ChadFowlerのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ僕は大手SIerでシステムエンジニアの管理職から8年前に退職して、フリーでiOSのアプリを開発している。
30代前半あたりでこの本を読んでおきたかった。実際にこの本が出版されるのは、それから15年くらい後なんだが。
題名通り、プログラミングに情熱を持っている者が、キャリアパスと日々の仕事への心構えをどう考えておくべきかが納得のいく説明で記述されている。
全部で53話あるが、一番、はっとしたのが、46話の「終わらない話」で述べられている「君のキャリアにとって重要なのは、昇進でも昇給でも無い、努力した時間だ。結果ではなくプロセスだ」という主旨だ。
実に米国人らしくない。
僕は先日生誕2万日を向かえ、残りの人生がもう(まだ)1/3しか(も)残っていない(いる)ということを知ってから、自分の人生は終わるまでに自分で納得いく到達点に至ることができるのだろうか、と不安に思い始めた。
これは同じように最近、バルテュスや佐藤明日香など色んな絵や千住博の「芸術とは何か」を読んで「絵はなんのために描くのだろう」という疑問にも共通していると思う。
人生って、結果では無く、プロセスに意味があるんじゃないか、と。
最後の53話が「独立する」と起業の話になっていたのには驚いた。しかし、その内容は他と同様、如何にして人から仕事をもらうか、という話。
自分は、(開発請負ではなく)自分自身が企画者となって、アプリを作りたくなって独立したので、本全体が雇用者側の立場の話となっているのが、僕にとっては残念。
それから、この本は、元になった原書が2005年、改訂・改題された原書が2009年発行。当時はFacebookもTwitterもiiPadもない。iPhoneの初代が出たのが2007年。本書ではJavaや.Netがよく出てくるが、「君は既に時代遅れ」という題名の話があるとおり、ずいぶん業界は変わったものだと思った。 -
Posted by ブクログ
53の項目に分かれており,細切れの時間でも読みやすくなっている.
ソフトウェア開発者という職業,プログラミングという行為を通して,人生において大切なことが散りばめられている.
自分が夢見るキャリアを想像したり,大きな目標を掲げたりすることは大切だが,それは日々の鍛練,実行してきたことの延長でしか達成されない.
今日の自分と昨日の自分との差にもっと貪欲になっていこうと感じた一冊.
また目標に対して細かいタスクに落とした際,それを終わらせることに対してのみ神経を注ぐのではなく(もちろん終わらせることは重要なことである),その過程を楽しむことを忘れずにいたいと思う. -
Posted by ブクログ
仕事人生の成功哲学を、プログラマ言語で語る
■感想
中身としては自己啓発本なのだが、エピソードや語り口がプログラマ向けになっているところがミソ。プログラマならば、ビジネス系作家や著名経営者による啓発本よりも、こちらの本の方がスッと頭と心に入るかと思う。
書いてあることを全て一度に実践することは難しいから、この本は、手元にお守りとしておいておくのがいいと思う。プログラマとして行き詰まりをかじたときに読み返し、現状を切り開くヒントをもらえるような、そんな一冊となっている。
■読んでいて気になったこと、フレーズ
・ウォーターフォール式のキャリア計画はやめよう
・万能選手はめったにいない。…そこに価値があるんだ
・本当に情熱を持てる仕事を探せ→自分にとっての面白いことを追求していく勇気を持つ!