ChadFowlerのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ僕は大手SIerでシステムエンジニアの管理職から8年前に退職して、フリーでiOSのアプリを開発している。
30代前半あたりでこの本を読んでおきたかった。実際にこの本が出版されるのは、それから15年くらい後なんだが。
題名通り、プログラミングに情熱を持っている者が、キャリアパスと日々の仕事への心構えをどう考えておくべきかが納得のいく説明で記述されている。
全部で53話あるが、一番、はっとしたのが、46話の「終わらない話」で述べられている「君のキャリアにとって重要なのは、昇進でも昇給でも無い、努力した時間だ。結果ではなくプロセスだ」という主旨だ。
実に米国人らしくない。
僕は先日生誕2万日を向かえ -
Posted by ブクログ
53の項目に分かれており,細切れの時間でも読みやすくなっている.
ソフトウェア開発者という職業,プログラミングという行為を通して,人生において大切なことが散りばめられている.
自分が夢見るキャリアを想像したり,大きな目標を掲げたりすることは大切だが,それは日々の鍛練,実行してきたことの延長でしか達成されない.
今日の自分と昨日の自分との差にもっと貪欲になっていこうと感じた一冊.
また目標に対して細かいタスクに落とした際,それを終わらせることに対してのみ神経を注ぐのではなく(もちろん終わらせることは重要なことである),その過程を楽しむことを忘れずにいたいと思う. -
Posted by ブクログ
仕事人生の成功哲学を、プログラマ言語で語る
■感想
中身としては自己啓発本なのだが、エピソードや語り口がプログラマ向けになっているところがミソ。プログラマならば、ビジネス系作家や著名経営者による啓発本よりも、こちらの本の方がスッと頭と心に入るかと思う。
書いてあることを全て一度に実践することは難しいから、この本は、手元にお守りとしておいておくのがいいと思う。プログラマとして行き詰まりをかじたときに読み返し、現状を切り開くヒントをもらえるような、そんな一冊となっている。
■読んでいて気になったこと、フレーズ
・ウォーターフォール式のキャリア計画はやめよう
・万能選手はめったにいない。…そ