松井剛のレビュー一覧

  • いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし

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    マーケティングの基本をおさらいした上で、本質的なニード換気の仕方や人間の癖からの感覚的なアプローチも書いてある。
    1つ1つの用語を覚えられてはいないので、再読は必要。

    表紙のフランクさ同様、読みやすいコラム的な文章なので何度でも軽く読める。勉強の導入にいいかも!

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    2019年01月26日
  • いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし

    Posted by ブクログ

    「基本」かどうかはわからないが肩の力を抜いてリラックスしてよむには良い本です。よくある3Cや4P、SWOT分析、STPではなく「人を観る」点についての言説が多い、結局マーケティングで解決したい購買活動の主役は人でしょうから人をいかに観察するかが重要ということなのでしょう。

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    2018年12月08日
  • 欲望する「ことば」 「社会記号」とマーケティング

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    社会記号の4類型
    ①呼称 特定集団を名付ける コギャル、美魔女
    ②行為 従来の常識を変える 断捨離、できちゃった婚、セクハラ 
    ③脅威 解決すべき問題を提示する メタボ、加齢臭
    ④カテゴリー ブランドをつくる クラフトビール、ファストファッション、二郎系ラーメン

    ことばには、物事を

    対象化して
    類型化して
    匿名化する

    役割がある

    社会的要請
    ①呼称ーラベリング 頭の節約
    ②行為ー動機のボキャブラリー 人はわかりやすい説明を求める
    ③脅威ースティグマ 社会的に構築される規範
    ④カテゴリーースキーマ 物事を見るための眼鏡

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    2018年02月09日
  • 欲望する「ことば」 「社会記号」とマーケティング

    Posted by ブクログ

    マーケティングについて学術的な観点をまじえながら解説するが、少しでも言語学をかじったことがあると、当り前のことばかりが書かれているように感じる。
    哲学などの人文学を役に立つ/立たないの文脈で語ること自体が不毛なことであるが、あえてその二元論を用いれば本書は人文学が「役に立つ」ことをあらためて証明したということになるだろう。
    ただいくつかおもしろい発見はあって、たとえば社会記号の生成に雑誌が大きな貢献を果たしていることなどは興味深く読んだ。
    あ、あとAIは過去や現在のデータから消費者の傾向を探ることはできるけど、真のインサイトを発見して次のブームを生むことはできないっていうのはなるほどとおもった

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    2018年02月17日