岡崎守恭のレビュー一覧

  • 墓が語る江戸の真実(新潮新書)

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    藩主と側室の墓が寄り添う。正室なのに墓は別の寺・・・墓が語る
    肉親の、兄弟の、夫婦の、そして同志たちの愛憎と恩讐の物語。
    第一話 死んでもお前は隣ーお由羅と島津斉興
    第二話 死んでも母が一番ーお江と徳川忠長
    第三話 死んでもお前は別ー鷹司孝子と徳川家光
    第四話 死んでも穴から見てるー春日局と淀藩稲葉家
    第五話 死んでも思いは豊臣ー松平秀康と越前家
    第六話 死んでも落ち着けずーお保良と柳沢吉保
    第七話 死んでも兄上が上ー前田利久と利家
    第八話 死んでも見捨てられずー高尾太夫と榊原政岑
    第九話 死んでも悪評は続くー藤堂高虎と徳川将軍家
    第十話 死んでも戒名に差別ー寺坂吉右衛門と赤穂義士
    墓所の配置

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    2018年12月25日
  • 遊王 徳川家斉

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    べらぼうに触発された事もあるが、色好みの君主に興味があり読んでみた。
    田沼〜松平の政治や、御三家〜御三卿の流れなど、歴史初心者によくわかる詳しい(くどい?)解説で良い勉強になった。
    どうやら家斉というのは、魅力的な人たらしだったようで、長きにわたって(統治はせず)君臨した様子がよくわかった。

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    2025年11月09日
  • 墓が語る江戸の真実(新潮新書)

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    ネタバレ

    墓石や墓のエピソードを元に、10篇の話を盛り込んだ読みやすい一冊。
    話があちらこちらに飛ぶところがあり、頭の整理を余儀なくされるが、それ以外は非常にまとまっている印象。

    メインのエピソードはよく知られたものだけど、
    意外と知らないものもあり、興味深い。
    島津斉興とお由羅の墓が隣合わせなのに、子どもをたくさん残し、優秀だった正室の墓が遠いというのもなんだか切ない話。
    結城秀康の墓がある寺の門の裏が豊臣の家紋とは知らなかった。徳川には複雑な思いもあったんだろうか。優秀だっただけに余計にかも…。

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    2023年10月29日
  • 墓が語る江戸の真実(新潮新書)

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    <目次>
    第1章  死んでもお前は隣
    第2章  死んでも母が一番
    第3章  死んでもお前は別
    第4章  死んでも穴から見てる
    第5章  死んでも思いは豊臣
    第6章  死んでも落ち着けず
    第7章  死んでも兄上が上
    第8章  死んでも見捨てられず
    第9章  死んでも悪評は続く
    第10章  死んでも戒名に差別

    <内容>
    元新聞記者、それもどちらかというと政治部が主の前歴。あとがきにあるが、引退した実業家などの集まりで、歴史のうんちくを語ったところからこの本ができたという。歴史の専門家ではないが、よくある専門家っぽい筆致ではなく、アマチュアですよという感じは好感が持てる。墓からと言いながら、その人

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    2023年08月27日
  • 墓が語る江戸の真実(新潮新書)

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    加藤 徹(中国文化学者・明治大教授)の2018年の3冊。今も残る墓を手がかりに、島津斉興、お江、徳川家光、春日局、松平秀康、柳沢吉保、前田利家、高尾太夫、藤堂高虎、赤穂義士らの隠れた愛憎と恩讐おんしゅうを読み解く。

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    2018年12月31日
  • 自民党秘史 過ぎ去りし政治家の面影

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    ネタバレ

    させて頂く が一番面白かった。
    そういえば、「質問させて頂く」ってよく言ってる。
    「質問いたします」とは言わない。

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    2018年03月04日