大前研一氏、木下斉氏推薦!
「衰退した観光地」の代名詞となっていた熱海はなぜ再生できたのか
Uターンしゼロから街の再生に取り組んだ著者を通して見えてくる、人口減少時代の魅力ある地域づくりのあり方。
◆推薦の言葉
大前研一
「単年度予算で動く行政を民間が補完して町の魅力作りを長期的に推進する格好のモデル。著者が代表を務め、熱海を活性化しているNPO法人atamistaの実績から多くのヒントが得られる」
木下 斉
「この本は地元に戻り、仲間と小さな事業を立ち上げ、成長させることが、まちの再生に繋がることを教えてくれる。読み終えたら、多くの人が挑戦したくてウズウズするだろう刺激に満ちた一冊だ」
◆著者の言葉
この本では、熱海で私たちが培った経験を、可能な限りお話ししました。
ビジネスの手法でまちづくりをすることは、熱海だけに使えるやり方というのではなく、日本全国どこの地域でも使えると思うのです。
なぜなら、かつての熱海の衰退は、日本全国の地方の衰退と同じ構造で起こったからです。(プロローグより)
Posted by ブクログ 2018年07月18日
熱海の近くの市に住んでいたが、私が育った2000年代の熱海は本当にまずい状態だというのは父からよく聞いていた。著者の方のような物心ついた頃から熱海にいた人にとっては、その喪失感を抱きながら生活していたに違いない。そんなところで逃げずにチャレンジしたのは本当にすごいの一言。
地方創生を考える時、まず外...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月29日
以下3点が勉強になった点。
①現代版家守
有給資産=古い家など
大地主がいない
土地が細分化
複数の土地保有者にまたぎり、エリアを意識し、エリアマネジメントしていくことが必要。
現代版家守と言うだけで、少し惹かれてしまった。
これはマーケティング的にも面白い。
歴史との関連も有り、ただ意欲ある若...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月13日
単発的なものではなく、ビジネスとして利益をあげて持続可能なまちづくりをしようとする観点には共感できました。
街の歴史と現状を知り、本質的な問題をつかむ
街にとってのお客さんの変化を知る
旅行で何が体験できるかを問われる時代
人々を集める重要な要素は、街そのものの魅力であると認識する
団体客による宴会...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月24日
まちづくりのお勉強の一貫として。
自分の某地方都市への移住を見据えて、自分にできることはあるのか?という問題提起も兼ねて。
まずは色々なことを勉強して知るというのはもちろんだけど、行動力と、そこからくる周りを巻き込む力の大切さを改めて感じました。
ゲストハウスやシェアハウスのまちづくりにおいての意味...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月08日
どんなに良いことをしていても、稼げる活動で無ければ持続性はないし、発展もなかなかしない。
でも、稼げる活動になるまでのハードルがむちゃくちゃ高い。稼げないから資金が必要でも、資金は稼げているところにしか集まらない。
利益が出るというのは持続性の担保なので、大事なことなんだけど、他人の利益が許せないよ...続きを読む