矢部万紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ私は母の影響で小さい頃から朝ドラを見ていた。学校行く前に見たり、見終われなかったら帰ってきてから録画を見たり。当時まだ小学生だった私にとって朝ドラの主人公達はとても眩しく憧れだった。彼らは皆一生懸命で真っすぐで、頑張れなかったり嫌なことを考えたりする自分と比べて自己嫌悪に陥ったりした。
しかし20歳を超えた今この本に出会い、朝ドラは女性の生き方や働き方をこんなに強く訴えたメッセージだったのかということに気が付かされた。彼女たちは決して真っすぐに生きていたわけではない、悩みや衝突、挫折を繰り返し、それでも生き抜こうとしていた。この本を読んでもう一度朝ドラを見返したくなった。当時の私には見えていな -
Posted by ブクログ
ひよっこ以外はおおむね著者と好み似ている。
比較的新しいものが中心。
2007のちりとてちんから2017のひよっこまで。
自分もちりとてちん、カーネーション、あまちゃん、あさが来たは好きだった。
まれが微妙だったのも同意。
逆にひよっこはあまり印象に残っていない。
とと姉ちゃん(2016)と花子とアン(2014)、べっぴんさん(2016)はそこまで悪くなかったけどな。主人公に共感はできないが。
生涯独身のヒロイン、とと姉ちゃんが朝ドラ初だったとあるが、2000年のオードリーもでは?
仕事が忙しくて真剣にみれていないものもあったので、改めて考察を読んで懐かしく感じ、理解も深まった。やはり著者は人 -
Posted by ブクログ
本を読んでいるというより朝ドラ大好きな人と語り合っているみたいで、あっという間に読み終わってしまった。
本書で引用されているドラマのうち「ちりとてちん」だけはまだ観ていないので、その部分は読まなかったが、他はじっくり読ませてもらった。
題名には「働く女子の本音」とあるが、そんなに堅苦しいわけでもなく「向井理格好良かったね〜」とか、糸子の生き様から伝わる「堂々とせよ」というメッセージとか、水口さんの「君」から時代と相手との距離感の話など、なんとなく感じてはいたが形に出来なかった思いを言い切ってくれていて気持ちよかった。
この本で扱っているのは「ひよっこ」までなので、今の朝ドラでもまた語ってほし