松井剛のレビュー一覧
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マーケティングを学んだことない人に特にお勧め。
1つのチャプターにつき、1単語の専門用語の解説の形になっており、専門用語の解説が多くて、とてもためになる本でした。
一橋大学の教授の方が著者ということもあり、本を手に取った時は堅苦しいイメージがありましたが、本を読んでみるとラフでフレンドリーな解説...続きを読むPosted by ブクログ -
女子力,美魔女,おひとりさま,加齢臭のような「社会記号」を研究者の視点,博報堂出身のマーケターの再戦前から見た視点の両方から説く.
・社会記号はサラリーマンが作っている。
・社会記号は欲望の権化である
・兆候,言語化,発進,共感・拡散,市場形成,応用
・ネット書店とリアル書店の違い
統計学者...続きを読むPosted by ブクログ -
なるほどいつの間にか「社会記号」となっている「ことば」は確かにたくさんある。それを創り出すメディアの特性も語られており、結果としてそのことばと結びつくカテゴリーNO.1ブランドが出来ていくその理由も納得いくものだった。「社会記号」を企業単独の力で創り出すことは難しいが、しかし消費者の顕在化していない...続きを読むPosted by ブクログ
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とりあえず一周読んだった〜!
社会記号となった言葉たちがどのように生まれてきたか、具体例も交えて丁寧に書いてあって読みやすかった。
社会記号を作りたいとしたら、人を観察するしかない。欲望のありかを探し続けるしかない。と考えた。「欲望を持つ人」に憑依するために自分が何かの欲望を持ってるのが大事だろうな...続きを読むPosted by ブクログ -
・メディアは企業の宣伝ではなくあくまでと世の中の変化を伝えるニュースを報じたい
・モノを売るには言葉もまた売らなければならない
・社会記号の裏には「人々の欲望の暗黙知」が反映されている→インサイトの発見と同義
・欲望というものは自存するのではなく「それを満たすものが目の前に出現した時」発動する。さら...続きを読むPosted by ブクログ -
「社会記号」に着目したマーケティングと消費者行動論に関する本。
本書を読むと、世の中にいかに社会記号が多いか、またこれら社会記号がマーケティングに活用されてきたかがよく分かる。
極端な話、いかに良い製品を作っても、それが社会記号として成り立たなければ、消費者が受け入れず売れないのではないかとさえ...続きを読むPosted by ブクログ -
流行は人為的には作れないけれど、流行る確率を高めるコツはあるらしい。
日頃、「差別化」を意識しすぎている自分に気づいてしまった。
そうではなく、もっとど真ん中を狙った方が良いのかも。
前例のない言葉は広まりにくく、概念を上書きするような言葉は広まる。至言。Posted by ブクログ -
日々を楽しむための実用書に思う。
もちろんマーケティングに携わる人間にとって、分かりやすくすぐに仕事に活用できる参考書になるが、
ニュースやSNS、書籍や雑誌から得られる1つの言葉に当てはめることで、毎日が少し楽しく興味深くなる一冊。Posted by ブクログ -
この本が出てからもう3年以上経って、状況は変わってるし、本書に出てくるいくつかの流行言葉には嫌いなものもあったけど、社会記号の発生の仕方は純粋におもしろいし、ためにもなった。
わたしも最もクールな職業は「データサイエンティスト」ではないと思う。
データに基づいて作る記事って何にも面白くないんだよ...続きを読むPosted by ブクログ -
社会記号、面白い。
世の中に広がっていく言葉は、社会的に需要がある言葉。言葉を通じて、理解されるようになる事象。
世の中の違和感に気づき、言葉にできるようになりたい。Posted by ブクログ -
マーケティングに関する様々な用語を、たくさんの小話でわかりやすくまとめた好著。
マーケティングはモーケティングという言葉から始め、とても低い期待度に読者を置いたうえで、話の終わりにはきちんと読者に新しい単語を理解させる。そうした形で53の小話があっという間に読める。
また読み返したいと思える本でした...続きを読むPosted by ブクログ -
ビッグデータでインサイトはつかめない
雑誌は読者のインサイトを発見して言語化し、社会記号として提案する。美STは「美魔女」という言葉で、読者が心の奥底では望みながらもうまく言語化できなかった欲望を新しい価値観として提案した。ビッグデータは顕在化している欲望(夏になるとダイエットで検索する人が増える、...続きを読むPosted by ブクログ -
「加齢臭」「女子力」「イクメン」「草食男子」「ロハス」「おひとりさま」「コギャル」「エビちゃんOL」「シロガネーゼ」「美魔女」「できちゃった婚」「朝活」「リア充」「ハリトシス」「ブロモドシス」「アシドシス」「ホモトシス」「臭活」「スメハラ」「癒し」「イケダン」「ちょいワルおやじ」「カエルコール」「朝...続きを読むPosted by ブクログ
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社会記号とは、世の中に新しく生まれたニーズや欲望を捉えて言語化したもので、それが定着することで一般名称となり、新たな文化や大きな市場を創造することがある。そのため「社会記号についての知識や理解は、マーケターや広報担当者、それに商品開発者には欠かせない」と著者の嶋浩一郎氏は述べる。
共著者でマーケテ...続きを読むPosted by ブクログ -
参考になった箇所
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新しいものが普及するかどうかのポイント
1 適合性
価値観にフィットするか 食洗機
2 施行可能性
実際に試すことができるか エナジードリンク
3 複雑性
機能を理解できるか
4 観察可能性
新しいものを使っている人がメリットを得ているか
その姿を観察できるか
5 ...続きを読むPosted by ブクログ -
普段気にしないことが、消費のための一助となってることを知れた。
小話的で面白い。
マズローの欲求改装理論は思うところがあったPosted by ブクログ -
小噺としては面白い。授業で話を聞くともっと面白でしょう。
世の中をマーケティングの目で見ると新しいことに気づくかもと思わせる内容ですが、あまり残っていない。。。Posted by ブクログ -
小咄的に世のなかのいろんなことをマーケティング視点で解説している。とっつきやすくてマーケティングの敷居を低くするのにいいかも。
マーケティングってどうもよくわからない世界な感じで、どこから手をつけていいのか、どう身に着けていいのかわからなかったこともあって、超初歩的な感じのするこの本を読んだんだけど...続きを読むPosted by ブクログ -
⚫マーケティングとは、ありがとうとお金の両方をもらうこと
⚫商品の本当のターゲットを見抜く。テキ屋のラブリーヨーヨーのターゲットは子供ではなく、無条件に孫を満足させる時間を欲するおじいちゃんだった。
⚫ドリルを売りたいなら、穴を開ける用事を作れ
⚫商品のターゲットを定めるということは、同時にそれ以外...続きを読むPosted by ブクログ