真野朋子のレビュー一覧

変身写真館

真野朋子

どんな女性も大胆に美しく変身させてくれる写真スタジオ。そこを訪れる女性たちの連作短編。夫の浮気が原因で離婚することになった彩夏。女優の卵の玲。容姿に自信がない地味な教師の友佳里。美しく変身した写真で前向きな気持ちになれて人生まで明るくなる写真の力すごい

ぎりぎりの女たち

真野朋子

この人の作品初めて読んだけど、ほんとに凄いと思ったのは、様々な年齢で様々な立場や境遇から物事見れるし、女性の気持ちをがっつり掌握してるなあと感じた。
不倫してる女の人から、処女、アラフォーのバリキャリの独女、結婚間際だけど昔の同級生に心惹かれたり。
この全てにかなり共感してしまった。
あるある、こういうこと！
という場面がかなりあった。
特に共感した部分は、処女を捨てたい余りに焦って行きずりの40過ぎたオヤジに身体許そうか迷ったり、本当は別の人に心があるのに弁護士の妻という肩書きの為に結婚していいのか迷ったり、アラフォーでお気に入りの男の子いるのに、ブチられて焦ってる場面だとか。
あああ、わかるー。こういう気持ちになる時あるある！
男の人ってこうだよなあ
と自分の気持ちを代弁してくれてるようでスッキリ。この人の本他にも読んでみたい。

日曜日の女たち

真野朋子

とても読みやすかった☆☆☆
会話形式がメインなので、すんなり読み終わった♪
内容はあまりない…
浅い。
けど、とにかくリラックスして読めた本なので星4つ♪

やめられない女たち

真野朋子

再読。
29歳の早希は申し分のない結婚をドタキャンしてしまった。これが三回目だ。いつも直前で躊躇してしまう・・・。「理想の人は見つかりましたか?」
不倫、年下男など6人の女たちのやめられない物語。

「一度も会ったことのない人と恋愛できますか？」
海外アーティストにハマり、帰宅するとまずPCを立ち上げ情報集め。海外のファンクラブに入り、海外のファンサイト・掲示板は辞書とともに解読し、ネットで知り合った人たちと交流する。
恋愛はなかったけど、一部始終がまるでかつての自分のようだった。

ぎりぎりの女たち

真野朋子

再読。
6年半不倫を続け32歳になった蓉子。もう後がない彼女は、3ヶ月後のクリスマスまでに決着をつけたい、不倫相手に詰め寄るが・・・。「その不倫、やめられますか?」
不倫、結婚、出産、更年期など、ぎりぎりタイムリミットを迎えた7人の女たちの物語。

よくある展開と思っても面白かった。
タイトルのつけかたも面白い。

身ごもる女たち

真野朋子

実際に結婚を前にして、「子供を授かるってどんな気持ちなのかな」と思いふと手にしてみた本。
不倫の相手との子を授かった女性、不妊治療の末やっと出来たがいざ妊娠すると戸惑い始める女性など、色んな思いを抱いた妊婦たちの短編集。

読みやすく、最後はどれも心暖まる話で良かった。

変身写真館

真野朋子

爽やかな読後感。

変身と言う事で自分の見た目を変える事なのだが、結局は「心」「考え方」「物事の捉え方」が変わることなのだな、、、と改めて思いました。
私もちょっと鏡の前に立つ時間を少し多くしようかな♬

夫と妻と女たち

真野朋子

すいすい読めた。男ってみんなこんな？実際自分の身近にいたら鬱陶しいかもしれないけど、小説だからバカだなぁと思いながら楽しく読めた。
結局は妻が１番強いというお話。

日曜日の女たち

真野朋子

誰が誰だかわかんなくなるけど
そんなの関係なしに、わぁーって読める。

なんてか、えぐられる感じ。

ぎりぎりの女たち

真野朋子

2005年11月25日購入
痛い内容にも思えた。女としての賞味期限とか、不倫・妊娠・中絶。ぎりぎりの”その時”本当に後悔しない答えなんて選択できるのかな

わたしと、わたしの男たち

真野朋子

20からアラフィフまでの恋の話。
きっと、この先もいろいろあるんだろうな！

いいことばかりじゃないけど♪
何もない人生もつまらない…

変身写真館

真野朋子

主人公たちは、美しく変身した自分を見ることで、自分の内に秘められたものが引き出され、実生活で自分が置かれている問題にも向き合うことができたのではないかと感じました。

今の時代は、アプリで簡単に写真を加工することができますが、実際にヘアメイクし、プロのカメラマンに撮ってもらうことこそが、内面から変身するのに必要な過程となるのではないかと思いました。

私も変身写真館で変身してみたいなと少し思いました。

夫と妻と女たち

真野朋子

悪くない。
いらいらしながらも、楽しく読めた。
ーーー
付き合って三年になるモデル、大胆に誘惑する若い女子社員、かつての年上の恋人、一夜だけの激しいセックスをしたゆきずりの女、そして妻……。三十四歳の純一は、外の女たちも家庭も上手に「両立」させているつもりだった。けれども、女たちは純一の本心などお見通しで……。男と女の本音と建前が交錯する、エロティックでリアルな恋愛小説。

身ごもる女たち

真野朋子

タイトルからして妊娠適齢期に読めば共感できただろう。妊娠は女性にとって人生で与えられた一定期間に可能な体験であり、近年はその体験をせず人生を終える女性も多い。だか産む、産まないの選択ができるようになり生き方も多様化している現代においても出産は一大イベント出あることは間違いない。

身ごもる女たち

真野朋子

子どもを授かった女性たちのお話。
それぞれ違う状況で、それぞれの思いがあって…不倫相手の子どもを授かった真悠子の話は、それで納得できたの？そんな相手で大丈夫？って心配してしまうビミョーな話でした。

大人恋 恋に落ちた妻たち

真野朋子

ネットのコミニティーで知り合った5人の女性の不倫の話
希美…旦那に浮気されていたが、自分も偶然出会った男性とW不倫の関係に…
麻也子…二十年ぶりに会った高校の同級生とW不倫に…
亜里…何人ものボーイフレンドと遊んでばかりいたが、『本物の男』を見つけたが…
千奈津…年下の職場の男の子とプラトニックな関係に悩む…
志織…自分の不倫が原因で離婚していたが、5年後別れた旦那（離婚後若い女性と再婚）と不倫の関係に…

日曜日の女たち

真野朋子

不倫中の女5人、それぞれの物語。不倫だけど、そんなには泥沼ではなく、いろいろなパターンがあって短編のように進むから読みやすい。最終的な結末がほぼ出ないから物足りなさが残る。

変身写真館

真野朋子

変身願望はきっと誰にでもあるのだろう。いつもの自分とは違う姿になって写真をとってもらう。それだけと言えばそれたけど、きっとそれで変わる気持ちがあるのだろう。
2015/4/12

妻と夫と男たち

真野朋子

嫌いではなかった。。
なんとなく、「あーわかるー」な
感じかなあ。
しかし、同僚の夫で「人妻大好き」な輩は
生殖器を切り取ってやりたい。ｗｗ

変身写真館

真野朋子

変身写真を撮ることで人生までも少しだけ変えてしまう。そんな不思議な写真を撮ってくれる写真館を舞台にした連作。

第四話の最後には驚いた。第五話へのつなぎもそうなるのかと。
女性は誰でも美しくなれると勇気をあたえてくれる作品。