木村琢磨のレビュー一覧

  • 社内政治の科学 経営学の研究成果

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    社内政治に関する最新の先行研究を踏まえつつ、実務家にもわかりやすく紹介された良書です。

    合理的なようで、まったく合理的でない組織の実態を「社内政治」という観点で解き明かしています。

    改めて「限定合理性」を唱えたサイモンの偉大さも感じました。

    【メモ】
    ・社内政治=利害の不一致や対立があるときに、

    ・組織は公式の制度やルール、合理的な意思決定だけで
    は説明しきれない「別の力学」によって動いている

    ・誰が影響力を持っているのか。誰の言葉が信用されるのか。誰が誰と手を組んで話を前に進めたのか。こうした非公式な行動や人間関係が、組織の現実を動かしている。

    ・社内政治はなくせるものではなく、

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    2026年02月14日
  • 社内政治の科学 経営学の研究成果

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    社内政治は、利害の異なる人々を束ね、会社の目標を実現するための重要な要素であり、影響力を発揮するための戦略的なアプローチが必要であり否定されるものではない点を強調する。

    特に「意味のマネジメント」として、経営層特定の言動や出来事に意味を与え、受け止め方をコントロールする行動こそ社内政治とした点は、単純な利害調整・権力闘争といった旧来のイメージではなく、本書で指摘している通り、意味をめぐる合意形成であり解釈の綱引きという側面があるということであり、大変興味深い指摘だった。

    この点において、重要なのは各レイヤーのマネジメントと単に表面上の意味を共有するだけではなく、自分の担当領域における解釈を

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    2026年01月24日
  • 社内政治の科学 経営学の研究成果

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    社内政治を実践的なリーダーシップとして定義したとても実用的な本。科学と題されているだけあってリーダーシップの歴史的体系系な知識も身につく。ある程度大きな企業で働くマネージャー、リーダーは読んでおくととてもタメになる一冊。以下特に留意したい箇所。
    ・全員が納得する最適解はない
    ・組織は前提として非合理
    ・社内政治は前提とすべき現実
    ・ジェフリーフェファーとヘンリーミンツバーグ
    社内政治を肯定的に捉える(好きな学者)
    ・アジェンダコントロール
    ・力の誇示よりも利他の方が人脈形成に効く
    ・意味のマネジメント 
    ・正しい説明より納得できる説明
    ・起こる出来事は同じ。どのように導ける意味付けをするか

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    2026年01月12日
  • 社内政治の科学 経営学の研究成果

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    ネタバレ

    社内政治というおよそ経営学とは相容れないようなテーマに対して、真正面から学問的なアプローチを展開するのが本書の目指すところだろう。考えてみれば「政治学」という分野がしっかり学問分野の中には存在するのだから、取り上げるのだってちともおかしくない。

    そして本書では「うちの会社は政治ばっかりだ・・」と言った愚痴を集めるのではなく、社内政治とそもそもどのようなことを指し、それがパフォーマンスの発揮やビジネスに対してどのような影響を与えているのかといった”役にたつ”内容を丁寧に説明してくれる。

    何より本書が実務的に意味があるのは、組織がある以上政治は避けられないものであるといった前提を明確にした上で

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    2026年01月05日
  • 社内政治の科学 経営学の研究成果

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    「社内政治」というネガティブに見られやすい用語を学術的に分析していきつつ、社会人にとって適切に付き合っていくべき事象であることを説いた印象でした。特に、社内の各個人の政治力がどこから湧き出るのかを4項目に分解して説明した第5章、社会人としての社内政治の付き合い方をまとめた第6章は読んでいて納得できる内容が多く、非常にためになりました。

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    2025年12月02日
  • 風景写真の7ピース 撮影イメージがひらめくアイデアノート

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    山陰と山陽でご活躍のお二人の写真家による共著の一冊。
    「撮影イメージがひらめくアイデアノート」のタイトルにふさわしい、撮影するにあたってのちょっとした考え方や撮影時の心構えのようなものが綴られていたように感じました。
    基本的に1ネタが見開き1ページの構成のシンプルなレイアウトでしたので、とても読みやすかったです。

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    2021年01月03日
  • 社内政治の科学 経営学の研究成果

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    社内政治、、、なんだか不穏なイメージでしたが、人が集まるところには当然にあるもので、否定するのではなく、使い方を考えることの方が重要と理解しました。

    導入の1〜2章は個人的にはなくていいかな、3章からが頭の整理のために参考になると思いました。

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    2026年02月28日
  • 社内政治の科学 経営学の研究成果

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    経済学が、より人間らしい行動経済学に発展したのと同様、経営学が人間の息遣いをもって描かれる。かつ、理論的な背景が明確。

    結論 社内で、より多くの人に信頼されることによって、より少ない説明でより多くの権力・資源を得て影響力を持つことを目指す。

    ①相手に好印象与え、相手の利益になる行動をとる
    ・単純接触効果=人は、繰り返し接する相手に好意を持ちやすくなる
    ・類似性魅力仮説=自分と似た相手に親近感を抱く

    ②有力者の権力を借りる
    例 まず同期入社の同僚に相談し、その同僚の上司につないでもらう

    ・企業は同じ目標を持つ一枚岩ではなく、異なる利害や関心を持つグループの集合体。こうした中での意思決定は

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    2026年01月04日
  • 社内政治の科学 経営学の研究成果

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    社内政治に対するネガティブなイメージを払拭できた。
    一方で、もっと関心があった第5章のビジネスパーソンに必要な政治力については、机上の空論のように感じた。

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    2026年03月07日
  • 社内政治の科学 経営学の研究成果

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    社内政治を「研究対象」として整理した一冊。だが、組織を動かす実践書ではない。
    最大の収穫は、社内政治が日本特有の現象ではなく、海外企業でも普遍的に存在するという事実。企業は合理的に戦略を遂行する共同体というより、部門ごとにKPIと利害が分断された政治空間という現実。その構造を言語化する点には一定の価値。
    ただし、本書の立ち位置はあくまで学術整理。社内政治がなぜ生まれるのか、どの研究が何を示しているのか——そうした整理は丁寧だが、「ではどう動かすのか」という実務の核心には踏み込まない。
    社内政治をポジティブに活用できる組織の条件や、政治を組織の推進力へ転換する視点を期待すると肩透かし。大企業の停

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    2026年03月04日
  • 社内政治の科学 経営学の研究成果

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    社内政治の前提や歴史、海外での取り扱われ方などがまとまった一冊。読めば社内政治へのネガティブなイメージが緩和されるはず。

    個人的に印象に残ったのは、海外でもサービス残業があることだ。海外の働き方は効率が良く、日本は悪いと思われがちだが、欧米でも日本同様、長時間働いて熱意をアピールすることがあると知って驚いた。

    北欧の働き方を称賛する本などはあくまでよい部分だけ抜粋したものに過ぎないかもしれない。

    ただ、社内政治をうまくやるための方法論に特化した本ではないので、そこは注意。読んでも社内政治が上手くなるわけではない。

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    2026年02月24日
  • 社内政治の科学 経営学の研究成果

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    社内政治の学術書。したがって、実践的内容を期待してはいけない。
    社内政治がアカデミズムの対象になることに驚いた。
    著者も述べているが、それだけ日本では知られていないし、イメージが良くないのだと思う。

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    2026年02月01日
  • 社内政治の科学 経営学の研究成果

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    さまざまな論文を引き合いにだしながら、客観的に「確かにそうなってるな」と思える部分があった。会社組織を完全合理的に理屈で動かすのではなく、人間と人間の関係性で動いていくのは実感しているところで、そこへのアプローチ…社内政治をあるものとして利用していく…も書いてあって、整理された良い本だと思った。
    一方で内容的にはそりゃそうだろ以上のものがないというか、驚きはなかったのですすっと読み流してしまったところも多かった。
    個人的にはリーダーシップのところが勉強になった。自己ではなく組織やチームを主体に政治活動できるのがリーダーということで、なるほどと思った。

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    2026年01月09日