イーサン・クロスのレビュー一覧
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心がざわざわするということはないだろうか?
そんな時、「こうだったらどうしよう」と思考を巡らせるのは私だけではないはず。
この本はそんな「頭の中のひとりごと」とどう向き合っていくかが書かれている。
頭の中のひとりごとというと本当にさまざまだけれど、この本ではネガティブな要素に関して書かれており、それをチャッターいう名前で表されていた。
強み資質診断ツールの『ストレングスファインダー』で内省が7位だったわたし。
この内省が磨かれるのかな?と思い手に取ってみたが、チャッターと内省は別物だったということが判明した。
私なりの解釈になるが、チャッターは自分の内面や感情に焦点を当て、心の状態を -
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私は心の中の独り言が多いタイプで、例えば、嫌なことがあった時にはそのことを延々と考え続け、また、誰かと話した後は嫌なことを言ってしまってないかと1人反省会をするなどしていた。そして、それによりどんどんマイナスな方向に物事を考えてしまっていた。
そんな私にとって、心の中の独り言からポジティブな効果を得る方法を記したこの本はぴったりだった。
特に、以前はネガティブなことを考えるのを無理やりやめようとしていたが、そうではなくある簡単な(すぐ実践できる)方法により客観的にその物事を捉えられるようになったことは良い収穫だった。
不安な気持ちに苛まれた際にはまた読み直そうと思う。 -
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ネタバレ《「あなた」は今、どんな気持ち?》
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※少し本の内容に触れておりますので、ご注意ください。とても分かりやすく有益なお話なので、未読の方は是非お手に取って頂けたらと思います。
※今回のレビューは私が好きな夢小説というジャンル(自分で苗字や名前を変えられるネット小説)風に、(名前)さんに向けてお届けします。(名前)には皆様の苗字や名前を当てはめてお楽しみください。
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(名前)さん、はじめまして。
不躾な質問で恐縮ですが、あなたは今、どんな気持ちですか?
「不安な記事や動画を見てしまい、動揺している」
「考えたくないマイナスな考えに支配されて、上手く感情を抑 -
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ネタバレ行動心理学の本読みたい→検索→行動心理学の本ランキング!→ほえ〜買うか
多分5位?とかだった気がする
シンプルに内容(文章)が面白い。
一つ一つの章が海外ドラマみたい。
著者もそうだけど、翻訳の人が上手いのかな。
・第三者視点で俯瞰して映像化してイメージする〇
・心の中で自分を名前で呼んで語り掛ける〇
・日記を書く〇
・儀式を行う(一連の決まった流れを行う事を習慣化する)
・自分なりのお守りを持ち歩く〇
チャッター(心の声)と距離を置くにはこれがお勧めらしい。
他にも色々あったけど。
〇は自分で無意識にやってた事だった。
儀式するのいいな。
音駒の「俺たちは血液だ。〜」みたいな事でしょ? -
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ネタバレ自己を精神的にコントロールするための方法を学びたく購入。
内省方法の概念を覆す一冊だった。
以下、実践したい学びとTo do。
①学び
・チャッター(頭の中のお喋り声)とは、循環するネガティブな思考と感情で構成されている
②To do
・チャッターに見舞われた際は、自分をYouと捉え、「同じ悩みを抱える友人にどんな言葉をかけるのか」を想像して自分に当てはめる
・直面している現状を、「今から1年後、それより先の自分がどう感じるのか」を考え、現在の悩みも長期的に見たらたいしたことない、永遠に続くモノではないと思う
・愛を込めて(敬意も忘れずに)触れる
・生活/仕事環境に秩序を作り出す
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内なる批判者に話しかけられ、反芻するのを脱出する方法。
それは、自分の名前で「たかし!たかしはどうしたいんだ?」というように話しかけること。
問題からズームアウトするのが大事。
心理的外傷に対するテクニックで、出来事をテレビに映すイメージや、白黒写真のようにしたり、早送りしたりするイメージをするのと似ている。
日記を書くのも良い。
過去と現在を切り離す。
SNSは共感メインで、解決しづらい。
共同反芻という罠がある。
自然の力でストレスが減る。
自然の写真や音でも効果がある。
プラセボや儀式(ルーティーン)にも価値がある。
脳障害で、頭で言葉を紡げず、意図せず忘我の境地に至った女性 -
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ネタバレ翻訳した洋書のため、少し読みにくさはありますが、頭のなかのひとりごと(チャッター)のコントロール方法が事細かに説明されており、ネガティブなひとりごとに飲み込まれないようにするために役立ちそうです。
以下、主なコントロール方法です。
・対象となる問題と距離をとる。
時間軸:将来、50年後にはこう思っているだろう
客観視:「私は〜」→「○○(自分の名前)は〜」「あなたは〜」
経験の一般化:他の人も同じ問題を抱えている、等
・緑や自然に囲まれて過ごす
・物理的な秩序をつくってチャッターを鎮める ものをいつものところに置くといったルーティーンなど
テニスのナダル 最も激しい戦いは、肉離れを起 -
Posted by ブクログ
この本の中でチャッターとは頭の中で考えてしまう悪い妄想の類の内容だと勝手に考えた。
本の中で出てくる通り、頭の中で起こり自分を陥れてしまうもの。これは自分を責めてしまったり、悪い方向に物事を考えてしまう「妄想」だと考えた。
なので本の中でも繰り返し自分と距離を取り、俯瞰してみる。そうすることでチャッターを回避できるという。
あくまでマイナスの方向に向かってしまうものについて体、心の健康に悪いと警鐘を鳴らしている。
なので楽しくさせる、気持ちの良い内容についてはある意味健康に良いという認識でいる。(あまりにも過度だとそれはそれだが)
結末に全てが詰まっている。
困った時は対処法をまた紐解く。 -
Posted by ブクログ
読書をしていて気になるのが、頭の中のひとりごと。そのせいで、内容に集中できない。寝る前に気になるのも、頭の中の反芻。その日の嫌なことや不快な記憶が何度も湧き上がってくる。どうすれば、そうした症状から逃れて、自らをコントロールできるか。人間は機械ではないから、多少は内発的な感情のなすがままでも良いのだが、やられっぱなしは避けたい。本を読みたい時は、無心に読みたい。もういいやと諦めたのだから、気持ちを切り替えて前を向きたい。本書が、その処方箋となり得るか。
ー チャッターを構成するのは、「循環するネガティブな思考と感情」だ。こうした思考や感情は、内省という素晴らしい能力を祝福ではなく呪いに変えて