菊水健史のレビュー一覧

  • 教養としての犬 思わず人に話したくなる犬知識130

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    ネタバレ

    本書は、犬種や遺伝のこと、犬の起源から人類との関係の歴史、犬の知能と身体能力など、普段から疑問に思っていたこと、犬好きなら知りたかったマメ知識などがつまった一冊です。
    犬の愛情深さや能力の高さは、私のひいき目じゃなかったんだ!と思える愛犬家必須の本でした♪

    あ、とてもよかったのだけれどひとつだけ。
    中のイラストはとてもかわいいのに(特に私は前半の写実的な雰囲気のイラストが気に入りました)、表紙・・・なんでコレなの??

    色々面白かったので、忘れたくないことを以下メモしときます。。

    ・犬の外見は、アドレナリンやドーパミン、メラニン色素、甲状腺ホルモンなどで変化する。なので穏やかな子が家畜化された犬だけがバリエーションが豊富になっていった。
    ・鼻ぺちゃ、たれ耳などは子供の特徴を残したまま大人になることをネオテニーという。性格も子供っぽいままで、とがったマズルと立ち耳の子より、たれ耳、短頭種の子の方が甘えん坊で遊び好き、好奇心旺盛な傾向が高い。(セントバーナード→レトリバー、プードル→コリー→ハスキー・コーギー→オオカミ)
    ・マール柄(薄い色の上に濃い斑点模様がのっている柄)同士の交配は、遺伝以上が発症するため禁止されている
    ・DNA分析の結果、遺伝的に最もオオカミに近いのは柴犬!次にチャウチャウ、秋田、マラミュート。
    ・犬は、左右の鼻を使い分けて嗅いでいる。右は警戒しているにおい、左は馴れ親しんだにおいを嗅ぐ。耳も同じでポジティブな音は右耳(左脳)で、ネガティブな音は左耳(右脳)で聴く。嬉しい時はしっぽを右側で振る。よって、右利きの犬は楽観的でストレスを感じにくい。盲導犬や救助犬は右利きの犬を候補に選ぶ。
    ・犬の見ている世界に赤はない
    ・飼い主と愛犬が触れ合ったり見つめ合ったりすることで、癒されホルモンオキシトシンが互いに分泌される。人は犬以外の動物とでもオキシトシンは増えるけれど、人間と触れ合って動物側にオキシトシンが増えるデータは今のところ犬だけ!

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    2025年10月30日
  • 観察する目が変わる動物学入門

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    動物学入門にふさわしい教科書的な本。
    所有している動物行動学の書籍が古く、新しい情報を知りたくなったので読んだ。


    牛の上顎に門歯がなくて、馬の上顎に門歯がある理由が分かった気がする…

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    2022年07月01日
  • 教養としての犬 思わず人に話したくなる犬知識130

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    誰かに話したくなる豆知識がたくさん詰まっていました。歴史についても知ることができて、より犬が大好きになりました

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    2026年03月10日
  • 教養としての犬 思わず人に話したくなる犬知識130

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    犬好きにはタマラナイ本。そもそも犬とは動物の中でどういう位置づけなのか、犬が人間に懐く理由、犬の能力などを科学的根拠を基に解説している。
    また、犬好きが「ウチの愛犬はこんなことまでできる! そう思うのは親バカだから?」と自虐ネタにするようなことも、実際にできることを証明してくれる。
    犬は頭がいい!
    愛情深い!
    飼い主大好き!
    を再認識させてくれる本。
    また、犬種による能力や性格の違いもくわしく解説している。なので、これから犬種を選ぶ人にも役立つはず。
    犬好きでなくても、犬という動物を客観視できるようになるので、日常生活で役に立つと思う。

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    2025年03月17日
  • 教養としての犬 思わず人に話したくなる犬知識130

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    ネタバレ

    全体として表面上をさらりとなぞった豆知識の羅列というスタイルではあるが、犬と人間の歴史にまつわる話や、犬種と遺伝に関する説明等は、充分に説得力があり、読み応えがある。
    実際に犬と暮らしていると、五感を始めとする身体能力に舌を巻いたり知能の高さを思い知って感服したりする経験を日々の生活の中で多々味わうが、それらを裏付ける傍証となる事例がたくさん。
    一般的に体が大きな動物の方が長命だが、同じ種の中に限っては逆になるとか、人間が失ってしまった地磁気を感知する能力があるのではないかという考察とか、銃が発明され狩猟の形が変わるとともに新しいタイプの猟犬が作出されたとか、縄文型と弥生型の分布図はまさしく人間と同じとかいったトピックスがとりわけ印象に残った。
    ただ、「犬はしっぽをバランサーとして使っていない」という主張にはまったく首肯できなかった、経験則として。
    疾走しながらコーナーを曲がる時など、尾を使ってどれほどバランスを取っていることか。

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    2024年08月19日
  • 犬のココロをよむ 伴侶動物学からわかること

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    参考文献くらいつけてほしいなぁ。
    犬好きには何となくすでにわかっていることを科学的に証明したものを紹介しているのだから、特にね。
    そこだけが不満でした。

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    2013年10月08日
  • 犬のココロをよむ 伴侶動物学からわかること

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    犬を使った認知実験がのせられているのが楽しい。
    犬を飼いたくなる本だが、同時に社会的な動物である犬を人間が飼う難しさも感じさせる。
    犬とココロを通わせ合えたらとても楽しいだろう。そのような体験は犬と人間が共に進化したからこそえられるものなのだろう。

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    2013年03月10日
  • 犬のココロをよむ 伴侶動物学からわかること

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    犬について、動物行動学の視点から、認知科学比較行動学的な考察も交えながら、その特性、能力、人間とのかかわりをまとめた本書。

    130数ページの中に、犬が見せる様々な行動の意味するところがポイントを絞って簡潔に記述されている。
    ちょっとしたエピソードやトリビアをコラムとしていくつか差し挟み、犬を飼っている人ならきっとやってみたくなる、自宅でできる犬の能力を試す簡単な実験の紹介がされているところも読者をひきつける。

    前半の犬の能力についての解説は、いままでに読んだ最近の犬研究でいわれていることとほぼ同じ内容で、非常にコンパクトにまとめられているためにやや物足りなくもあるが、後半、犬の起源から進化について、認知科学的考察に入ると俄然面白くなった。

    いくつか印象に残ったことから。

    ・犬と人間の関係は、今までいわれていたような群れの順位の上下関係というより、一つの家族の中での親子のような関係に近い。実はオオカミの群れも家族単位。

    ・犬は人の視線に敏感。人のマテの指示でも、おやつを前に出されると、人が目を開けているときは従うが、目を閉じると指示を破っておやつを食べてしまうことがわかっており、人が目をそらしていると視界に入ってきて遊びの催促をするなど、犬とのコミュニケーションには視線を使ったやりとりが有効。

    ・オオカミのネオテニーとしての犬という考え方はもちろん、人間もある意味ネオテニー的進化をしているという理論は知ってはいた。しかしそれがなぜ「進化」と結びつくのか、今ひとつ納得できていなかったのだが、そのあたりが本書では、とても理解しやすく説明されていた。
    ネオテニーにより成熟しても「遊び」が残る、それによって快情動が生まれ、「快」を得たことによって他者との絆や愛着が深まり、愛着が深まることによって協同行動が強化され繁栄に結びつく。
    人間が、社会的動物の犬と共生するようになり、協同行動をしやすい攻撃性の低さや穏やかさが強化され、遊びが生まれ、愛着がさらに強化され、ともに絆を深めあう「収斂進化」を遂げた、というのである。
    以上から、ネアンデルタール人が滅んだのも、犬との共生がうまくできなかった(化石などから、犬との共生関係がみられない)から、という仮説が成り立つかも、とさえ言っている。

    ・「収斂進化」とは、異なる進化を遂げた生物種が、同じような生活環境下で淘汰をうけることで、その生物種の遺伝的背景にかかわらず、身体的行動的特徴が似てくること。
    確かに、生物学的には別種であっても、同じような環境で暮らすことで見かけが似てくる生き物はよく見かける。そのほうがそこで生きるのに有利に働いて淘汰されるということなのだろう。

    ・心理学で共同注視と呼ばれる、他者の視線や指さしを追ってその他者が示すものに注意を向ける能力が犬にはある。これはチンパンジーにはあまりない能力で、この社会性が人間の伴侶となりえた犬のもっとも重要な能力であるといわれている。
    この共同注視は人間の社会的発達にも重要な役割をもっていることが知られており(自閉症児などは共同注視ができない)、生後間もない赤ちゃんでさえ、母親の視線を追うことが能力として具わっている。人や犬の目に、ほかの動物にはあまり見られない白目が大きな割合でとられているのもこのためである。

    ・この手の犬の行動科学を謳った本には大抵登場するロシアのギンギツネの飼いならし実験。今回も取り上げられていた。そうとう画期的な実験だということなのだろうな。

    ・前半で、犬の行動特性を解析するサイトが紹介されていた。我が家の駄犬も解析!とやってみたところ…「標準的」。
    喜ぶべきなのかもしれないけど…ううん、つまらんなあ…。

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    2013年02月15日
  • 教養としての犬 思わず人に話したくなる犬知識130

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    犬を飼い始めたので。犬という生き物がどうやって人間と関わってきたのか読みやすくまとめられていた。

    ▪️人とオキシトシンループができるのは犬だけ
    これほんとかな。鳥も飼ってるけど、彼らもとても気持ちよさそうにこっちに身を委ねてくれるし、なんなら大好きアピールもしてくれる。でも見つめ合うだけでオキシトシンが出出るようには見えないから、そういう意味では犬だけかも。

    ▪️人間に白目があるのは相手の感情を理解している者がより多く生き残ったからという説を別の本で読んだ。この本には狩猟採集のときにアイコンタクトをしたから白目がある説が書かれてた。なるほど。犬は人間とアイコンタクトが取れる。指さしにも反応できる。

    ▪️犬と幼少期に暮らしていると喘息の発生率が下がるというのは驚き。むしろ上がると思ってた。

    ▪️犬も人間を求めてるというのもびっくり。

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    2026年05月01日
  • 教養としての犬 思わず人に話したくなる犬知識130

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    歴史と犬種についてが詳しく書かれてました。
    行動やしつけ的な要素は少なめですが、犬はヒトを、ヒトは犬を必要としていることがよく分かりした。

    犬とヒトとが見つめ合ったり触れ合うことで出るオキシトシン(幸せホルモン)。それがまた行動を促進させ、より触れ合ったり愛したりするそう。オキシトシンのポジティブループが起こるらしい。そしてそれは、犬とヒトでしかまだ発見されてなく、他の動物とでは起こらないとのこと。
    (ヒトはオキシトシンを感じるが、他の動物にオキシトシン発生が見られないが犬には見られる。)

    互いになくてはならない存在であることがより一層分かる本でした。

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    2024年11月16日
  • ヒト、イヌと語る コーディーとKの物語

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    獣医学者である著者が、自身が米国の大学にいた頃飼っていたスタンダード・プードルのコーディーをモデルにに書いた人と犬とのファミリーヒストリー。
    犬目線と、それを解説するような人間の側からのパートで交互に語られる。ただカワイイ、カワイイだけでなく、動物としての犬の性質もよくわかる。

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    2023年05月14日
  • 観察する目が変わる動物学入門

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    読みやすくて、面白かった。

    ふと公園の鳩を見た時に何を考えているのか無性に知りたくなり、買った。

    動物学が面白いのか、この本が面白いのか
    判断材料が少なくて分からないので★★★
    でも色々勉強になった


    あくびが犬にも移るのはびっくり

    ・ウシは唾液の分泌が1日に100〜200リットル

    ・動物は基本虫歯にならない
    →エナメル質が溶けやすい、砂糖やドロドロしたもの(歯につきやすい)ものを摂らないから

    ・牛の下は40〜50センチほどあり、筋肉が発達している
    ・味覚を感じる味蕾細胞は人には1万個、犬には2千個しかない
    ・ウシは胃を4つ持ってる

    ・ウマは中指の骨だけで体重を支えている

    ⭕️心臓はほぼ真ん中にある
    左心室から全身に強い力で血液を送っているから鼓動が聞こえやすい

    ・哺乳類の動物は15億回鼓動を打つ

    ・緊張した時に相手と戦う必要がある(危機と察知して大量の酸素と栄養を送るから鼓動が早くなる

    ・身体反応から脳へ影響を与える
    悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しい

    ・ウシやウマは2時間  逃げる必要があるため
    植物はカロリーが低いから寝る間を惜しんで食事をする

    ・イルカは泳ぎながら寝られる
    半球睡眠 左目を閉じて右脳は寝る

    ・鳥類は90%が一夫一妻制 
    ・哺乳類は3%ほどが一夫一妻制 
    →卵ではなく、体内で胎児を守っているため、
    オスは暇になってしまう
    母乳に関しても貢献できない

    ・一夫多妻制の動物たちは
    強いオスが選ばれる 立派な体格をしたオス

    ・人は赤青緑の三原色だが
    鳥はさらに紫外線も見れる

    犬やネコ、ブタは青と緑のみ

    ・コミュニケーションズが必要になってきたヒトは白目が見やすい

    ・しつける時は低い声で
    褒める時は高い声

    ・耳が二つあるのは左右の耳に届くわずかな時間からどちらの方向からの音かを感じるため

    ・チンパンジーは人の失敗を笑わない

    ・人は左側に立たれると警戒する

    ・オスネコのペニスには棘がついている
    メスは痛いので
    痛みを和らげるために行為が終わると地面に転がりまわる

    ・ズキンアザラシ鼻の上に皮膚の風船を膨らませて闘う

    ・体の大きい動物ほど長生き
    →捕食される可能性が低いため
    小型の方が体温を奪われやすく、代謝が高い

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    2021年07月27日
  • 観察する目が変わる動物学入門

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    とても読みやすかった。
    高校までの生物でやっていた内容も所々出てきて、記憶を呼び覚ますことができた。
    猫を飼っているので所々出てくる猫の話も非常に参考になった。

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    2021年06月07日
  • 犬のココロをよむ 伴侶動物学からわかること

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    ネタバレ

    犬の持っている能力についての研究や実験結果。内容的にはすでに分かっていることが多かったけれど、一番の収穫は、黒目と白目を持っている動物は、人間と犬だけってこと。目だけを使って合図を送れる。アイコンタクトができる。人間の表情や心を汲み取ることができる伴侶のような犬は、本当に天使のような存在。

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    2015年12月27日
  • 犬のココロをよむ 伴侶動物学からわかること

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    ネタバレ

    内容情報
    [日販MARCより]
    あなたの愛犬への接し方は間違っていないか。犬は言葉を交わせなくても、あなたの意図を全力で知ろうとしている。科学が明らかにした犬の共感力。誰でもできる簡単な観察実験とともに、その最先端の成果を紹介する。
    [BOOKデータベースより]
    あなたの愛犬への接し方は間違っていませんか。犬は言葉を交わせなくても、あなたの意図を全力で知ろうとしています。驚くべき犬のコミュニケーション能力の研究は始まったばかりですが、人間の認知研究にも大きな影響を与えています。簡単な観察実験とともに、その最先端の成果をわかりやすく紹介。
    1 犬との生活を始める(古代人も犬を飼っていた;犬との生活をスタートさせるまえに ほか)
    2 犬の感覚を通した世界(驚異の犬の嗅覚;犬はなんの匂いを嗅ぎ分けているのか ほか)
    3 犬の驚くべきコミュニケーション能力(クンクンとキャンキャンの区別;音の大きさと体の大きさ ほか)
    4 犬の「ココロ」の起源を探る(犬はいつから犬だったのか;オオカミに近い柴犬 ほか)
    5 犬と人を絆ぐ(「収斂進化仮説」;人も家畜化した ほか)

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    2014年08月27日