安倍雄太郎のレビュー一覧

  • いのち短し、踊れよ男子

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    日本舞踊を習っています。
    日本舞踊を題材にした小説を探していてこの本に出会った。
    表紙を見て「BLかな?」と思って読み始めたけど、勘違いでスポ根日本舞踊小説だった。
    「ガラスの仮面」男版といったかんじで面白いし、日本舞踊の舞台自体に興味がもてる内容。
    もっともっとこういう小説があったらいいのに!作者さん、続編出してください。
    次回は駿サンに女踊りも挑戦してほしいな。

    主人公の日本舞踊の上達スピードが剣道経験者とはいえいくらなんでも早すぎたり、初心者なのに大曲に挑戦しすぎでは、と思うところはあるものの、踊りや稽古の描写が的確で分かりやすく、勉強にもなった。
    自分が日本舞踊を習っているだけに、ぶ

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    2021年11月04日
  • 君のいない町が白く染まる

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    ネタバレ

    命について改めて思い直させてくれる、切ない小説だった。
    主人公は、幽霊のお陰で、楽しく過ごせていて、しかし 、その幽霊は消えてしまい、悲しい気持ちに浸りますが、その後に出会った女性と出会い、また楽しく時を過ごした事も偶然ではないのだと思います。

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    2019年10月05日
  • いのち短し、踊れよ男子

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    前作の2作と違うテイストで、
    今までとは別の面白さがありました。
    日本舞踊なんて、さっぱりで何がなんだかわからないというくらいの知識のなさで読み進めましたが、
    描写がはっきりとしていて、頭の中でイメージしやすかったです。
    登場人物のそれぞれの思いやぶつかり合いがまた良くて、読んでいて応援したくなったり、発表の場では、私までドキドキしたりしました。
    おススメです。

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    2019年08月12日
  • 僕の耳に響く君の小説

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    デビュー作読んでから
    安倍先生のファンです。

    今回は、小説家のお話だったんですけど、
    描写が丁寧で、容易に想像することができました。

    男と女って難しいし
    小説家さんって大変なんだなぁって
    心から思いました。
    人間味あふれていました。

    あとがきもとても面白かったです!!

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    2018年10月07日
  • 君のいない町が白く染まる

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    幽霊との恋なんてどんなものだろうとなんとなく買ってみた本でしたが、とても面白かったです。
    すごく泣きました。
    物語が交互にでてくるのに意味があったのかという意見もあるようですが、純粋に読みやすく、途中で2つの話が繋がっているかもしれないなど、読み手にドキドキやワクワクを感じさせていると思いました。

    なによりも内容がとても面白く、随所に散りばめられていた音楽、当時の私は一曲も知らなかったですが、今ではすべての曲を歌えるくらいまでハマってしまいました。

    小説は好きで、今まで何冊も読んできましたが、その時の私の恋愛感が関係したのか、今まで読んだ小説の中でトップです!!

    読み終わったあとはとても

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    2018年09月10日
  • 君のいない町が白く染まる

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    一人暮らしを始めた部屋には女の子の幽霊が住んでいた。
    幽霊アカネと、自分、そして過去とのほんのり切ない物語。
    日記形式なので読みやすかった。
    最後はなるようにしかならない終わり方。
    これも一種のハッピーエンドかな。

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    2025年01月12日
  • 君のいない町が白く染まる

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    クリスマスの日に初めて会う同士の男女、お互いが前日クリスマスイブまで過ごした特別な時間をただ聞いて欲しくて語り始める。男が語るその内容は不思議な体験からどんどん明かされていく幽霊の存在、聞き手の女性は自身のそれまで過ごした特別な時間に幽霊の存在を重ねると共通な繋がりと納得、登場人物全てが相手に対する恋心の届かない、届ききらない歯痒さを我ら読み手が感じる甘酸っぱい物語
     

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    2024年12月12日
  • いのち短し、踊れよ男子

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    何気なく日本舞踊の発表会のポスターを見ていたら、美少女に誘われて観ることに。「吉野山」「静と知盛」を観て、出演していた演者・吉樹の踊りに魅了される。下心がありつつも、日舞教室に通うことに。
    主人公が日舞初心者という設定なので、日舞を観た感想や踊ってみた感覚などが親しみやすい。
    なかなかマイナーなテーマだが、「日本舞踊」を少しでも知るのによい本だと思う。

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    2020年07月09日
  • いのち短し、踊れよ男子

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    日舞を習い始めて一年の素人が国立劇場の舞台に立つなんていう筋書きはファンタジーでしかないが、お稽古事のイロハが門外漢にもよく分かるように書かれているし、登場人物がキャラ立ちしていて続きが読みたくなる。次作は是非とも姉御の過去の逸話を。

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    2019年12月29日
  • 僕の耳に響く君の小説

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    ネタバレ

    久しぶりに恋愛小説を読んだ。
    うーん。 こういうすれ違いものとか好きだけど、かなりのこじらせ系だね(笑) もうこの2人は付き合おうって言ってないだけで、付き合ってたようなもんじゃん。

    夏目も夏目だけど、朧も案外ひどい。好きだと言って、相手に「……そう。それで?」とか言われたら悲しくなるよ。たとえヘタレの夏目じゃなくてもね。

    夏目たちの会話の中にちらっと出てくる「暴走自転車マン」が何気にツボる。暴走自転車マンが夏目の小説を酷評したのは、一発屋になってほしくないからこその、あえての激励?だよね。おそらく夏目はペンネームでなく、本名でデビューしただろうから。

    っていうか、夏目のデビュー作の幽霊

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    2019年04月23日
  • 君のいない町が白く染まる

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    読みやすいし、わかりやすいし、終わり方も綺麗にさっぱりしていて、個人的には好きな作品です。

    ただ、設定がめちゃくちゃすぎる(ビール飲む幽霊ってなんだよ。)
    二つの物語を同時に進める必要もない気がした。

    全体的にはそれほど評価の高くない作品だけど、話の内容が王道ストーリーでわかりやすいので結構好きです。

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    2018年05月04日
  • 君のいない町が白く染まる

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    実際は、星2つ半ぐらいかな。
    宣伝の泣ける、に期待が大き過ぎたのか泣くようなシーンはない気がする。
    2つの話が同時進行するのだけど、その効果は何を狙ったのか不明。

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    2018年04月11日