箸本すみれのレビュー一覧

  • 公爵さま、いい質問です

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    前回よりも事件がしっかりしていた印象。しかし2冊通して感じたことは、どちらかと言うとミステリーを読むと言うよりは二人の関係性を読むシリーズ。
    主人公ベアトリスの目を通して描かれる公爵が、段々と人らしくなってきてとても良い。前巻では主人公は勝気で20代半ばの割に、少し考えがすこし独りよがりでワガママなようにも見れた。こんかいはそう感じることも少なく、前回よりは読みやすかった。
    二人の関係もほんの少し変わった2巻。

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    2024年04月16日
  • 公爵さま、それは誤解です

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    待ちに待ってた3作目!!
    一応謎的な要素もあるけど、ぶっちゃけそちらは2の次でベアトリスと公爵さま、その周りの人達とのストーリーが楽しいやらもどかしいやらで読み終わるのあっという間。
    7月刊行予定の4作目が待ち遠しい。

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    2024年02月23日
  • 公爵さま、いい質問です

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    タイトル回収もされて、ロマンスとしても英国ミステリとしても上々の第2巻

    ベアトリスの思考と態度も恋を認識してある意味理性的になったし、公爵も関わりと対話をもってくれて、格段に面白くなりました

    そしてラスト、ソレで〆るのベアトリスと爆笑
    1巻からここまで楽しくなるとは思わず、嬉しい大誤算でした

    男装していたとはいえ、顔面ボコボコに殴られ腫れ上がらせるヒロイン、それに報復できない本人、という男尊女卑と階級制度の歴史的背景がガッツリ盛り込まれているところも本格的で、現代人としては少し悲しくもなりました

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    2023年08月23日
  • 絶品スフレは眠りの味

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    最初は全ての異性をいやらしい目でしか見れない登場人物達に慣れず、イライラしながら読んでましたが、途中からハラハラする展開であまり気にならなくなりました。でもやっぱりもうちょっと節度をもった生活をしていただきたい。

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    2021年01月01日
  • 絶品スフレは眠りの味

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    オーストラリアの作家チェルシー・フィールドの「お毒見探偵シリーズ」の第1弾!

    アラサーのがけっぷち女子イソベルは、別れた夫に押し付けられた借金の返済のため、故郷のオーストラリアを離れてロサンゼルスで新たな仕事に就くことになります。

    その仕事とはなんと「毒見役」。

    有名なセレブ達の依頼に応じて、彼らの食事をテイスティングし毒がないか確認するという危険な仕事です。

    無事に厳しい研修を乗り越え、毒見役(シェイズ)としての第一歩を踏み出したイソベルは、仕事中に同僚が倒れた事件の謎を追いかけることになります。

    イケメンの相棒に振り回されたり、ロスの常識にカルチャーショックを受けたり、借金取りに

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    2020年07月27日
  • 公爵さま、いい質問です

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    冴えない令嬢と公爵のバディ2作目!

    前作に引き続き、解決編パートがもっと欲しくて、もだもだしてしまう。
    丁寧な探偵パートと、細やかな伏線回収なので、「もっと!犯人の言い分とかたくさん聞きたい!」となる。もったいない!

    でも丁寧な探偵パートからの、バディのじれったい関係のありかたは、私は大好き。コージーミステリーとしては、このくらいが心地よいのかもしれない。

    二人の関係は、ほうっておいたらすすまない。(身分差をわきまえた分別もまた良い)
    新たな事件をまた期待してしまう。

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    2025年01月13日
  • 絶品スフレは眠りの味

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    オーストラリアの作家さん初読みですが、29歳バツイチのイソベルが元夫の多額の借金を抱えて返済のため毒見役の仕事に就いたのですがノー天気すぎて笑えるし、ルームメイトがパブのマスターのおじさんとか、無防備に何考えてるのか異文化だからどこまでタッチしていいのかわからないちょっとエッチな感じもするしお気楽すぎる主人公に圧倒されました。
    事件の真相よりもアパートに住んでる住人たちのマイペースな暮らしぶりの方が気になってしまう。

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    2024年06月30日
  • 公爵さまが、あやしいです

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    婚期を逃したベアトリス嬢が、招待されたハウスパーティーで死体を発見し、公爵と共に謎を解き明かすストーリー。かと思いきや、物語的なミステリー要素は少ないめかな。トリックとかがある訳でもなく、よりリアルな殺人という印象。
    謎解きバディものと見せかけて、実際動いたり謎を解いているのは主人公のベアトリスで、公爵は権力で舞台を整えているという印象。
    少し勝気なベアトリスと公爵のこれからの活躍に期待。

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    2024年04月17日
  • 公爵さまが、あやしいです

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    孤児で居候、行き遅れの26歳のベアトリスが殺人現場で遭遇した公爵と犯人探しに乗り出すミステリー1巻

    全然協力しない二人がおかしいのと、シリアスな真相シーンの中にある笑える一幕が楽しかったです
    十九世紀初頭の英国という事で、ベアトリスには結婚するしか生きる道がない
    そういう時代背景を鑑みながら読み進めると、脇役も際立ってきて一層面白みが増しました
    ベアトリスから見た他者は必ずしもその人の本質では無い、という部分もスパイスだったし、何より叔母がイイキャラ過ぎました

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    2023年08月23日
  • 公爵さまが、あやしいです

    匿名

    購入済み

    言い回しや表現が洋書っぽいが、貴族の生活に興味があったので割り切ることができ楽しめた。
    育ちの境遇故に地味で控えめなベアトリスの好奇心や皮肉交じりの脳内がやはり日本人とは異なるが、それはそれでそう考えるのねと興味深かった。
    ベアトリスが公爵とどのように絡んでいくのか見てみたい。
    シリーズでかなり出ているらしいので続巻希望。

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    2023年06月18日
  • 絶品スフレは眠りの味

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    訳し方の話かもしれないけど、注釈の多さや語り手のテンションが自分の中の"THE☆外国のお話!"に当てはまってた。ドタバタな日常(でもないけど)に少し推理を混ぜてみました!という印象。

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    2021年02月18日