あらすじ
注目のライター餅井アンナ、初の単著。心も体も防御力低め、四季折々の不調にやられ、落ち込みがちな日々をつづり、宛先のない手紙を書き続けた二年間。書くことで見つけた、あたらしい景色と生きる自信。不安な時代に向き合う姿勢に、希望を感じる1冊です。
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Posted by ブクログ
自分の生きづらさは、ほかの誰かもどこかで共感し得るものだと思ってる。私自身が、誰かの生きづらさを書いた文章を読んで共感しているから。
防御力が低い、すぐにHPが無くなる、生きづらさを抱えながら生きるひと、あるあるなのかもしれないが、それをすっと文章に起こしてくれることが本当にありがたいと思う。そういうひとの言葉は優しくて、やっぱり温かい。
どこか社会にはうまく合わなくても、世渡りが下手くそでも、そういう優しさをもつひとの文章に触れると、安心する。
生きづらさを抱えながらも生活はなんとかやり過ごす。そうやって生きている人はいっぱいいて、私もその一人だから。