デジタル×地方が牽引する 2030年日本の針路

デジタル×地方が牽引する 2030年日本の針路

1,760円 (税込)

8pt

4.0

GDPからQoL(クオリティ・オブ・ライフ)へ、価値観の転換で地方はよみがえる
■私たちが今、思考すべきは「ポスト・コロナ(コロナ後)」の世界における新たな価値観や常識だ。これを機に、社会のデジタル化が一層加速し、テレワークや在宅医療、遠隔教育などが定常化すれば、地方社会にとっては大きな恩恵となるだろう。同様に、平常時では一定の時間がかかる「ニュー・ノーマル」へのシフトが、一気に進む可能性もある。(中略)誰もがどこからでも仕事をこなせる社会を経験した後、都市、および職場という「場」の持つ本質的な意味合いとは何なのか。大都市であれ、地方であれ、再考を迫られている。物事の本質的な価値や意味合いの変化と、「ポスト・コロナ」時代の世界のあり方に関して、真剣に検討を始める時が来た。(本書『はじめに』より)
■日本の各地方が、内在的な価値を発掘し、個性を極めていくことは、企業・住民に選ばれ、生き残るために必要な要素の一つだ。人口が減少する中、多様化するニーズに大都市とは異なる独自性で応えられなければ、地方に経済と人の流れを取り戻すことはできない。しかし、「収入ではなく働きがい」「都心ではなく地方」を選ぶQoLエコノミーの台頭の兆しとも言える価値観が生まれてきている。GDP的価値が中心だった時代は都市が強かったが、QoL的価値を取り入れれば、地方でも十分差別化が可能で、人を呼び込むことができるだろう(第7章『各都市の価値をどうやって向上させるか』より)。

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デジタル×地方が牽引する 2030年日本の針路 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年04月26日

    人口減、超高齢化社会に突入した日本において、再度成長軌道に載せるために何ができるのか?
    課題先進地域とも呼ばれる地方において、再生モデルを構築することができればという思想もあるのか、地方創生が叫ばれて久しい。そんななか東日本大震災の復興支援という切り口ではあったが、著者が率いいる国際的にも著名なコン...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月07日

    ITを活用した地方創生について紹介した一冊。
    書評をきっかけに購入も、読後感が個人的にはいまいちだったのは、理論が多く事例が少ないこと、また処方箋が散発的に感じたからか。途中までは、都内にするより地方に住む方がよいことは伝わっただけにもったいなく感じた。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年01月02日

    仕事関係で献本していただいた。(お礼申し上げます)
    地方創世の問題が整理されていて分かりやすかったです。
    私も、将来自分の故郷と何か関りを持ちたいと思っているので、自分の考えを整理するためにとても参考になる情報、アドバイスが書かれていたと思います。
    ただ最近少し思うのは故郷のために、と、大上段に構え...続きを読む

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