あらすじ
六年半不倫を続け三二歳になった蓉子。もう後がない彼女は、三ヶ月後のクリスマスまでに決着をつけたい、と相手の道明に詰め寄る。だが、離婚に同意した妻が出した意外な条件に、蓉子は動揺し……(「その不倫、やめられますか?」)。結婚、出産、更年期etc.ぎりぎりのタイムリミットを迎えた七人の女たちの、切実な闘いを描いた勇気が出る小説集。
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Posted by ブクログ
この人の作品初めて読んだけど、ほんとに凄いと思ったのは、様々な年齢で様々な立場や境遇から物事見れるし、女性の気持ちをがっつり掌握してるなあと感じた。
不倫してる女の人から、処女、アラフォーのバリキャリの独女、結婚間際だけど昔の同級生に心惹かれたり。
この全てにかなり共感してしまった。
あるある、こういうこと!
という場面がかなりあった。
特に共感した部分は、処女を捨てたい余りに焦って行きずりの40過ぎたオヤジに身体許そうか迷ったり、本当は別の人に心があるのに弁護士の妻という肩書きの為に結婚していいのか迷ったり、アラフォーでお気に入りの男の子いるのに、ブチられて焦ってる場面だとか。
あああ、わかるー。こういう気持ちになる時あるある!
男の人ってこうだよなあ
と自分の気持ちを代弁してくれてるようでスッキリ。この人の本他にも読んでみたい。
Posted by ブクログ
再読。
6年半不倫を続け32歳になった蓉子。もう後がない彼女は、3ヶ月後のクリスマスまでに決着をつけたい、不倫相手に詰め寄るが・・・。「その不倫、やめられますか?」
不倫、結婚、出産、更年期など、ぎりぎりタイムリミットを迎えた7人の女たちの物語。
よくある展開と思っても面白かった。
タイトルのつけかたも面白い。
Posted by ブクログ
2005年11月25日購入
痛い内容にも思えた。女としての賞味期限とか、不倫・妊娠・中絶。ぎりぎりの”その時”本当に後悔しない答えなんて選択できるのかな
Posted by ブクログ
いろんなギリギリの女たちの話。
ギリギリって痛いなーと。読んでいて、何とも言えないきつさもある。
もちろん面白くもあるのだが。
ぎりぎりの中でする決断にはより人柄が出るような気がする。
そういう時、本当に自分の心に沿った決断ができるようでありたいと思う。
Posted by ブクログ
タイトルのあまりの痛さに衝動買い。
こうして考えると女って賞味期限と言うか
タイムリミットが男よりはるかに多いことに気づく。
結婚、妊娠、仕事に出産、下世話だけど処女喪失etc。
ぎりぎりの場所にいながらもそれでも女たちは答えを出す。
だから女は強いのか?
だから女は強くないといけないのか?
私もがんばらないとねー。