モー・ヘイダーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
冒頭のエピソードが、いきなりげげっというスプラッタな感じ。それもあってか、途中まではなかなか話に入り込めなかった。半ばくらいからはズンズンと読み進めて、結局は一気読みに近かった。引き込まれるストーリーだと思うが、自分の好みとしては前作の「喪失」の方が良かったように思う。サスペンスの質がちょっと神経に障る感じがするもので。
本書はシリーズ中で「喪失」に続くものらしいが、「喪失」より前の作品は絶版だったり未訳だったりするそうだ。それでシリーズ全体での位置づけが見えないせいかもしれないが、二つの事件が並行して語られる必然性がよくわからなくて、その点が残念。 -
Posted by ブクログ
ローズ・ブラッドリーの車が、とある男に奪われた。その車には、幼い娘マーサを乗せたままだった。突如起きたカージャック事件だったが、重大犯罪捜査隊警部であるキャフェリーは、同時に連れ去られた子供に関しては、すぐに戻されるだろうと見ていた。
しかし、24時間経過してもマーサは見つからず、事件は複雑な様相を呈する。
ジャック・キャフェリー警部、フリー・マーリー巡査、ジャニス・コステロの視点を移りながら物語は展開していく。その他、ニック、ウォーキングマン、ポール・プロディなど魅力的なキャラクタが作品を彩る。
なんだかよくわからない関係性をたいして説明もなくさくさく飛ばして行くな、と思ったらこれシリーズものだった。これが五作目らしい。ええー。
なんだか、アヤシイ部分がこれ見よがしに提示されているので、最後の犯人は割と早い段階で気付く。親を罵倒して車を奪っていることから、親がターゲットなのだろうとうすうす分かるようにしているし。
ミステリとしてすごく出来がいいとは思わないけれど、好きな終わり方だった。