餅井アンナのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分の生きづらさは、ほかの誰かもどこかで共感し得るものだと思ってる。私自身が、誰かの生きづらさを書いた文章を読んで共感しているから。
防御力が低い、すぐにHPが無くなる、生きづらさを抱えながら生きるひと、あるあるなのかもしれないが、それをすっと文章に起こしてくれることが本当にありがたいと思う。そういうひとの言葉は優しくて、やっぱり温かい。
どこか社会にはうまく合わなくても、世渡りが下手くそでも、そういう優しさをもつひとの文章に触れると、安心する。
生きづらさを抱えながらも生活はなんとかやり過ごす。そうやって生きている人はいっぱいいて、私もその一人だから。 -
Posted by ブクログ
アニメーターの仕事や、アニメーター視点での業界の現在や未来について
エンディングのクレジットに作画監督が何人いるかで現場の追い詰められ具合が分かる
アニメーターの平均労働時間は1日10時間
アニメのDVDがパッケージとして売られるようになって絵柄を揃える必要が出てきて総作画監督が導入された
フランスではフリーランスアニメーターがほとんどおらず、半年から2年制作会社と契約を結んで、朝から夕方まで常駐して仕事をする
作業もデジタルに移行済みで間に入る人がそんなに必要ない
製作を雇うコストを削減できている分、アニメーターの給料は少し良くなっている
アニメーターが仕事を引き受けるときに確認す -
Posted by ブクログ
昨年か一昨年?日本のアニメーションが映画方面でとにかくすごい勢いだったなと思い、なんとなく読んだものの、業界構造…というかアニメーション出来上がるまでの工程に絶句した。こんなに役割が細分化されてるもんなのか。
良い人材が育たない問題もなかなか頭が痛い話だった。
分業制を前提として一つのフローが出来上がり、キャパオーバーで回り続けると、そこから大きな構造の組み換えをするのは難しい。でも日本のアニメーションの多くがここから生み出されていて容易には崩せない。
デジタル技術をもっと活用したイノベーションが破壊的な影響を与えないと、変わらないのかなと…日本国外でも良いアニメーションが生まれつつあるの