安納献のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ【20年積み重なった「あの人とは分かり合えない」を、今日解消する対話術】
対話術と書いておきながら、実際はもっと深層の話です。
NVC(Non Violent Communication)によって自分や周囲の人生に喜びが増えるだろうと私は感じました。なぜなら、NVCによって、自分や相手が喜びを得るために、何が必要かが具体的に明らかになっていくからです。
NVCはティール組織で紹介されていたり、海外教育に取り入れられ、注目を集めています。また、企業において「EQ」感情を上手に取り扱えるリーダーが必要とされている文脈でも、NVCは有効なようです。
NVCを実践するには、4つのステップを踏む必要があります。
1,自分の人生の質を左右する行動の「観察」
2,観察したことについて抱いている「感情」
3,そうした感情を生み出している価値、願望、「必要としていること」
4,人生を豊かにするための具体的な「行動」
起きがちなこととしては、私も含め、これまで「感情」を表現する機会が少なかったので、何かに対して自分がどう感じているかを表現することがうまくできなかったりします。
NVCを今日からまずやってみようと思ったので、「自分が何に」「どう感じたか」これを言語化するところから挑戦したいと思います。 -
Posted by ブクログ
NVCを日常そして組織、社会のなかで実践するための本かな?
「NVC - 人と人との関係に命を吹き込む法」よりわかりやすい(その分、具体的なテクニックはあまりわからない)感じであるが、後半のミディエーションの話や社会変革への取り組みの部分は、スリリング。
NVCの基盤となっていると思われる前提というか、思想には、同意できないところもあるし、実践的なところでも、違和感を感じるところもある。
それでも、この本を一気に読んでしまったのは、これが、マーシャルが一生をかけて遊んだ?ゲームだから。
あと、前提としている人間観の違いはあるものの、結果として、やることって、ナラティヴに通じる「言葉」による関係性や社会の変革。その辺が面白かったな。 -
Posted by ブクログ
相手を評価したり決めつけたりするのではなく、自分が抱いている感情と自分が必要としていること(ニーズ)に耳を傾ける、という考え方。感情にフォーカスする、ということをそもそもやらないことが多いように感じるし(特にビジネスの場面では)、その奥のニーズとなると、認識できていないまま感情に振り回されている気がする。
4つのプロセスは常に意識したい、やり続けたいこと。
(1)観察(Observations)
(2)感情(Feelings)
(3)必要としていること(Needs)
(4)要求(Requests)
自らを責めたり評価したりせず「自分がどうであるか」を明確に表現するには、トレーニングが必要だな、と改めて思う。
そしてこの考え方を共有することもとても大事。NVC[Non-Violent Communication(非暴力コミュニケーション)]のプロセスを実践する人が増えることで、自分も周りも心の安寧を得やすくなる。手法であり、コミュニケーションそのものの質的変化にもつながる。 -
Posted by ブクログ
NVCとは、Non-violent Communicationの略。直訳すれば、「非暴力的なコミュニケーション」。
それがどういうものかは、少し長くなるが、本書から引用する。
NVCはわたしたちに本来そなわっている力-人を思いやる気持ちを引き出すことで、自分自身と、そして自分以外の人々との交流を容易にする。自分自身を表現する方法、そして耳を傾ける方法を見直すプロセスともいえる。具体的には、次の4つのことに意識を集中させる。観察すること、感情に気づくこと、必要としていることを明確にすること、自分の人生を豊かにするために要求することに。深く耳を傾ける力と、尊敬したり共感したりする力を伸ばし、心の底から与えたいという気持ちを引き出すのがNVCだ。
人と人が、よりよくコミュニケーションを取れるようになるための、方法論であり、スキルである。
おそらく身につける為には、結構な時間をかけてトレーニングすることが必要な気がするが、いったん身につけられれば、確かにコミュニケーションの質は格段に上がるだろう、と思える方法だ。