。
読んで損は無いです。1巻からのノインちゃんの変化を是非見てみてください。