市来広一郎のレビュー一覧

  • 熱海の奇跡―いかにして活気を取り戻したのか

    Posted by ブクログ

    (2024.10.22記載)
    熱海に行くに再読。まちづくりの当事者になって読むと、共感できるところばかり。
    エリアを変える点を打つ、事業で稼ぐまちづくり、不動産オーナーを巻き込む、街との接点を作って街のファンを作る、起業のゼロ次ステップを用意する(マルシェやコワーキング)、行政のハコモノでなく民間主導の事業化、エリアビジョンを描く……
    自分が拠点とする男鹿においてはできてるところもできてないところもあるけれど、街の課題は十人十色千差万別、各所でそれぞれ頑張ってる人々がいるということには改めて勇気づけられました。

    (2018.9.14記載)
    まちづくりのお勉強の一貫として。
    自分の某地方都市へ

    0
    2018年09月24日
  • 熱海の奇跡―いかにして活気を取り戻したのか

    Posted by ブクログ

    地元熱海の再生に尽力し、実際に取り組んできた著者の熱海再生の実践記録。人口流出・人口減少・超高齢化地域、人通りの少ない商店街、財政悪化に地方は日本全国数あまた。ここには、そのヒントが綴られている。

    0
    2018年07月28日
  • 熱海の奇跡―いかにして活気を取り戻したのか

    Posted by ブクログ

    以下3点が勉強になった点。

    ①現代版家守
    有給資産=古い家など
    大地主がいない
    土地が細分化
    複数の土地保有者にまたぎり、エリアを意識し、エリアマネジメントしていくことが必要。

    現代版家守と言うだけで、少し惹かれてしまった。
    これはマーケティング的にも面白い。
    歴史との関連も有り、ただ意欲ある若者をリノベーションで出店してくださいとか言って集めるより、刺さる層が広そう。

    ②補助金にたよっていると、まちづくりは悪循環に陥る危険がある。
    補助金を使うと、行政が決めた制約の中でしか事業ができない。制約があると発想が縛られて面白みのない事業になりやすい、上手くいかなかったときに臨機応変にヒトモノ

    0
    2020年04月29日
  • 熱海の奇跡―いかにして活気を取り戻したのか

    Posted by ブクログ

    単発的なものではなく、ビジネスとして利益をあげて持続可能なまちづくりをしようとする観点には共感できました。
    街の歴史と現状を知り、本質的な問題をつかむ
    街にとってのお客さんの変化を知る
    旅行で何が体験できるかを問われる時代
    人々を集める重要な要素は、街そのものの魅力であると認識する
    団体客による宴会歓待型から個人や家族による体験・交流型に変化した流れをつかむ
    これからの地方における観光は観光客数よりも観光消費総額を重視すべき
    民家からのまちづくりはビジネスの手法を使って社会を変える手段
    民間からのまちづくりの熱海を変えようと決意
    違和感や問題意識を大切にする
    自らが没頭できることを仕事にする

    0
    2020年01月13日
  • 熱海の奇跡―いかにして活気を取り戻したのか

    Posted by ブクログ

    どんなに良いことをしていても、稼げる活動で無ければ持続性はないし、発展もなかなかしない。
    でも、稼げる活動になるまでのハードルがむちゃくちゃ高い。稼げないから資金が必要でも、資金は稼げているところにしか集まらない。
    利益が出るというのは持続性の担保なので、大事なことなんだけど、他人の利益が許せないような空気を醸し出す人っているよな…

    ここ数年でクラウドファウンディングが一般化してきたから、また流れがわるかな?

    0
    2018年08月08日
  • 熱海の奇跡―いかにして活気を取り戻したのか

    Posted by ブクログ

    熱海だけではなくいろんな場所で参考になりそうな知恵がたっぷり詰まった本でした。1つ1つの事業が成功したら、その成功に満足することなくより熱海の役にたつ事業は何なのかを考え続ける姿はすごいと思いました。
    熱海銀座のMARUYAさんには是非泊まりに行ってみたいです。

    0
    2023年03月19日
  • 熱海の奇跡―いかにして活気を取り戻したのか

    Posted by ブクログ

    ビジネスの手法を用いて、民間NPO法人が中心になって街が活性化し、V字回復したと言われる熱海。その中心となった人物による著。街の中心部をコアに区切って、リノベーションまちづくりの手法で取り組んだのがミソ。

    0
    2021年03月03日
  • 熱海の奇跡―いかにして活気を取り戻したのか

    購入済み

    地元への愛情という熱量

    町おこしは、全国どこでも課題であり、解決したいと思っている人は多いはずだ。しかし、ただどうにかしたいと思うだけでは、どうにもならない。
    著者のような、とんでもない熱量の持ち主が何かしらのくさびを打たないと変化は始まらない。
    同じようなスピリットがある人材が各地に現れるか。それが地域再生のカギとなるだろう。

    0
    2020年08月04日
  • 熱海の奇跡―いかにして活気を取り戻したのか

    Posted by ブクログ

    2019.02 とても参考になった。作者本人の熱海復活の経緯が細かく書かれている。章ごとに、リノベーション街づくりのポイントが書かれていてヒントになる。

    0
    2019年02月24日
  • 熱海の奇跡―いかにして活気を取り戻したのか

    Posted by ブクログ

    熱海のまちの再生の取り組みについて。
    計画なく会社を辞めて始めたところから。
    30代のクリエイティブな人たちをターゲット。そうすることで、それをみた20代も集まる。

    0
    2018年10月23日
  • 熱海の奇跡―いかにして活気を取り戻したのか

    Posted by ブクログ

     熱海の奇跡のV字回復を成し遂げた著書の本。

     時系列でわかりやすく書いてあるのだが、物語として読むには情報が薄い感じがする。地方再生とか都市復興とか地域の力を作りたいような人には参考になる……のかな?
     個人的には書かれていないことが知りたい。赤字でもカフェが存続できたのはどこからのお金なのか、全体的に具体的なエピソードとか。

     しかし、熱海が復活するとはすごいなぁ。

    0
    2018年09月08日
  • 熱海の奇跡―いかにして活気を取り戻したのか

    Posted by ブクログ

    熱海再興に向けて取り組んできた著者。
    現時点で道半ばながらも、その苦労と成功の過程を綴った内容。

    地方再生に携わるすばらしさがよく分かった。
    もちろん、苦労も多い。乗り越えるべきハードルもたくさんある。
    でも、その先にあるのはほかには変えられない達成感なのだと思う。
    但し、本書に書かれたことを真似してもきっとうまくいかない。
    ただ、いくつか押さえておくべきエッセンスはあった。
    改めて熱意の大切さを感じる内容。

    0
    2018年08月08日