大谷智通のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
子供の頃憧れていた「目黒寄生虫館」
初めて行った時の感動は今も忘れられない!!
その目黒寄生虫館の館長さんが監修をしている
ビジュアルブック
写真じゃなくてリアルなイラストというのもなんかイイ。
で、文章がすごくおもしろくてめちゃくちゃステキ
ちょっとしたダジャレやらくすっと笑えるおちゃめさ、でもって、ふざけすぎなくて学術的。
この著者の文章好き~
家で犬を飼っていたり、金魚を飼っていたりした、子供の頃の趣味が魚釣りだったこともあって寄生虫には昔から親しみがあるんだけど、あらためて読むと寄生虫って…やっぱりすごいわ。
なんだろね、もう「生殖するがために生きている」というある意味潔さがすご -
Posted by ブクログ
地球上に存在する約870万種の生物のうちの大半は寄生生物。そして、寄生生物は単純に種類が多いというだけでなく、その姿かたちやライフサイクル(生活環)は想像をはるかに超えて多彩。
本書は、そんな多様な寄生生物のなかから、「キモい」という言葉を幅広く捉えて、思わず目を背けたくなるようなグロテスクな姿をしたもの、私たちヒトにとりつくもの、吐き気をもよおす邪悪な戦略をとるもの、宿主に大きな害を与える行儀の悪いものなどに的を絞って取り上げられている。
第一章は取り付いた生き物の行動を操り、自分(寄生生物)の生存や生殖に都合の良い行動にさせるものたちの例。
別に寄生生物は意識を持っている訳ではないが、実