栗原泉のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
キリスト教社会では、結婚は死が二人を分かつまでの契約ではあるのだが、ある一定の層以上ではそれ以上のいろんな約束事の上で結婚は成立していたようである。
それ故に男性は初婚年齢が高く、結婚できない男性も多いようである。猶子でないとまともな財産ももらえず、猶子であっても、親が亡くなるあるいは隠居でもしない限りは財産の処分権がない。女性も同様で親兄弟がそれなりの財産を持たせないと結婚できない。修道院というのは結婚できない子弟の受け皿でもあったようだ。
結婚には財産の移動が伴い、それとともに姻族としての繋がりが広がっていくのは日本でも同じだが、それを利用して家の勢力を拡大していった一族のはなしもでてくる -
Posted by ブクログ
ネタバレ視野の広さと、選択する判断の鋭さ、そして潔さというか強い覚悟を感じた。子供を成人するまで育てた人の言葉は説得力があるなと思う。
【学びメモ】
・泉さんの両親の対応は反面教師にした。世間体を気にして本人と向き合わない。塾に通わせたのに受験させないという一貫性の無さ。怒鳴る。言葉遣いが荒い。
・周りから言われる雑音に振り回されないよう、知識を持つ。医学博士の育児書を読む。信頼できる専門家の相談相手を持つ。
・向き不向きでなく、「何なら頑張れそうか」を見つける。
・頑張らせることの優先順位を決める。みんながやっているからという理由で選択しない。勉強よりキャリアを優先する場合もある。
・子ど -
Posted by ブクログ
ウェールズのチェプストー城を例に挙げ、
中世ヨーロッパの城での生活を描きだす。
何故このような城が作られたのか、
どのような者たちが城にいたのか・・・等、
豊富な資料で説明。
戦略と防衛のために建てられ、領主の権力と富の象徴であった城。
城の中には、領主の家族以外にも多種多様な仕事を受け持つ者や
騎士たちがおり、また城の経済基盤となる村や荘園には村人がいた。
城の中での生活、村人との関わり、狩猟、戦時と、詳細です。
特に家令の家計簿の細かい記録!
それと騎士の意外な実態!
但し、文章が豊かな反面、図版が少々足りない感あり。
トイレとか風呂とか、文章だけではわかりにくい。
「中世の城日誌―少年ト