工藤哲のレビュー一覧
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メモ:
- 秋田県は世界で最も人口減少が早い地域。
- クマの被害が広がっているが、個人的には、香川・愛媛・九州だと現状熊の目撃情報がないので、どうしても実感ができない部分がある。
- 東北における対外交流の拠点は青森の十三湊のイメージが強かったが、秋田も対外交流の拠点だったことは知らなかった→これが秋田の人のおおらかな性格を形作っている?
- 江戸時代から白米を食べられるほどの米処 + どうしても主食の米に合うものということで日本でも類を見ないほどのしょっぱい食文化、最近は若者を中心に変わりつつある。
- 以前著作を読んだニッセイ基礎研究所の天野 馨南子氏の講演の話も記載されていた。東京 + -
Posted by ブクログ
長らく上海に行けていないので、本書を通じて現在の様子を知ることができ、ありがたい。しかも経験豊富な記者のレポートだけあって、必要な情報が過不足なくつまっている。生の声を要所要所でしっかり拾っていて、臨場感があるのもさすがだ。
それにしても、上海のデジタル化の進行具合は予想以上。規制のゆるさなども利用しながら、試行錯誤を繰り返し、大胆に前に進んでいく様子が良く伝わってくる。日本の文化やコンテンツへの関心の高さも衰えていないようで、ほっとした。
武漢日記の方方さんのインタビューも、興味深い。方方さんは実力派の作家で、小説作品にもリアリティがある。彼女が語る言葉は重い。
上海を観察することで、現代の -
Posted by ブクログ
ネタバレ高齢化社会の到来によって、一人で生活することがままならない人が増えている。
ゴミ出しなど、まだ元気な自分でさえ面倒に感じることがあり、認知機能や、体力の衰えた老人が正しく分別し重いゴミ袋を所定のゴミ捨て場まで運ぶのは容易ではないことが想像できる。
他にもセルフネグレクトによって片付ける気力を失う人、寂しさを埋めるためなのか、ものが無かった時代からの反動なのかゴミを集めてくる人、ゴミ屋敷化の背景には個人のさまざまな理由があることが本書によって明らかにされている。
しかしまだゴミ屋敷問題への対応が十分でない自治体も多く、また、職員の間にも温度差があるようだ。各自治体は国からの法整備を待つだ