岡崎守恭のレビュー一覧
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藩主と側室の墓が寄り添う。正室なのに墓は別の寺・・・墓が語る
肉親の、兄弟の、夫婦の、そして同志たちの愛憎と恩讐の物語。
第一話 死んでもお前は隣ーお由羅と島津斉興
第二話 死んでも母が一番ーお江と徳川忠長
第三話 死んでもお前は別ー鷹司孝子と徳川家光
第四話 死んでも穴から見てるー春日局と淀藩稲葉家
第五話 死んでも思いは豊臣ー松平秀康と越前家
第六話 死んでも落ち着けずーお保良と柳沢吉保
第七話 死んでも兄上が上ー前田利久と利家
第八話 死んでも見捨てられずー高尾太夫と榊原政岑
第九話 死んでも悪評は続くー藤堂高虎と徳川将軍家
第十話 死んでも戒名に差別ー寺坂吉右衛門と赤穂義士
墓所の配置 -
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 死んでもお前は隣
第2章 死んでも母が一番
第3章 死んでもお前は別
第4章 死んでも穴から見てる
第5章 死んでも思いは豊臣
第6章 死んでも落ち着けず
第7章 死んでも兄上が上
第8章 死んでも見捨てられず
第9章 死んでも悪評は続く
第10章 死んでも戒名に差別
<内容>
元新聞記者、それもどちらかというと政治部が主の前歴。あとがきにあるが、引退した実業家などの集まりで、歴史のうんちくを語ったところからこの本ができたという。歴史の専門家ではないが、よくある専門家っぽい筆致ではなく、アマチュアですよという感じは好感が持てる。墓からと言いながら、その人