佐佐木幸綱のレビュー一覧

  • 知識ゼロからの短歌入門

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    はじめにのことばは印象的でした。
    ○自分の好きな歌を五十首くらいは暗唱する。
    ○五七五七七という「型」を習得する。「型」をマスターすれば「型破り」という夢も見えてくる。
    ○短歌を作ることは各自が「個性」と向き合うこと。

    第一章知っておきたい短歌の基本
    短歌の歴史
    短歌と俳句の違い
    短歌のルール

    第二章実践 短歌を作ってみよう
    作歌の心構え
    短歌の言葉遣い
    推敲する。推敲を重ねる

    第三章短歌の表現テクニック
    短歌の技法

    第四章短歌の言葉の使い方 扱い方
    和歌の表現方法
    押さえておきたい文法

    第五章短歌の世界をもっと広げる
    短歌を発表する
    短歌の結社に入る
    短歌について勉強する
    投稿や大

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    2023年03月01日
  • NHK「100分de名著」ブックス 万葉集

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    佐佐木幸綱
    万葉集

    個々の歌の理解は進まないが、万葉集の体系や背景は十分理解できた。130年かけて作られただけあって、たしかに壮大。年表を見るかぎり、記紀の存在が小さく見える


    五穀豊穣を予祝する春の歌で始まり、よき未来を予祝する正月の歌で終わる構成は、ハレの神事とケの稲作農耕を思わせる。時代が変わるとともに 公的(政治的、儀礼的)な歌から、私的な歌に変化しているという指摘は なるほどと思う


    4つ時代区分のうち、一番興味深いのは、最後の4期。大伴家持、大伴坂上郎女、東歌を解説とともに読んでみたい。古語すら読めないのに、東歌の方言まで出てきて カオス


    *初期万葉集に見られる混沌

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    2024年04月04日
  • 知識ゼロからの短歌入門

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    ネタバレ

     8月下旬から9月上旬にかけては、五木寛之「青春の門」を読破。9月下旬からは、短歌(和歌)の分野にチャレンジしています。入門書、歌集など、関係書をひたすら学び、類似本を繰り返し読んでいます。リズムに少し慣れてきましたw。 佐佐木幸綱「短歌入門」、2020.8発行。

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    2023年09月28日
  • 決定版 短歌入門

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    「決定版」は大袈裟ですが、良い意味での教科書的な内容でした。
    短歌の作り方に関する本編だけでなく、付章として「三分でわかる短歌史」や「読むべき歌集歌書リスト」が付いているのも、初心者には役立ちます。

    この本を読んで強く気付かされたのは、次の内容です。

    ・「歌を詠む時、重要なことは『不要な説明の部分を削り落とし、できるだけ詠嘆を抑え、最低限の描写を入れること』である」(高野公彦氏)

    ・「とかく詠みたい素材を第一句に据える人があって、唐突で頭でっかちになりがちになる点を留意して下さい」(篠弘氏)
    ・「正岡子規が『頭重脚軽の病』といったのも、意味ありげな語句や強い心情をあらわす語句が、いきなり

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    2012年10月20日
  • NHK「100分de名著」ブックス 万葉集

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    「混沌」、「おのがじし」、「気分」という3つの観点から万葉集がどんなものか大掴みに味わうことができる。これを読むと、もっと万葉集に収録された歌の「万の時代」を知りたくなる。

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    2020年02月01日