少し前に、超熟のおいしさに改めて(遅まきながら)気付き、感動したところだったので、軽い気持ちで読んでみました。
前半は、「読むプロジェクトX」という感じで、情熱がひしひしと伝わってきます。
マーケティングの章あたりから、急速に面白みがトーンダウンしました。
けして悪い内容ではないのですが、定価1400円だとすると、やや満足度が弱いかも。
しかし、製パンメーカーおよび日配系食品メーカー志望の就職活動学生は読んでおくといいと思いました。中途半端な業界本よりは、メーカーのエッセンスやヒントがつかめるのではないでしょうか。