江川昌史のレビュー一覧
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人口減、超高齢化社会に突入した日本において、再度成長軌道に載せるために何ができるのか?
課題先進地域とも呼ばれる地方において、再生モデルを構築することができればという思想もあるのか、地方創生が叫ばれて久しい。そんななか東日本大震災の復興支援という切り口ではあったが、著者が率いいる国際的にも著名なコンサルティング会社アクセンチュアは会津若松に拠点を起き、昨今話題のスーパーシティ構想の礎とも言える仕組み構築に取り組んでこられたことを中心に書かれた作品。
新型コロナ感染症拡大に伴い、感染リスクを避けるために三密回避対策が取られ、イベントの開催ができなくなったり、感染が多く見られる外食利用が減ったり -
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アクセンチュアにおいて実践してきた「働き方改革」。
以前のアクセンチュアは正直ブラック企業と言っても
過言ではないくらい残業がすごかった印象だが、
ここ数年を見ると大幅に改善されてきていると感じる。
その取り組みの1つである「働き方改革」を
どのように推進してきたのかをまとめた書籍です。
アクセンチュアのような大企業だからこそ
出来たことも多々あるとは思いますし、
逆に大企業だからこそ難しいことも多いんだなと
改めて知らされました。
こういった事例を数々集めていき、
自社にあった取り組みを決めていって、
実践していくのが大事だと感じており、
そのためのインプットとしては非常に参考になった -
Posted by ブクログ
私は、アクセンチュアの競合他社にあたるコンサルティングファームに所属しています。2016年末頃からうちのファームでも「働き方改革」が叫ばれ始め、社内ルールが少しずつ変革され始めました。が、いまいち会社にも本気度を感じず、「こんなんで本当に社員の意識は変革されるのかね」と半信半疑だったところ、書店で本書を手に取りました。働き方改革は間違いなく今後のビジネスになるし、他ファームの取組みをを理解しておきたかったためです。
一読して、これはすごいなと思いました。すさまじい「本気感」。うちのファームでも似たような取組みを多くやっていますが、ここまで徹底していることに驚かされました。
・ ビジョン(理 -
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「アクセンチュアさん、採用関係では、ものすごく評判悪いですよ」
ある人材会社から言われた一言で問題意識に目覚め、トップ自らが旗を振り実現した働き方改革。
鍵だと思ったのは、やはりカルチャー改革はトップダウンで強力に推進していく必要がある事、もう一つはコンサルティングファームらしく、戦略を「問題解決のフレームワーク」やロードマップに載せることで、緻密に穴なく計画実行していくこと。
特に、口だけで一向に改革が進まず頓挫してしまうパターンは後者が圧倒的に不足しているなあと。ビジョナリー・カンパニーで述べられている「一貫性」、「細部へのこだわり」といったことが、さすが改革屋だけあり、フレームワークを -
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ネタバレアクセンチュアがワークスタイルを大幅に変えている、という話は前々から知っていましたが、その中身の本。
働き方という枠に留まらずに、”改革”を進めるにはどうすれば良いかのノウハウが詰まっている。
KPI測定に当たっての指標設定や、ロードマップ策定へのフレームワークなど、素晴らしいノウハウばかり。
今後何かしらの参考にしたいと思える本だった。
読んでよかった。
働き方改革に関して言えば、これは必要不可欠な動き。
当面無理だろうと思われていたコンサルタント業界で実現させたアクセンチュアは本当に素晴らしい、かつ素敵な取り組みだと思う。
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Posted by ブクログ
ネタバレ・将来のなりたい姿を捉え、優先すべき課題のダイバーシティ・リクルーティング・ワークスタイルにチャレンジした
・会社を変えるとき、何よりも重要なことは方向性をはっきりさせておくこと、そしてそれを社員と共有する。どこに連れて行くのかをしっかり理解してもらう。
・改革のフレームワーク。
第一象限:方向性提示と効果測定(ハード×経営層
第二象限:リーダーのコミットメント(ソフト×経営層
第三象限:仕組み化・テクノロジー活用(ハード×現場
第四象限:文化・風土の定着化(ソフト×現場
改革にあたっては、ハードからソフトへが鉄則。
マインドセットのようなソフトは、行動が変化することによってのみ変わ