ロバート・ロプレスティのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
そこそこ名の売れた?推理小説家、レオポルド・ロングシャンクス。
妻のインタビューに付き添った喫茶店の窓から、とある立食パーティーの会話から、タクシー運転手の相談で、シャンクスは謎や事件に巻き込まれて、解決してゆく。14話が詰まった短編集。
殺人事件、ポニー誘拐、特殊詐欺、強盗、それぞれがコンパクトに語られて、最後にニヤリとして終わる。
「事件を解決するのは警察だ。ぼくは話をつくるだけ」なんて言いつつ、警察に助言したり。
50代の余裕を見せつつ、作家仲間へは皮肉な視線をむけて、妻の顔色を伺うシャンクスがリアルで、アメリカの作家の私生活が垣間見えるのも面白かった。
一話一話の最後にある作者のあとが -
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Posted by ブクログ
ネタバレ短編集。実家の本棚にあったものを拝借。
『ローズヴィルのピザショップ』招かざる客にローズヴィル流のおもてなし。愚痴っぽいおばあちゃんに酔いどれおっさん、ピザ屋の夫婦で立ち向かうのが面白い。
『列車の通り道』生き別れになった兄はなぜ会いにきたのか。さり気なくクソ里親に天罰が下ってくれてよかった。
『共犯』刑事さんカッコいい、こういう話好き。
『消防士を打つ日』胸熱。過去の話も良いし、現在の終わりもいい。息子は1967年当時の僕と同い年だった。
『二人の男、一挺の銃』これ最後に悪側が勝つの?リチャードによって告発は上手くいくの?心配。
『赤い封筒』面白くなかった。詩とかいる? -
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Posted by ブクログ
邦題や装丁が「狙ってんな〜」感はありますが、それにハマった私は良い読者だと思います(?
短編の醍醐味を堪能できる短編集です。コージーから本格物まで、多様なミステリをライトに楽しめるのが嬉しい。
【内容まとめ:頑張った】
◉ローズヴィルのピザショップ…田舎町のピザショップに、強面の2人組がやってきた。チップもオーダーも気前の良い彼等に、オーナー夫妻も警戒心を解いたある日、事件が起こる。
◉残酷…暗殺者コイルの不運なる一日。
◉列車の通り道…つまらない喧嘩で逮捕された男に面会に来たのは、幼い頃に生き別れた兄だった。長い年月を経て、彼はなぜ男に会いに来たのか?
◉共犯…保護観察中の男 -
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