八木昌実のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネット記事で気になったので購入。
マネージャー論の本は巷に溢れかえっているので、その中のひとつかなぁと思って読み始める。事実、帯に書いてあるような「対話が足りない」という点も、よくマネージャー論で語られる部分である。しかし、この本はどこか別の本と違って強い熱を感じる。
とりわけ読んでいて感銘を受けたのが、第3章「部下の『人生の目標』を一緒に探す」の部分。「会社の目標を堂々と部下に伝えるな」という逆接のメッセージに始まり、管理者が部下に対して何をすべきか、何をしてあげられるかを説く。
部下の人生に責任を持つ、真のマネージャーとしての覚悟とは何かを考えさせられる。
自分は精一杯やっているつもり -
Posted by ブクログ
元プルデンシャル生命の著者が、実体験を元にしたマネージャーはどうあるべきか論。
マネージャーの与えられる業務として、代表的なものはチームとしての業績達成。
その業績達成に向けて、部下をどう育成していくのか?ここに焦点を絞った内容。
本書によれば、部下達が「自分たちがしっかりしていなければ・・・」と自立した気持ちを持ち、自発的に行動するように仕向けるとある。
この点はマネージャー論を語る他のビジネス書であったり、読み手の考えと必ずしも相容れない部分もあって、反対意見もあると思う。
ただ、根幹にある考えは、日ごろのコミュニケーションを中心として、部下と如何に「会話」をしていくか?という点。
本書 -
Posted by ブクログ
まず自分ではなく部下の事を考える。どうしても自分の仕事に追われ後回しになってしまいそうだけど、今後意識して優先的に考えていきたい。
また、組織としていかに部下の仕事の環境を整え気持ちを理解する事がリーダーとして最優先課題であり、そうする事で業績も自ずとアップしていく可能性が高いことを理解することができた。あなたは何をしたいのか、そして私自身はどうしたいのかを共有することが必要。
そして、常に情報などのアンテナを張り、自分の言葉でアウトプットすることで、より一層信頼を得ることが出来、更に方向性やビジョンを提示することで意思の統一が図れることが分かった。 -
Posted by ブクログ
マネージャーとは、自分自身も動くが、
参画したメンバーが成長出来るようにサポートする、
これによってチーム力が強化され、より良いサービスを
お客さまに提供出来るようにすることが求められる。
とはいえ、なかなか思うようにメンバーが育たない
という事態が起きるのが実情。
そういう悩みを持ったときに、どのようにアプローチ
することで解消できるかの参考になると思う。
【勉強になったこと】
・マネージャーとして一番大切なのは、
「応援される存在になる」ことである。
・実はぐいぐい引っ張るマネージャーよりも、
なんとなく弱弱しいマネージャーが上手くいく。
前には出すぎず、メンバーを前に出してフ