大堀精一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小論文の書き方として
漫画で、物語調で書かれていて
とてもわかりやすかった
課題文型(課題文を読んで要旨をまとめ、自分の意見を書く)
資料型(資料をから読み取れることをまとめ、自分の意見を書く)
テーマ型(あるテーマについて自分の意見を書く)
というパターンの説明、
自分の立場や結論
常識論とそれに対する違和感
その根拠
主張の再掲出
という構成の説明、
要約の仕方は
筆者の主張
逆説の接続詞をつかった
違和感や、問題点
その根拠
結論
という基本パターンは
小論文初心者には道標になった
あとは社会問題を知っておくこと
ここが日々の積み重ねだ
もっと気楽に生きたいと思うのは
論から脱 -
Posted by ブクログ
著者は「学研」の小論文の「権威」。本書は、小論文を課す大学入試突破のアンチョコではない。他人の文章や論説に触発されて自分の言葉でそれを考え直すこと、そして人に伝えられるように言語化の訓練をすることの重要性を説いている。著者のメッセージは、「自分の言葉を持ってリアルに生きる」だ。当たり前になっている「常識」や雰囲気には、多数の人々が思考停止して盲従しているだけの危うい構造があるのではないか、と疑うべきだし、自分が感じる「異和感」(著者は「違和感」とは書かない)をきちんと意識して結晶化してみるべきだ、と言っている。
本書に出てくる小論文のお題が、環境だったり差別だったり格差是正のための所得再配分だ -
Posted by ブクログ
ネタバレ★引用
”すぐには解決できないようなたくさんの課題があるし
それを扱う小論文の問題だって一筋縄ではいかない”
”だけどー
それを他人事とせずに問題を知り、
自分の頭で考えて、意見を持とうとする
みんなだから” ”ーきっと大丈夫!”
★感想
頭では理解できる。けれどその”ー”は何!?
愛を持って理解したり、ポジティブに捉え行動したりすることは
読む前から子どもたちも分かっていると思うから
少し無責任ではないかとも感じた。
書籍に関わられた方々には感謝していることを第一に
現実課題解決のための施策、取り組みURLやQR、書籍や人物の紹介などを
巻末やコラム的に少し掲載してもらえたら探究心、主体