工藤哲のレビュー一覧

  • ルポ 人が減る社会で起こること 秋田「少子高齢課題県」はいま

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    物の味が濃いといった気候条件や地理的な条件によるものの話も混ざっているけど、熊の人身被害などタイムリーな話題も多い。

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    2025年11月18日
  • ルポ 人が減る社会で起こること 秋田「少子高齢課題県」はいま

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    メモ:
    - 秋田県は世界で最も人口減少が早い地域。
    - クマの被害が広がっているが、個人的には、香川・愛媛・九州だと現状熊の目撃情報がないので、どうしても実感ができない部分がある。
    - 東北における対外交流の拠点は青森の十三湊のイメージが強かったが、秋田も対外交流の拠点だったことは知らなかった→これが秋田の人のおおらかな性格を形作っている?
    - 江戸時代から白米を食べられるほどの米処 + どうしても主食の米に合うものということで日本でも類を見ないほどのしょっぱい食文化、最近は若者を中心に変わりつつある。
    - 以前著作を読んだニッセイ基礎研究所の天野 馨南子氏の講演の話も記載されていた。東京 +

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    2025年11月15日
  • 母の家がごみ屋敷 高齢者セルフネグレクト問題

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    どこから線引きするかは人それぞれだろうが、誰の身にも迫りうる問題。個人の尊厳にも関わる複雑な問題で、解決は一筋縄ではいかないが、見て見ぬふりをすると危険でもある。多少なりと原因などを知っておくだけで、いろんな意味で備えになると思う。

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    2022年10月30日
  • 上海

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    長らく上海に行けていないので、本書を通じて現在の様子を知ることができ、ありがたい。しかも経験豊富な記者のレポートだけあって、必要な情報が過不足なくつまっている。生の声を要所要所でしっかり拾っていて、臨場感があるのもさすがだ。
    それにしても、上海のデジタル化の進行具合は予想以上。規制のゆるさなども利用しながら、試行錯誤を繰り返し、大胆に前に進んでいく様子が良く伝わってくる。日本の文化やコンテンツへの関心の高さも衰えていないようで、ほっとした。
    武漢日記の方方さんのインタビューも、興味深い。方方さんは実力派の作家で、小説作品にもリアリティがある。彼女が語る言葉は重い。
    上海を観察することで、現代の

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    2022年10月30日
  • 母の家がごみ屋敷 高齢者セルフネグレクト問題

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    ネタバレ

    セルフネグレクトが第6の虐待として提案されているのは初めて知った。ほんと、うちも父親の方が残されたら片づけられなくなる恐れはある。つーか、私自身が病気になって動けなくなったら。最後の誰かの言葉でごみを減らすためにごみの分別が始まったけど、分別できずにごみがたまるくらいなら、分別をざっくりにしたらどうか、と言ってて、なるほどなと思う。ほんと今の燃えるごみとプラを分けないってすごい楽だもんな。

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    2019年10月20日
  • 母の家がごみ屋敷 高齢者セルフネグレクト問題

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    ネタバレ

    高齢化社会の到来によって、一人で生活することがままならない人が増えている。
    ゴミ出しなど、まだ元気な自分でさえ面倒に感じることがあり、認知機能や、体力の衰えた老人が正しく分別し重いゴミ袋を所定のゴミ捨て場まで運ぶのは容易ではないことが想像できる。
    他にもセルフネグレクトによって片付ける気力を失う人、寂しさを埋めるためなのか、ものが無かった時代からの反動なのかゴミを集めてくる人、ゴミ屋敷化の背景には個人のさまざまな理由があることが本書によって明らかにされている。
    しかしまだゴミ屋敷問題への対応が十分でない自治体も多く、また、職員の間にも温度差があるようだ。各自治体は国からの法整備を待つだ

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    2018年08月25日
  • 中国人の本音

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    大陸中国の人間がどういうふうに日本人を見ているかどうか知りたいと思い読んでみた。作者自身がマスコミ関係者だったせいか、メディア関係の人間が中心になってはいたが、大体中国人が日本人をどのように見ているかが分かる良書。過激な反日グループもいるにはいるが、無論知日派もいる。特に驚いたのは習近平の奥さんと友人の日本人歌手がいて、胡錦涛全国家主席とも面識があるのだという。中国とは歴史問題や国境を巡っての問題はあるとは思うが、中国に生きている人々に対しては悪感情を持たずに友好的に接していきたいものである。

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    2017年09月11日
  • ルポ 人が減る社会で起こること 秋田「少子高齢課題県」はいま

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    良くも悪くも「ルポ」という印象。
    県外出身者から見た秋田県のイメージが書かれている。
    1章: 人口減少の影響
    2章: 熊被害
    3章: 秋田県民の塩分摂りすぎ問題
    4章: 観光や特産品活用
    という構成。
    「人が減る社会で起こること」がイメージ出来ない人が読むための本だという気がした。

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    2025年10月24日
  • ルポ 人が減る社会で起こること 秋田「少子高齢課題県」はいま

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    先取り県秋田での示唆に富む事例の数々。
    連載ものをまとめた感じ。単行本化の際はそれなりに書き直したほうがいいのではないかなあ。労力かけれるかの問題はあるが。

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    2025年10月18日
  • ルポ 人が減る社会で起こること 秋田「少子高齢課題県」はいま

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    2025年、今年これほどの熊が人里を荒らすことになろうとは思わなかったが、本書においても1章を割いて熊との共存の問題が触れられている。東京からの時間距離が人口減少に直結している状況下で、新たな産業の創出や伝統産業の復活による所得の向上など、このまま衰退させない施策が強く望まれる。

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    2025年10月11日
  • 母の家がごみ屋敷 高齢者セルフネグレクト問題

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    セルフネグレクトの具体的な支援方法について知りたくて本書を手に取ったけれど、期待とは違っていた。たぶん、セルフネグレクトを知らない人が読むのに良い本だと思う。
    記者らしい「データ」を元に表面的な事実だけ書いてある。
    私はその対象者の背景や周囲の関係者の動きを知りたかったけれど、そこのあたりはあまり触れられておらず、結局は行政の介入をもっと…というところに終わってしまっていて残念だった。
    ただ、代執行という言葉について知れたのは良かった。

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    2021年08月04日
  • 母の家がごみ屋敷 高齢者セルフネグレクト問題

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    ゴミ屋敷がどうしてできるか、いろいろな角度から検証している。仕組みや情報不足のために死につながる危険性があるとも言っている

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    2018年10月07日
  • 母の家がごみ屋敷 高齢者セルフネグレクト問題

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    2018.06.15

    ゴミ屋敷のテレビ番組が好きなので読んでみましたが思ったより重たいテーマの本でした。
    実家のたくさんあるモノの片付け、親を説得するのは無理なので生きてるうちに説得して喧嘩して険悪になるよりも、お金がかかっても親が死んでからサクサクッと業者に頼んで片付けたい。

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    2018年08月11日
  • 母の家がごみ屋敷 高齢者セルフネグレクト問題

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    ネタバレ

    体力の低下や認知症、身内を失った喪失感などから生活意欲が衰え、身の回りのことが出来なくなる高齢者の「セルフネグレクト(自己放任)」が、社会問題として注目されるようになった。
    セルフネグレクトは、ものが捨てられずに室内に溜まってしまう「もの部屋」「ごみ屋敷」「ごみ部屋」と同一ではないが、密接に関連している。

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    2018年06月09日