獣神サンダー・ライガーのレビュー一覧

  • 獣神サンダー・ライガー自伝 完結編【電子限定特典付き】

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    ♪燃やせ燃やせ 怒りを燃やせ~

    「怒りの獣神」のテーマ曲が流れると、会場は一気にヒートアップ。

    超満員の時も、冬の時代と呼ばれ閑古鳥が鳴いた時も。

    平成の新日本プロレスには、獣神サンダー・ライガーがいた。

    2020年1月4日・5日、東京ドーム大会2連戦での引退試合が発表された。

    華やかな引退ロードが始まるかと思いきや、一人の男が立ちはだかった。

    「なに勝手に楽しく余生過ごそうとしてんだよ。テメーが生きる場所リングの中なんだよ!」

    「プロレス王」にして「世界一性格の悪い男」--鈴木みのる。

    乱入。
    セコンドへの乱暴。
    そして、マスクはぎ。

    越えてはいけないラインを越えてきた鈴木

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    2020年08月27日
  • 獣神サンダー・ライガー自伝 完結編【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    3年ほど前にレビューした
    獣神サンダー・ライガー自伝・上下巻に続く3冊目は
    「完結編」。下巻では2000年から2017年までのラ
    イガーを振り返る内容だったのだが、今回はそこから
    引退までのストーリー。

    基本は前半がライガーへのロングインタビュー、後半
    が引退試合に絡んだ選手たちとの対談。唯一、最後の
    相手だった高橋ヒロムのみ、単独でインタビューに応
    えている。

    ライガー関連では引退記念で各種の書籍がリリースさ
    れ、ほぼ全てを読破してきたが、どうやらこの作品で
    打ち止め。決定版と呼んでおかしくない内容になって
    いる、と思う。

    ・・・やっぱりライガーは最高のプロレスラーであると
    同時に、人

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    2020年04月13日
  • 新日本プロレスブックス 獣神サンダー・ライガー自伝(下)

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    「僕はレジェンドって呼ばれるのがイヤなんですよ。いつでも重要なのは“いま”であり“これから”なんで」

    自伝の下巻は2000年からスタート。

    時は総合格闘技の大ブーム。

    1972年の創立以来「キング・オブ・スポーツ」を標榜してきた新日本プロレスに試練の時代となる。

    「新日本の狂った季節」のなかでも、リング上で勝負をし続けていく。

    総合格闘技団体パンクラスでは、かつての後輩 鈴木みのると一騎打ち。

    これが鈴木のプロレス復帰のきっかけになり、そして引退発表後の2019年10月14日に両国国技館で再戦が組まれた。

    時空を超えた男と男の勝負に、全世界のファンが涙した。
    リングを囲むレスラー

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    2019年12月13日
  • 新日本プロレスブックス 獣神サンダー・ライガー自伝(上)

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    2020年1月4日、5日に連日開催される新日本プロレス東京ドーム大会。

    平成を駆け抜けた名レスラーの引退試合が行われる。

    獣神サンダー・ライガー。

    自伝上巻では、1964年の誕生から2000年までの活躍が記される。

    ジュニアヘビー級の開拓者「炎の飛龍」藤波辰巳に憧れた少年は、プロレスラーになるため高校卒業後単身メキシコへ。

    身体が小さく入門基準に満たないため、まずは軽量級のプロレス王国での活躍を期してのことだった。

    異国の地で新日本プロレスの「鬼軍曹」山本小鉄と運命的な出会いを果たし、晴れて新日本プロレスに入門。

    厳しい練習で自身を鍛え上げ、念願のデビューを果たす。


    海外武者

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    2019年12月13日
  • 新日本プロレスブックス 獣神サンダー・ライガー自伝(下)

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    ネタバレ

    ライガーの自伝、待望の下巻。
    前巻は山田惠一としてのデビューからJ-CUP時代の1999年
    までのエピソードで構成されていたが、今回は2000年から
    現在までのお話。

    個人的に「凄い!」と思ったのは、この中に出てくライガ
    ーの話の中にピンと来ないモノが一つも無い、ということ。
    すれっからしのマニアを自称し、プロレス検定2級を所持
    する僕ですら、知識がすっぽり抜けている時代があるのだ
    が、ことライガーに関してはその全てを鮮明に思い出せち
    ゃうのだから凄い。僕の中で獣神サンダー・ライガーがい
    かに特別なプロレスラーなのか、改めて確認した次第。

    「ライガーの偉大さ」を手っ取り早く体感したいのであ

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    2017年11月07日
  • 新日本プロレスブックス 獣神サンダー・ライガー自伝(下)

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    文字通り、ライガー選手の自伝の後編。

    主に2000年以降の活躍について記されているのだけど、面白かったのは最後の永井豪との対談とご家族(嫁&子供)のインタビュー。
    家族はライガーファンではないみたいけれど、やはりレスラーとして尊敬されてて、何より愛されてることを感じた。

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    2018年01月15日
  • 新日本プロレスブックス 獣神サンダー・ライガー自伝(上)

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    獣神サンダーライガー選手のデビュー前から1990年代までをインタビュー形式で振り返ったもの。

    自分が見てた頃の新日ジュニアを振り返っていたので、懐かしくて面白かった。

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    2017年11月25日
  • 新日本プロレスブックス 獣神サンダー・ライガー自伝(上)

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    ネタバレ

    “リビングレジェンド”という言葉が
    誰よりも相応しいプロレスラー、獣神サンダー・ライガー
    の自伝。新日本プロレスのスマートフォンサイトで連載さ
    れていたインタビュー集を加筆・訂正し、さらに素顔の
    山田惠一時代を加えたモノ。

    ライガーが山田惠一としてデビューしたのは1984年のこ
    とだから、そのキャリアは30年を余裕で超えている。
    同じようなキャリアの選手は他にも居るが、決定的に違う
    のはライガーが今も第一線である、ということ。例えば今、
    IWGPジュニアヘビー級選手権が他団体に流出するようなこ
    とがあれば、ファンからは絶対にライガー待望論が起こる
    ハズ。本人も認めている通り、体力や技術では今

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    2017年09月08日
  • 新日本プロレスブックス 獣神サンダー・ライガー自伝(上)

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    ジュニアヘビー級の生きる伝説。バラエティー番組などでおなじみだが、世界中のどのリングに上がっても観客が沸き、選手らがあこがれる存在。エンターテイメントな外見と試合をしつつ、懐に持つ"強さ"を磨きあげる、といった、昭和のプロレスファンに嬉しい価値観をお持ちで、氏の視点から見た新日本プロレスでの出来事に対する見解は、とても納得感が深い。
    氏は、ジュニアヘビー級という、興行のメインではないポジションだが、それを自由度として活用し、団体を超えた選手によるトーナメントや、各団体のチャンピオンを集めた統一王座イベントなど、数々の仕掛けをしてきた。これらの実績は、もっと評価されてよい。

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    2018年01月14日